福島県 二本松の人気酒造”人気一 純米大吟醸酒” で晩酌を【わんまいる】

2021年10月16日(土)18時50分 お土産に戴いた福島県二本松市の創業1897年(明治30年)人気酒造の北斎色彩画” 純米大吟醸酒”を冷蔵庫で冷やして晩酌しました。

全国の酒蔵を訪ね歩きこだわりの生産者(お米)と契約販売し、黒土の旨味ある福島県中通りのお米の販売に注力していた頃を懐かしく思い出します。中通り北部に位置する二本松市は、東に阿武隈山系、西に安達太良連峰を望み、雪解け水が何十年もの歳月をかけて良質な伏流水となり、豊かな水源による稲作が盛んで酒蔵も多く存在していました。長年に渡り開墾された良質な黒土は小粒ながらも硬質で味わい深い旨味ある米質で、精米すればするほど雑味が無くふくよかな酒造好適米が出来上がります。早速バカラのグラスで試飲すると”純米大吟醸酒”にも関わらず吟醸香と味が殆どせず、”特別純米酒”と勘違いするまろやかで雑味が無く深い味わいです。多分低温であえて麹の発酵を抑える寒造りに撤して、寝ずの温度管理をされ醸造されていると思いました。その割には繊細な感じもせず、全体に調和のとれた品質で重た過ぎず辛過ぎず雑味なくして弱くなく角が無い。悪酔いしない良質なお米と醸造技術でしか体験する事が出来ない心地よい酔い加減で癒されます。今夜の献立メニューはお酒に合わせて鳥取県境港産の大とろイワシを骨を全く感じる事がないほど梅汁で煮込んだ「大とろイワシの梅煮」と

「茄子と人参と南瓜の揚げ浸し」に「なめことこんにゃくの白和え」のセットに

兵庫県香住の”紅ずわいがに身の味噌和え”を選びました。

思った通り相性が良くて、秋の夜長を良いお酒と肴で楽しませて戴きました。お蔭でぐっすり寝られ”酒は百薬の長”だと諺で語り継がれている事を改めて実感しました。いやー久々に良い酒に出会いました。感謝です。

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