毎年恒例!おさむ師匠奥さんの誕生会をリッツカールトンで・・・・鰤のテリーヌ旨い!

2019年4月17日(水)今日の試食は、大阪西区で創業76年、大阪大相撲枡席にも折詰弁当を納品され、老舗惣菜仕出し料理の服部恒さんの社長ご子息が営む、セントラルキッチン㈱吉フーズさんに委託して作ってもらった冷凍タイプの夕食おかずセット「健幸ディナー」1品目6月3週目の主菜「北海道産の秋鮭の塩焼き」です。鮭は創業80年の大阪市中央卸売市場で水産品の仲卸会社を営み、鮭の三恒と異名をとる㈱三恒 三代目三上社長が目利きをして、北海道で買い付けた鮭を、自社で切身にしてわんまいる向けに薄塩を打った鮭の塩焼です。立派な切身で、見るからに美味しそうです。美味しく見える料理は、食べても美味しいと以前指導いただいたサンフランシスコ公邸料理人でどっちの料理ショー100回出演された、近藤先生から耳にタコが出来る程聞かされましたが、本当にそう思います。冷凍とは思えない食感と味に仕上がっています。解凍後はトースターで3分ぐらい炙っていただくと更に香ばしくなり、美味しく召し上がっていただけます。更に皮だけ取除き焦げるまで炙って刻み、ご飯にのせて山葵を添えてお茶漬けにすれば、至高の旨さを味わっていただけます。もちろん酒の肴にもバッチリ。もっと食べたいと思います。

同じく2品目は6月3週目の主菜「石見ポークとニラのスタミナ炒め」です。何を勘違いしたのか、石見ボークが入っていません。量も少なくて副菜のようです。きちんと伝わっていないのか。忙し過ぎて手が回らないのか。吉フーズさんに尋ねると全くの勘違いだと言う事でした。玉ねぎやキャベツなど葉物野菜が多い料理は、肉類と一緒に炒めると離水が出るので、肉類が入る主菜は葉物野菜を極端に少なくするようにしなければならないと思いました。幸い副菜が80g×2品セットにしているので主菜から野菜を抜いても栄養バランスには全く問題ありません。主菜はタンパク質主体の肉類でボリームを増やした方が食べる人にとっても嬉しいと思います。



3品目は5月4週目の「石見ポークの肉団子の甘酢あんかけ」ですが、少しい色が悪く、美味しくなさそうに見えます。粉漬けした状態で少し置いていた可能性を感じます。確認するといつもの島根県石見ポークの精肉加工場ではなく、今回は吉フーズさんで肉団子の成型を行ったとの事。料理は旨いが手間がかかる下こしらえが苦手な吉フーズさんに依頼するから問題が起こると思いました。時間がありませんが違うメニューに変更するように指示しました。



9月3週目の「茄子とオクラと厚揚げの炊合せ」も茄子の色が厚揚げに染みて黒ずんでいます。茄子を素揚げすれば茄子の色が他に移らないので、揚げ浸しに変更するようにお願いしました。料理は少しの事で大違い。繊細にこしらえないといけません。



夕方仕事を終えて、いつも大変お世話になっているザ・ぼんちのおさむ師匠の奥さんの誕生日お祝いに毎年リッツカールトンホテルで食事会をしています。ご夫妻とはもう10年以上のお付き合いになります。ほんとご夫婦仲が良くてうらやましいです。前菜は軽めにスモークした脂の乗った鰤を細かく刻み、整形し酸味の効いたタルタルソースのテリーヌです。細くカットした林檎を添えているところが一流レストランらしい。舌がしびれます。スープはコーンとホウレンソウのスープにトリゥフとパルマハムをあしらっています。幅の広いパスタには最近流行って来た和牛のすね肉のソースがかかっていて、結構なボリュームです。フォークとナイフの使い方が下手な僕には、勿体ない料理です。メインは見事に皮をカリカリに焦がして身は柔らかくジューシーに焼き上げイタリアン風にプロセッコのソースをかけたサーモンのパンフライの菜の花添えです。立派なサーモンの切身です。毎年来ていますが、今までで一番美味しいとおさむ師匠もべた褒め。デザートは柚子風味の濃厚なティラミスバニラアイスでした。文化庁の大衆演劇部門大賞の受賞祝いに総理官邸に招かれて安倍総理から祝福を受けた動画を見せてくれました。あやさんいつもご自宅に招いてくれてありがとう。


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