2022年1月17日(月)12時03分 出産・育児・親の介護・働く主婦の家事負担を軽減して豊かな暮らしを提供する「わんまいる」。
創業は全国各地の地酒やブランド米、ご当地グルメを一品からお届けするカタログ宅配事業「わんまいる」を国内16都府県で展開、平成17年に島根県ブランド推進課と連携協定を結びご当地グルメの開発を行う中で島根和牛の肉じゃがを作った所、多くのお客様から「こんなお惣菜を待っていたのよ」「買い置き出来るように真空パックして冷凍して欲しい」とご要望に応えて大手厨房設備会社のフクシマガリレイさんのテストキッチンで試作を作っている際に紹介していただいた真空調理の第一人者元帝国ホテル料理長石川シェフと顧問契約して個包装真空冷凍技術による冷凍惣菜を発売致しました。
真空パックにより味が染込むので食塩や砂糖や醤油など調味料の使用が通常の料理に比べ半分以下で済む為に糖分や塩分が少なく素材の味が楽しめますとご案内すると、お客様より「血圧や血糖値や栄養バランスを考えた献立メニューを考えるのが大変なので夕食向けの献立メニューを提供して欲しい」とご要望をいただきました。
そこで知り合いの大阪医療専門学校の講師に相談して栄養バランスを考えた1食(主菜1品+副菜2品)カロリー400Kcal・ 塩分3.5g以下×5日間の週替りの夕食おかずセット冷凍ミールキット「健幸ディ ナー」を開発しました。
勿論国産食材100%使用、得意なご当地ブランド食材を使用した創作メニューも取り入れ、阪神・淡路大震災の教訓を生かして自社セントラルキッチンを持たずにそれぞれの料理を得意とする専門食品製造会社に製造委託 し、北海道~九州まで生産・加工・流通・販売まで一貫した「食」のサプライチェーンを構築して日本の農業・業業の振興にも貢献しています。
調理指導には、元あべの辻調理師学校教師のサンフランシスコ日本国領事館公邸料理人で、どっちの料理ショーにレギュラー出演、番組終了後に独立されわんまいるの顧問として迎え、現在は島根県松江市と愛媛県松山市の調理師専門学校で教える近藤先生のご協力のもと試作・レシピの提供をいただいています。
そして僕自身が納得いくまで試食を行い、お客様に発送直前にも検食を行い、自宅でもお客様と同じメニューを実食しています。お蔭様でで80Kgあった体重も現在55Kg前後で推移していて、血圧血糖値も正常です。
毎週月曜日に神戸市東灘区のわんまいる冷凍センターから発送前の献立メニューを抜き打ちで持ち帰り梅田本社オフィスで検食しています。
今日は来週木曜日から発送を開始する健幸ディナー1139号を検食しました。1食目「主菜/境港産とろイワシのオイルサーディン」に「副菜/コーンと玉ねぎとしめじのスープ煮」と「副菜/3 種豆とごぼうのサラダ」セットです。昭和30年に島根県隠岐の島から水産加工工場建設の為に山陰最大規模を誇る鳥取県境港に移住された小倉水産さんに骨まで柔らかくなる特殊なグリルで焼き上げたとろイワシをこめ油に唐辛子・にんにく・梅肉・ローリエを加えた和風オイルサーディンです。柔らかく美味しくて、僕は自宅でバケットを焼いてオイルに浸けて食べています。
2食目「主菜/ 宮城県産ハマチの煮付け」と「副菜/大根と人参のなます」に「副菜ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」セット。世界三大漁場に数えられる三陸で獲れたハマチだけあって脂が乗り美味しいです。
3食目「主菜/石見ポークの若竹煮」と「副菜/茄子と人参と南瓜の揚げ浸し」と「副菜/菜の花とこんにゃくの白和え」のセットです。3年前に徳島県鳴門のわかめと筍の若竹煮に旨味が出る石見ポークを炊合せると抜群に美味しかったので春の献立に採用しました。コリコリした食感の筍に滑らかな鳴門のわかめが美味しい。
4食目「主菜/北海道産じゃが芋と玉ねぎの国産ビーフカレー」と「副菜/ほうれん草と蒸し鶏の炒め物」と「副菜/キャベツと人参のコールスロー」セットです。サルサソースを隠し味にした少し甘くてスパイシーなカレールーで大きく乱切りしたじゃが芋と人参の食感も丁度良い。副菜も美味しい。
5食目「主菜/桜 島鶏の中華あんかけ」と「副菜/揚げ春巻き餃子」と「副菜/豆もやしの中風ナムル」セット。とり天と白菜・大根・小松菜・人参を白醤油ベースの出汁に卵黄でとじてごま油で風味付けした創作中華料理です。出来ればこのままご飯にかけても食べれるようにもう少しとろみを付けてオイスターソースを少し加えて味を濃くした方が美味しいと思いました。
以上、主菜5品、副菜10品合計5食セット検食を行いました。