2024年9月11日(水)12時02分
毎週水曜日は全国各地の専門調理会社に製造委託した冷凍おかずを試食しています。
本日の1品目、昭和18年創業大阪西区の老舗総菜製造会社に依頼した「米茄子の味噌田楽ステーキ」
「秋茄子は嫁に食わすな」と諺にあるぐらい旨い。出汁入りの赤味噌ペースの田楽味噌をたっぷり加えて美味しそう。コレに七味唐辛子をかけると酒飲みに堪らん肴になります。
2食目は元辻調理師専門学校教授の近藤先生のレシピを大正12年創業、通天閣がある大阪西成区の老舗業務用卸さん再現してもらったストレスが少ないケージフリー(養鶏場内飼い放し)鹿児島県「桜島鷄の親子丼の具」。
ご飯に乗せて美味しそう。さすがサンフランシスコ日本総領事館公邸料理人でどっちの料理ショー玉子料理で負け無しだけの事はあると関心。
3食目は、福岡県のオーガニック専門セントラルキッチンにお願いした福島県産のヤリイカを使用した「イカリングフライセット」を食品添加物無添加の小麦粉パン粉を使い、洗物不要のレンジで出来る美食弁当で作ってもらいました。イカが新鮮過ぎて柔らかく、パン粉が付かなく困ったとの事なので、青のりを塗した磯部風フリッターに作り変えて欲しいと頼みました。
4品目は、僕を育ててくれたおばあちゃんの味を再現した「鮭の粕汁」2回目の試食。酒粕を1.2倍に増やして鮭の皮を削除し、醤油を少し垂らしてもらいました。
煮込み竹輪。素朴て懐かしい!ささがきごぼうに大根・人参・ねぎにこんにゃくと具沢山。醤油を半分に減らしてささがきごぼう少し硬いので、湯がく時間を調整して欲しいと伝えたました。
5食目は、食品添加物無添加「国産牛すき焼き」。赤身と脂身のバランスが良い国産牛バラ肉を1ミリにスライスして余分な脂質とアクをサッとボイルして取り除き、砂糖を使わず野菜と肉の旨味に醤油・味醂・清酒だけのシンプルな割下で煮ています。
肉柔らかくなり、美味しくなりました。生卵を加え混ぜて食べると美味しそう。
一般的な玉ねぎに比べ温暖な気候に日照時間が長く糖度が2倍ある淡島島産玉ねぎの食感も良くて美味しい。
6品目は、加熱すると上質のオレイン酸含む不飽和脂肪酸が溶ける島根県邑南町の石見ポークの粗挽き肉を塗した「じゃがいもの煮転がし」。
じゃがいもに石見ポークの粗挽き肉と脂質が塗され甘くて美味しい。じゃがいもの食感も硬過ぎず柔らか過ぎず美味しい。
妥協しない試食会。まだまだ続きますがブログはこれまで。お疲れ様でした。