2024年5月8日(水)12時01分
毎週水曜日は冷凍単品メニューの検食&試食の日です。GWも終わり、食の指数は夏物に変わって行きます。先ず島根県出雲市で昭和2年創業の老舗製麺所 米山萬商店の女将さんに頼み、映画のロケ地にもなった奥出雲の蕎麦実を全量使用した一本挽き本格出雲そばをプロの職人さんに湯掻いてもらい急速冷凍しました。食べる直前に水道水で手揉みするだけで直ぐに食べられます。
福岡県の一番食品さんに作ってもらっている甘口のオリジナル麺つゆ付きで、自宅に居ながら本場老舗の出雲そばが召し上がれます。かなり旨い!
2品目は、売上ベストテン入りして来た淡路島で育てられた淡路どりと糖度が平均的な玉ねぎ比べ2倍の淡路島産玉ねぎのチキンライスを、玉子増量し、ケチャップと中濃ソースを増やしての食べ比べです。ちょっと事で大違い。数段美味しいくなりました。
3品目は、こちらも2食を食べ比べ。既存メニューの改良で、石見ポークのスライスを調理する前にサッとボイルして余分なアクと脂質を取り除く事で細切れになる事を防ぎました。と言うのもこの石見ポークはボイルせずにそのまま調理すると上質のオレイン酸を含む不飽和脂肪酸が溶けて赤身が細切れになるので、先にサッとボイルする事で肉を縮ませ細切れになるの防ぎます。一手間かけると凄く美味しくなる豚肉です。
今年は北海道で春を告げる魚「ニシン」が豊漁。先月訪問した宮城県塩釜の水産加工会社間宮商店さんから食べ易く開きではなく腹骨まで取ったフィレ(片身)で提供いただき、神戸の魚屋の職人さんにガス台で手焼きしてもらいました。食べた瞬間旨さに感動!にしんとは思えない味覚にびっくり仰天。但し、半分程に縮んでしまったので少し貧弱な感じです。。
そして鋭い顔付きの千葉県産のカマスですが、コチラもフィレ(片身)で骨を取り除いて提供いただき、神戸の魚屋の職人さんに手焼きしてもらいました。
脂が乗って無茶旨い!カマスの概念が全く変わりました。ニシンとカマスもフィレにすれば中華やフレンチメニューにも使え、バラエティが広がるので楽しみです。