世界中でココだけ、発見、打ち立ての生蕎麦をその場で湯がいて急速冷凍、一本挽きを流水で解凍!

2019年2月22日(金)今日は、島根県出雲市で創業90年を数える出雲蕎麦製造販売の米山萬商店さんへお伺いしました。米山専務様とはもう7年前ぐらい前から島根県産品の展示会などでお目にかかり、いつも懐かしいゆで麺の即席スパゲティーの試食提案をされているので、まさか老舗の出雲蕎麦製麺所とは思いもよりませんでした。しかも生麺を直ぐに湯がいて冷却して冷凍をしています。おそらく僕の知る限り、打ち立ての生蕎麦をその場で湯がいて冷凍している製麺所は米山さんだけだと思います。少なくとも出雲市内には存在しません。という事は世界でココだけと言ってもかごんではないでしょう。弊社でもこれまで出雲蕎麦、信州蕎麦、上州蕎麦などをわざわざ尼崎の協力工場に直送してもらって、湯がいて冷却冷凍してバック詰して販売していたので割高でしたが、打ち立てをその場で湯がいて冷凍すればもちろん美味しいし、コストも安くなります。本日冷凍蕎麦を湯がいたのと水道水で戻したものを食べ比べて見ましたが、水道水で戻した方は、一本挽きの蕎麦らしい色でみずみずしく見えて食べても口触りが良くてつゆも麺に乗って口に運ばれるので美味しい。つゆも味醂が効いていて美味しいと言うとわざわざ福岡県で作って貰って いるこだわりようです!・・・5割でこの食感と味なので、7割で作ってみて欲しいとお願いしました。県内でも標高が高い雲南地区のそば粉を当たってみてくれるとの事、繋ぎにふのりを加えるとパサつかないなど工夫するようにもお伝えしました。打ち立て生蕎麦湯がき済みの出雲蕎麦をこの夏食べられるかも!?

米山さんの所では、せいろで蒸した焼きそばの麺やスパゲティー麺も製造していて焼きそばとスパゲティーも試食しました。焼きそば素朴で美味しい。この麺を大阪の協力工場まで運ぶと運賃が高くつくので地元で焼きそばを作ってくれる所ないやろか?・・・それともこれも冷凍して流水解凍して粉ソースで焼いて食べられるように売り出すか?折角なので石見ポークと一緒に焼いてもらいたいなぁ・・・懐かしい即席スパゲティーも冷凍してレンジで解凍してフライパンで焼くだけでナポリタンが食べられるようにお願いしました。子供の頃を思い出すレトロなパッケージです。

米山さんを出て、ランチは麺の試食で腹いっぱいなので喫茶店で休憩し、昼から向かったのは平成17年に伊藤忠商事様から紹介され、国内47都道府県で先駆けてブランド推進課を設立した島根県庁と県産品の開発と販路拡大支援として業務提携した島根県庁ブランド推進課様から紹介された出雲干しの渡辺水産様です。8年前から跡継ぎとして入社した長女のご主人岩田部長が丁寧に工場内を案内いただきました。平成18年以来の訪問です。事務所も改装されて従業員も増えて活気にあふれています。今、丁度カタログで掲載させていただいている加工中に傷がついた訳アリ干し魚のどぐろが必ず入ったセット980円は人気です。今日は大きなサイズの「とろ穴子」山陰名物「笹かれい」同じく「白いか」を試食させていただきました。このとろ穴子は鰻の白焼きと似ていますがまた鰻とは異なり旨い。これに山葵をつけると格別の味が味わえると思いました。純米吟醸酒にピッタシ合う!笹カレイは淡泊で少しレアで上手に干されています。びびる旨さ! 子供のころよく食べました。魚嫌いの僕でもタンパクな白身で骨もなくて食べ やすかったのでお祖母ちゃんが良く焼いてくれました。エテカレイやアカカレイとは 全く違います。これなら香港のシティースーパーさんや中国の京東さんにも紹介出来るのではないかとも思いました。岩田部長宜しくお願いします。

出雲空港に向かい、お土産を観察すると出雲蕎麦と書かれて1食約200円近くで販売されているものもがあります。裏張りには国産蕎麦粉など何の表示もありません!ネット通販で安売り合戦の影響が土産品の売場まで及んで来ました。そんな中で島根県内そば粉10%使用と書かれた出雲蕎麦に目を止めると、なんと弊社が長年販売させていただいている出雲たかはしさんの製品でした。嬉しいです。僕もこだわりますが地元のメーカーさんにもこだわって欲しい。でなければ土産ではない!地酒なら地元の酒造好適米も使用して欲しい。でなれば地酒とは言わないでほしい!ところが楽天市場やヤフーやアマゾンなどネット通販で価格競争に陥って、ついつい価格が先行してしまっているように思います。残念です。

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