わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (3/19~3/25お届け分)

僕は生徒会長をしていた中学3年生の時にPTAの役員をされていた酒屋のご主人からアルバイトを頼まれ、高校3年間バイトを続けてそのまま就職し、23歳で結婚を機に酒屋が営む居酒屋の店長に抜擢され、友人に頼んで大阪市中央卸売市場に食材の目利きを兼ねて仕入に毎朝早く起きて(今でも4時20分起床)通いました。例えば腹に餌を持つ魚は鮮度落ちが早く、臭みもでるなど素人には見極めが出来ません。これは魚介だけでなく米も青果も肉も同じです。美味しい料理は食材が一番。その次に食材に合わせた調理です。34年間全国各地を回り自分の目と舌で確かめ頼み込んで買い付け、地元の専門調理会社に作って頂いた逸品を主菜・副菜・副々菜の「1食:三菜セット」でお届けしています。それでは今週お届けする献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「宮城県産 はまちの煮付け」です。宮城県石巻漁港水揚げのはまち(関東ではイナダと呼びます)を地元食品製造加工のミノリフーズさんにて塩分濃度3%の昆布水に漬け込んで90度20分の低温真空調理で仕上げてもらいました。味が良く染み込んで、身がふっくら。ほぐした身をだし汁に浸けて食べると美味しいです。近海の魚を鮮度よく加工調理すれば臭みなく食感も良くて美味しいのです。副菜には「かぼちゃとしろ菜のあんかけ」と、ビタミンCや葉酸など栄養たっぷりの春野菜である菜の花をいれてまろやかに仕上げた「菜の花とこんにゃくの白和え」をセットにしました。

2食目の主菜は、「境港産とろイワシの梅煮」です。昭和30年島根県隠岐の島より鳥取県境港に渡り水産品の製造を始めた小倉水産食品さんに骨を気にせずに食べられるように焼き上げてから秘伝の煮汁と一緒に個包装真空調理しました。骨が殆ど気にならない程柔らかく、全く臭みも無く、いわし嫌いの僕が美味しいと好んで食べる梅煮です。梅干しのクエン酸が、代謝を活発にさせ、疲労回復につながります。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」と山形県村山地方の郷土料理で野菜細かく刻んで調味料でからめて生のまま手軽に食べられる「山形のだし」をはじめて副菜にセットしました。ごはんの上にのせて食感をお楽しみください。

3食目の主菜は、「国産牛肉の牛丼の具」です。定番単品商品でも人気の牛丼の具を今回主菜に取り入れました。国産牛肉を食べやすい薄さにスライス。甘みの強い淡路島産の玉ねぎは牛肉の味を引き立てています。みりん、酒、しょうゆだけでシンプルに調味してあります。熱いうちに生卵を落して食べても美味しいですよ。ご飯にかけず牛皿としてもおすすめです。副菜には、鉄分や葉酸が豊富なほうれん草と、ビタミンやミネラルが豊富な卵を使った「ほうれん草と椎茸の卵とじ」と和歌山県湯浅の天日干ししらすをおろし大根で絡めた「しらすおろし」をご用意しました。免疫力を高める効果が期待できる、しらすのたんぱく質と、しめじに含まれる食物繊維は、一緒に食べると風邪予防にも効果があるそうですよ。

4食目洋食メニューの主菜は、「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ」。宮崎の食材を宮崎県西都市で創業された県内有数の畜産精肉加工販売まで手掛ける中村食肉さんに作ってもらった逸品。黒毛和牛と黒豚を黄金比率で練りこみ、洋食屋やレストランで出されるような味を楽しめます。副菜には、彩りが鮮やかな「ほうれん草とコーンの炒め物」と、添えとして、「北海道産じゃが芋ポテトフライ」をご用意しました。学生の頃ロイヤルホストで良く食べた定番メニューを再現しました。

5食目主菜は、「大山豚とキャベツの味噌炒め」です。良質な伏流水で育てられたので臭みなく豚肉の旨味成分イノシン酸とキャベツの旨味成分グルタミン酸と発酵食品の味噌の旨味の相乗効果で美味しくて栄養価の高いメニューです。副菜にはゴマ油香る炒め物「トマトと卵の中華風」と、甘味が引き立った「ふかしさつま芋」をセットにしました。

来週もお楽しみに!

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