創業明治35年、歌舞伎座でも販売されている、吾座衛門寿司製造元株式会社米吾さんに訪問・・・

2019年1月25日(金)今日も引き続き米子商工会議所様のアテンドで米子で蟹の加工会社を営む有限会社西米食品さんへ訪問しました。コチラもホームページがないので詳しい事前情報が乏しかったのですが、お伺いすると遠藤社長は5代目で、どこも同じく蟹の国内消費が減少する中、中国はじめ海外での消費が増えて値段が急騰、儲からないから蟹以外の加工、更に地元の魚介類を使った惣菜製造へのシフト化を目指されています。早速地元の学校給食に卸されていると言う骨まで食べられる鯵と鰯の煮付けを試食提案いただきました。写真で見るように煮込んでいるので色が濃く感じます。なんや何処でも作られてる缶詰のような味がする甘露煮かと思い箸で掴むと表面が飴炊きのように固く、試食するとカリッとした表面の食感でサクサク食べられます!骨は全く感じません!鰯はほんの少し匂いがしますが鯵は全く魚臭くありません!片栗粉を薄く打って醤油味醂砂糖で味付けして高温で揚げているので、表面が飴炊きのようにカリッとしています。コレは旨いですが、酒の肴としては山椒を効かせばよい、但しおかずには物足りないのでごぼうに玉ねぎを加えるようにお伝えしました。人参も加えれば更に色目が良くなります。昨日さんれいフーズさんから提案いただいた豆鰯をこの調味液に山椒パウダーを加えて漬けて揚げれば「播磨のくぎ煮」でありませんが「米子の飴炊き」と後世に残る名物になる可能性を感じました!

昼からは昨年の展示会で商談した、創業明治35年、東京歌舞伎座はじめ三越日本橋本店、高島屋さんで販売されている「吾座衛門寿司」製造会社株式会社米吾さんへ訪問させていただきました。坪井社長にご面会させていただき、前回駅弁を冷凍して送っていただいた試食の感想をお伝えしてご飯が解凍しても美味しかったと伝えると、一つのこだわりが銀シャリにあるとおっしゃられ、地元米子山間部の天水田で契約栽培していると言います。しかも食材も地元主体にオール国産と当然の如く言われました。駅弁で食材を国産100%使用している何て初めて聞きました。更に近々最新のトンネルフリーザーを導入するとのこと。作り立ての仕出し弁当を急速冷却、急速冷凍する事で食感と美味しさが担保されます。凄く楽しみです。自宅に居ながら歌舞伎座でも取り扱わているこだわりの仕出し弁当が食べられる!買い物に不便を感じている高齢者の方に喜んでいただけると思います。たまにはちょっとした贅沢離れて暮らすご両親への仕送りとしてもお奨めです!

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