高知県四万十土佐佐賀漁港チダイの煮付け、青森県八戸漁港の真イカの照焼、無添加!

2019年6月17日(月)今日は大阪市西成区で創業94年の矢田健商店さんに調理いただいた冷凍惣菜の試食です。1品目は、先月訪問した高知県四万十地区 土佐佐賀漁港で水揚げされたチダイを、直ぐに氷詰し、自社冷蔵トラックで大阪市中央卸売市場まで運び、鮮魚仲卸大手の利州さんで内臓と鱗を取除き、矢田健商店さんで濃口醤油・みりん・砂糖・清酒だげで煮付けた化学調味料無添加の「高知県産チダイの煮付け」です。小骨も少なく、食べ易くて、だしが染込んで美味しいです。

2品目は、青森県八戸漁港水揚の真イカを大阪市中央卸売市場 塩干仲卸大手の三恒さんから仕入れて照焼にしてもらいました。先月販売したスルメイカの照焼は一瞬で売切れたので、この「八戸漁港の真いかの照焼」も楽しみです。他に天ぷらやフライや根菜と炊合せる等おかずセットにも使いたいと計画しています。



3品目は、神戸帝人畜産さんの神戸ビーフの挽肉を使い、メンチカツを作ってもらいました。先週は140gと60gを試食、今回は100gサイズで作ってもらいましたが、平たくして面積が増えた分、衣が付き過ぎて揚げムラも出来、カラっと揚っていません。玉葱を3分の1にカットし直して、楕円形に作り直し、最初170℃で揚げてて、浮かんで来たら190℃にして回転させて揚げ、ムラを無くし、ブラストチラーで急速冷却して冷凍するようにお願いしました。



4品目は、大阪名物「肉すい」を国産牛のバラ肉スライスをボイルし味付けして、和風だしに豆腐とネギを加えてシンプルに作ってもらいました。大阪名物として「お好み焼き」「たこ焼き」「串カツ」最近では「生姜のてんぷら」「とん平焼き」が有名になって来ましたが「肉すい」も紛れもなく大阪発祥のご当地グルメです。簡単に説明すると「肉うどんのうどん抜き」で昭和30年代に大阪難波花月近くのうどん屋で当時吉本新喜劇の座長の花紀京さんが「肉うどん、うどん抜き」を注文したことから「肉すい」が誕生したと聞きます。今回はカップ入りでレンジで簡単に食べられるようにしました。レンジで簡単に食べていただけます。
ちなみに肉吸い発祥の店として知られる難波花月近くの「千とせ」さんは観光客にも大人気だそうで、肉すいと玉子がけご飯のセットがお奨めとの事で、僕も一度行ってみようと思います。



5品目は先程の高知県四万十町に訪問した際に行列が出来る「満州軒」の「ジャン麺」を参考にして、あんかけ玉子とじ具付醤油ラーメンを作ってもらいました。チャーシューが乗っているので豚バラ肉の細切れとニラを刻んで加えるようにお願いしました。少しラー油も足して欲しいと思いましたがそれ以外は濃厚でトロウマに仕上がっています。



今日も定時で仕事を切り上げ、自宅最寄り駅前のフィットネスクラブ「テップネス」阪急塚口店に立ち寄り、汗を流して自宅に戻り、たった5分の時短調理夕食おかずセット健幸ディナーを食べました。本日の献立は富山県の玉子焼き専門製造会社三和製玉さんの「天津玉子焼き」を主菜に「茄子のチリソース煮」と「キャベツと千切ゴボウの胡麻ドレッシング和え」のセットです。美味しい玉子焼きをと思い全、国色々探している中で見つけた全国各地の飲食店や寿司屋さん・デパ地下・食品スーパーに厚焼き玉子からオムレツまで玉子に特化して製造卸をされている三和製玉さんの天津玉子焼きはトロっとした食感で本当に美味しいです。国産牛合挽肉を加えたミニオムレツも作ってもらい、じゃが芋・人参を加えてデミグラスソース煮込みも作っているので楽しみです。手焼きの錦糸玉子焼きをカットせずバラ寿司を巻いた「京のバラ寿司巾着包み」も現在仕込んでいます。


えさきのお弁当、伊勢丹新宿本店屋上で試食、名前通りの新懐石弁当に感動!

2019年6月13日(木)今日は朝一番の新幹線に乗ろうと思い、JR塚口駅を5時41分発に乗り、尼崎駅で乗り換えようと降りた所、事故で約20分遅れで新大阪に着いたのが6時20分。何とか待ち合わせ時間の9時に東京駅に着きセーフ!丸の内側の有名専門店が立ち並ぶ東京駅構内で最もお弁当が売れる「エキュート」に出店されている7年連続ミシュラン三ツ星獲得江崎シェフのお弁当を販売されている「おいしいプラス」さんへ向かいました。
エキュート入口では新潟の銘酒「菊水酒造」さんが期間限定で試飲を兼ねた出店をされいて、美味しそうな生原酒が大量に陳列されていて、思わず朝から飲みたくなりました。

「大地を守る会」「つきじ喜代村」「ふるさと料理福膳」「つばめグリル」「平田牧場」「京都・御池の串くら」そして「えさきのお弁当」錚々たる専門店がずらりと軒を連ねています。



えさきのお弁当を展開している㈱おいしいプラスの伊東社長と社長室の箟(やの)さんが出迎えて頂き、エキュートの佐々木店長にもご挨拶をさせて頂きました。



僕はいつも丸の内側から入るのですが、新幹線南口と直結しており、購入顧客は新幹線の中で食べるお客様と丸の内線や総武快速線など首都圏にお住いの方が、自宅へ持ち帰り食べるお客様と半々ぐらいではないかと聞きました。それにしてもまだ9時過ぎだと言うのに凄い人・人・人・・・お客様に迷惑になるので近くの喫茶店で打合せ。えさきのお弁当・惣菜の特徴は、砂糖を使わず代わりに天然果実のラカンカを採用しています。ご飯には伊東社長が考案したこんにゃく米を30%ブレンドしており、糖質・カロリーを抑えています。もちろん保存料・着色料・香料は使っていません。青山でミシュラン三ツ星を7年連続獲得した日本料理「えさき」の店に伊東社長が通い続け、糖尿病を防ぐ美味しいお弁当・惣菜専門店を展開したいと説得され共同で「えさきのお弁当」を展開する㈱おいしいプラスを設立。今年2月に伊東様が社長に江崎シェフは会長に就任されたとのこと。第一号店の新宿の伊勢丹本店へ見学。




地下鉄丸ノ内線で直ぐで、地下鉄と地下一階の食料品、惣菜売り場と直結しています。お昼前なので大勢のお客様です。さすが伊勢丹本店だけの事はあります!立地て凄いなぁ!とつくづく思いました。伊東社長が試食がてら屋上でランチにしましょうとえさきのお弁当の一番人気の「彩の豊かな新懐石弁当」 2,160円と売れ筋のご飯が付いていないお惣菜詰合せを購入頂き、伊勢丹新宿本店の屋上へ上がりました。初めて屋上に行きましたが、一面芝生と植木の緑さわやかな落ち着いた風景で人も少なく、これは穴場だと思いました。休憩場所にパラソル付きのテーブルも設置されていて、ランチに持ってこいの場所です。



早速試食させて頂きました。手巻きのだし巻き玉子は一枚づつ強火で焼いて巻かれています。だしも効いて食感もしっかり味わえてしかも柔らかくてかなりの味覚でこれはやられました。2品目の鶏むね肉を蒸して野菜と和えたサラダは、臭みも無くて鶏肉の離水も無くさっぱりとして夏には向いています。3品目は、伊東社長お奨めのマヨネーズを使ってない裏ごしした豆腐を練り込んだポテトサラダはポテトもおそらくボイルを潰しただけなく粗めの木綿で裏ごししているような食感に仕上がっています。一工夫している技にビビリます。4品目は、人参とツナのラぺ。最近人気急上昇のツナを人参を細かくキンピラ風にカットして見事にラペに仕上げられています。ご飯の友にお奨め!5品目の紫キャベツをみじん切りしてお酢でさっぱりと味付けしたサラダは口直しにお奨めです。通常懐石料理は順番に運ばれて来るので出されるままに食べればよいが、折詰されると順番が解らないから食べる番号を振らないと折角の料理が台無しになると思いました。まずは味の薄い順番に食べて途中で口直しを食べ、主菜、〆のご飯と言う事にしてもと思いました。6品目のヤングコーンと大豆のマリネも国産大豆の香ばしいコクのヤングコーンのコリコリとした食感がここち良い。見た目南瓜とは分からない細くカットされた薄い塩味だけの金平風にカットされホイルしたサラダです。7品目のかぶの炙り焼きも手間がかかっているのでしょうね!8品目は薄くスライスされた脂身少ない牛肉をかき油でとろみをつけて赤ピーマンを添えて炒めたソテーをご飯に乗せています。柔らかくてとろみのある食感で食べ易いです。9品目はお品書きを見て初めて鱒のそぼろとわかりました。細かく刻んまれたキャベツをごま油で風味付けした鱒のほぐし身の炒めものがご飯に乗せられています。9品、どの料理も一般的なお弁当や総菜では食べる事が出来ない一工夫された逸品に改めて驚きました。これはお弁当を卓越した懐石弁当です。



伊勢丹新宿本店さんを後にしてセントラルキッチンを見学、鶴崎料理長にご挨拶。有馬温泉や城崎温泉など有名旅館で修行を積んでこられたと伺いました。セントラルキッチンを後にして恵比寿駅前の事務所で打合せ。時計を見ると16時前!何と9時~16時まであっという間に6時間が経過。いやー今日は凄く勉強になりました。
品川から新幹線で大阪へ、品川駅売店で崎陽軒の焼売を購入、新幹線の中でおやつ代わりに試食、変わらぬ味にほっと一息!



新大阪駅で行列が出来ていなければ久しぶりに「だるまの串カツ」でもと思いきや、凄い行列・・考えは甘かった!だるまの中でも新大阪駅店は美味しい。お客さんは良く知ってますね!仕方なく二番目の候補だった自宅近くの吉本の芸人もお忍びで来る「奴寿司」さんに久しぶり立ち寄りました。刺身は僕が知っている店の中でも銀平に並ぶ、いやそれ以上です。旬の鱧、カンパチ、赤貝、平目の4点盛り!旨すぎる!目の前の寿司ネタケースに旨そうに焼かれた冷凍されてない鰻蒲焼が先程から気になり、うざくにしてもらいました。まさに夏の風物詩です。奴名物するめいかのソーメンも久々に食べました。このおつゆの鰹と昆布の出汁が絶品!いかの粘りある食感が堪りません。こら「いか」んかね!・・・思わずしゃれが飛だします。もっと食べたいが今日はこのへんにしといたろ!・・と切上げ自宅に戻りバタンキュー!


宮城県を代表するブランド食材「金華とろ鯖」味噌煮 コク・まろで旨い!

2019年6月12日(水)本日の試食、1品目は宮城県石巻市の本田水産さんの人気商品、三陸で獲れる「金華トロさばの味噌煮」です。丸々太った立派なサイズの鯖を輪切りにして秘伝の味噌たれで煮込んでいます。僕も現場に行きましたが、10キロ炊きぐらいの小さめの釜と言うより銅鍋が沢山並んでいて、熟練の女料理長が沢山の若い女子を使い、鯖のカットから煮付けパック詰めまで流れ作業で行っています。訪問した時にも船から本田社長にラインが送られて来て、とろ鯖が大漁だが必要ですかとの連絡に対して直ぐ買付されてました。魚も大漁の時が安くて美味しいです。その時に買い付けないと良い情報は入らなくなります。骨はありますが、煮魚の好きな方にはおすすめです。仙台味噌だけあってコクがあり、まろやかです。


2品目は大阪西区の吉フーズさんに作ってもらった「国産牛肉と野菜のフォンドボー」です。牛肉スライスがいつも指定している1.5ミリでなく、ボイルも施されていません。たぶん3ミリスライスだと思います。スライスの手間は半分に済みますが、食感が固くなります。料理の美味しさはひと手間かける事がポイントです。言い換えると手を抜いた分、美味しさは下がります。片栗粉でとろみをつけているようでコクがありません。ブイヨンを使ってない可能性が考えられます。本来フォンドボーは子牛の骨や香味野菜と牛のすね肉をを加え煮込んだ料理です。シチューではありません。



3品目も吉フーズさんに富山にある玉子焼き専門製造 三和製玉さんのチーズインオムレツをフォンドボーで煮込んで頂きました。酸味が欲しいのでトマトピューレをブレンドするようにお願いしました。



4品目はクリスマス向けに大分のご当地グルメ「とり天」を全国に有名にしたデリカフーズ大塚さんにお願いして焼いてもらった「骨無し国産鶏ももの照り焼き」です。表面の皮の焼き加減もこんがり焼けて、身もジューシーで全く臭みも無く、かなり美味しいですが、今回珍しく離水が多く出ています。200g以上の肉を使っている為、袋詰めする際の真空圧力により身から肉汁が押し出された可能性があるので、真空を抑えるようにお願いしました(脱気包装)。離水をおさえると、鶏肉の旨味成分が残り、より一層ジューシーで美味しく感じると思います。



最後にオイシックスさんのフローズンキット(2人前の食材キット)を取り寄せて試食してみました。必要な調味料も全部付いていると思いきや、サラダ油、塩コショウ・ごま油・砂糖・中華だし・お酢・小麦粉・マヨネーズなどは自分で用意しなくてはならなく、急ぎ近くのコンビニへ買出しに行きました。「豚ロースのなめこソースとポテトサラダセット」を試食すると、脂身は少なくカットされていますが、海外産の豚肉特有な食感で硬い。香草の味がする少しオイスターと味噌が混ざりあったソースで豚肉の臭みを抑えてます。付け添えの切干大根とほうれん草と人参の輪切りの中華炒めは美味しいです。味付けやバランスがよく考えられていると勉強になります。本来和食の切干大根煮も調味料を変えるだけで、こんなに味が変わるのか。ポテトサラダもプロッコリーを細かくカットして加える事で、食感が出て乾燥のあおさ粉を振るだけて食味が上がります。凄く勉強になります。



「牛肉のオイスターソース炒めと中華風オムレツ」は、牛肉が国産でないようで、薄くスライスしていて、くずのようになっています。火の通りも早く、赤身なので真っ黒になり焼くのが難しいです。ブロッコリーも色が悪く、海外産のカリフラワーを使用していて、僕ならじゃが芋を使います。中華風オムレツは玉子焼きに塩コショウを加えて、サイコロぐらいにカットした人参や茄子が入っています。合挽肉も加えてキッシュとミートローフの間のようなオムレツ風ミートローフ(主菜)にしたらと思いました。オイシックスさんと言えば有機野菜の宅配だと思うので、国産食材がメインと思込んでいたので、そうでなくびっくりました。しかしメニューの食材使用と味付けは凄く考えられていると参考になりました。我々も一層、努力を惜しまず、日本のご当地食材で夕食おかずセット健幸ディナーを作りたいと思いました。



仕事帰りにスポーツジムに立ち寄り、自宅に戻り健幸ディナーを食べました。本日の献立は国産牛のバラ肉を1.5ミリスライスしてサッとボイルし脂を飛ばし、砂糖・醤油・酒・味醂で煮込み、白菜・牛蒡・人参・玉葱・しめじも同じく煮込んで焼き豆腐と炊合せた「肉豆腐」が主菜です。薄味ですが真空圧力で野菜にもだしが染込んで美味しいのでもっと食べたくなります。副菜は「茄子とかぼちゃの煮浸し」に「大根とこんにゃくの味噌煮」です。煮浸しもだしが染込み、ザ・和食に大満足!


高知名物芋ケンピで仕上げたブランド豚 四万十ポークのトンテキ。臭みない脂質で甘くて絶品!

2019年6月11日(火)今日の試食1品目は、大阪市中央卸市場 塩干仲卸最大手の㈱三恒 三代目三上社長に、美味しい博多名物「いわし明太」が無いかとたずねた所、自信を持ってお奨め出来るものがあるという事で提案いただき、早速場外(市場の周辺)の焼魚では関西で3本の指に入る焼魚専門加工会社㈱カネスイさんに手焼きしてもらった「いわし明太」が試食室のテーブルに上がりました。
レンジで簡単に出来上がります。凄い大きなサイズにビックリ!まんまると太った立派ないわしです!頭と内臓を取っていますが、ゆうに100gは有りそうです。そして見るからに美味しそうでこんがり焼けていい匂いが漂います。箸を入れると身がポロッと取れます。新鮮な証拠ですね。通常明太子はロシア産が多い中、このいわし明太に使用されているのは国産たらこです。いわし明太に使うものに国産を使用していると言うこだわり様は初めてです。これはさぞかし旨いのではと思い食べてみると全く臭みがなく、脂がジュワーと滲み出てきて、炙られた明太子のプチプチ感が堪りません!いやーこの美味しさには驚きました。明太パワーに感動!試食スタッフも次々に箸を口に運びこれは美味い!と口を揃えて言ってます。正にトロ鰯です!ご飯のおかずにお酒の肴にこんな美味しいいわし明太子は初めて食べました。福岡空港売店で売っている品物より5倍は美味しいです。しかカネスイさんが焼いただけあって旨い!さすがです。自宅では焼き方が難しいいわし明太が簡単にレンジでできる「トロいわしの明太焼き」完成!あまりの美味しさに明太子の量を減らして、おかずセットに採用したいと思いましたので早速加工会社と交渉するように伝えました。

2品目は、2018年日本ふるさとギフト大賞受賞の奈良県の梅守本店さんから奈良の名物「柿の葉寿司」を作ってもらいました。鯖2貫、鮭1貫、名物わさび葉寿司の鰻と鮭の5貫セットです。試食すると少し塩が多く感じたので、半分に減らすようにお願いしました。



3品目は、㈱食研さんから豊橋工場で作ったレンジでできる名古屋名物「味噌カツ」が届きました。30g×8個入で880円とリーズナブルですが、豚肉が海外産で美味しくありません。



4品目は先日訪問した高知県四万十町のご当地グルメ四万十ポークのトンテキです。提供は四万十町で1972
年に創業のデュロックファームさんです。デュロックファームさんは四万十ポークの養豚から加工・販売・飲食店の経営と幅広く事業を行っています。現在四万十町には3社の養豚場がありますが、デュロックファームさんでは出産3ヶ月間は魚粉で育て強い骨格を作り、その次に胃袋を大きくする為に野菜を主に食べさせて、その後太らすのに穀物類を食べさせるそうで、一般的にはここで終るのですが、仕上げに高知県の名物「芋ケンピ」の端材を買い受けて食べさせて、脂肪を付けているので甘くて脂質の高い豚肉になるそうです。豚独特の臭みがありません!脂質の好きな方には「トンテキ」はこの上ないご馳走だと思います。今回は150gで提供頂きました。フライパンで強火でさっと焼いて、お好みでステーキソースでお召し上がり下さい。脂質が多く、身が柔らかいのが特徴です。とんかつにしても脂身の好きな方は喜んで頂けると思いました。先ほど食べた味噌カツに使われている海外産の豚肉と全く食感も食味も違います。最近は国産ブランド豚の品質がすごく良くなって来たと思います。日本人が日本の豚肉を食べる当たり前の事を推奨しています。



午後からは経理をアウトソーシングしているエアーズ取締役の中村先生と打合せ。食材仕入れが値上りして来ているので利益が低くなって来ていますと指摘を受けました。ツイツイ美味しい食材を多く使用しようとすると仕入原価が上がります。皆さん美味しいと言ってくれるのでツイツイ利益度外視になってしまいます。

今日も定時で退社し、自宅最寄り阪急塚口駅前のフィットネスクラブに立ち寄り、汗を流し近くの「いかりスーパー」創業地の塚口店に寄って惣菜売り場を観察し、手羽先の甘辛焼きとジャーマンポテトサラダを買って自宅で試食して見ました。



焼かれてから数時間経っているからトースターで炙るぐらいでは美味しくなりません。そもそも生で販売している手羽先と惣菜に使っている手羽先とサイズも質も違います。元々スーパーの総菜は売れ残りを調理して惣菜として売っていた。食中毒を起こさないように砂糖や塩を多く使う。ここが原点ですから未だに惣菜に使う食材は百貨店と異なり廉価なものが多いように売場を見ていて思います。ポテトサラダも野菜が殆ど入ってなく、じゃが芋本来の甘さが感じられない。久しぶりにいかりで惣菜買ってみましたが、以前に比べて質が落ちたように感じました。関西を代表する高級スーパーなので頑張ってもらいたいと一人のいかりファンとして思いました。


昨日に引き続き四万十鶏の藁焼きを土佐清水ワールドで試食!炭焼では味わえない食感に..

2019年6月9日(日)今日は月に一度生まれ故郷大阪市港区弁天町のお爺ちゃんの代から通い続ている嶋本の散髪屋に行きました。いつもならランチがてらに中村の焼きそばを食べるのですが、なんせ量が多くてしかも炭水化物が殆どなので今月はパス。最近思いっきりハマっている梅田の曽根崎お初天神の一筋前にオープンした土佐清水ワールド土曜・日曜限定お昼の定食を食べに行きました。

お目当ては「四万十鶏の藁焼き」定食980円の試食です。少し待ちますが、店内のバックミュージックは高知の歌姫う~みちゃんの歌が流れて最高!う~みちゃんの携帯に思わずメールしましたが、長文なので送信できませんでした。高知県庁大阪事務所の人達う~みちゃんも誘って一杯やりに来ようと思いました。僕はてっきり高知県がアンテナショップとして出店されているのかと思いきやクーグルで検索すると神戸に本社がある株式会社ワールド・ワンが経営する郷土料理が楽しる飲食店でした。「日本の食文化で豊かな未来を想像する」がビジョンで、どこかで聞いたような経営理念で嬉しくなります。日本全国各地の郷土の食文化を通じて郷土と地域をつなぎ、ニッポンの風景を熱くする、郷土の生産者、特に働く従業員、地域の消費者、全ての人に物心両面の豊かさを追求すると書かれてあります。経営ビジョンは人と人のご縁を大切にし、絆を深め一人でも多くの夢、感動、活力に貢献する会社を目指します。消費者、従業員、生産者の絆を深め、3つの満足を追求します。いやー弊社ファミリーネットワークシステムズの経営理念と全く同じで凄く共感しました。僕は日本人が日本の食材を食べる当たり前を戻したい!旬菜・旬消、自給率の向上を図り、日本の農業漁業の振興、地方創生に貢献したいと思っています。いやー嬉しい!一度河野社長にお逢いしたいと思いました。そんなことを考えていると四万十鶏の炭焼きが運ばれてきました。



うわー!藁焼きだからの焼け具合。炭だと温度が高過ぎで皮目は焦げて身はジューシーには焼けないと一瞬で思いました。既に口の中は唾液の洪水!にんにくスライスとオニオンスライスに刻みねぎを加えて口の中に入れて噛み締めます。実に美味い!藁焼きの醍醐味だ!薬味パワーも凄い!ご飯が進みますが、ぐっとこらえる炭水化物。少しだけご飯を口の中に。ご飯も美味しい!米は何だろ?高知県の農作物は県内消費に長年力を入れてこられ、僕も毎年新米時期は高知県のナツヒカリを南国農協さんへ仕入たく、頼みに行きました。県内消費方針の自治体は農薬も最低限に減らし食育を大切に育てます。県外消費で販売第一の方針の自治体は沢山作ろうとします。米は田んぼにフッ素を加えると収穫量が増えます。僕はそんな売れれば良い!という考えには反対で、大手量販店スーパーが宮崎コシヒカリを一斉に取り扱う中、長年高知のナツヒカリを取扱っていました。そして平成17年に島根県庁ブランド推進室が設立され、島根県庁から県産品の開発と販路拡大を頼まれ、業務提携し今年で13年を迎えます。斐川農協さんと田んぼの改良まで取組み若手専業農家のUターンにも取組み、専業農家比率日本一になりました。吉本興業さんにも協力いただき、ぼんち・おさむ師匠はじめ若手芸人も参加する田植えツアーも開催。そんな事から住みます芸人へ発展する等、色々取組みました。現在でも斐川農協契約したご当地郷土米のキヌムスメ「かあちゃん」はわんまいるオリジナル米として販売しています。名前の由来は斐川農協の女子の皆さんに集まってもらい、記念撮影した写真を見て「かあちゃんだ!」と思ったので尋ねると皆さん結婚されて幼児を抱えながら営農を手伝っていると聞いたので、そのままあかちゃんと名付け早くも13年目に突入しました。農協解体で幻のお米になりつつある島根県斐川町の郷土米キヌムスメの「かあちゃん」是非試してみて下さい。それにしても四万十鶏の藁焼きも旨い!向かいの席の僕の母の同じ年齢に見える女子3人組はジョッキに注がれた水を片手に高知県魚肉天ぷらをつまみながら会話していると運ばれて来たのが僕もベンチマークしている宗田かつお節の出汁が自慢の蕎麦です。遠目に見る限り蕎麦は小麦粉50%は入っている(ズバリ60%と思う)だけとメニュー写真の通り薬味とつゆは美味しそうだ!四万十鶏の親子丼も捨てがたい。来週試食しようと心に決めました。



夕方、自宅最寄り駅前りフィトネスクラブ「テップネス」に立ち寄り、自宅に戻り先日のリライズコンサルティング創業4周年記念セミナー講師に招かれた際に、世界最高級のツナ缶を作っている静岡のモンマルシャさんから頂いたオーシャンプリンセスホワイトツナ「令和」記念缶詰を試食。野菜サラダにトッピングしていかり特製イタリアンドレッシングをかけて、軽めのカベルネソービニヨンであわせました。



ツナ缶と言えば通常端材を使いますが、モンマルシェさんのツナ缶は端材でなくもろに身です。なので柔らかくて上品で臭み無し。これなら赤ワインでなくシャルドネかシャブリにすれば良かった。折角の上品な身なのに塩分が強いと感じました。缶詰なので塩分は抑えられるので、50%にするとこのツナの身の良さが引き立つと思いました。本気で喰うならシンプルにレモンをたっぶりかけて少し重ための純米吟醸酒で合わすとこのツナの良さが発揮すると思いました。それにしても初めて食べましたがツナ缶を超えたツナ缶だとこれは美見です。



前菜を楽しんだ後は健幸ディナーを食べました。今日の献立は「鶏肉と茄子と長ネギの麻婆風」を主菜に「かぼちゃの煮物」に山形県最上郡鮭川村で栽培している郷土食材「最上舞茸の卵とじ」のセットです。茄子も鶏肉も少なく感じました。特に旬の茄子のカットを倍にすれば、トロっとした食感の旬の茄子の良さが出ると思いました。冬野菜の白ネギを夏野菜のピーマンに替えるべきとも思いました。夏場はコチジャンとラー油をもっと効かせななければ物足りない。試食したのは冬場だったからと反省。。。