堀田の試食歳時記 vol.18

今日は、2年前に京都東山へ本店を移転、茶葉専門&カフェを併設させたお店をオープンさせた清水一芳園さんにお伺いして来ました。

店長の清水一芳園三代目、清水啓君とは、8年ほど前に僕が通っている尼崎のスポーツジムに知り合いを通じて紹介されました。そして提案されたお茶が、台湾でも最も高級な茶葉を使ったシャンピン烏龍茶を飲ませて戴き、そのほのかな甘みと熟した芳醇な味わいにビックリ!!
これは凄い!と思い早速わんまいるでも取扱いさせて戴きました。そしてわんまいるより、高級料亭や高級クラブなどの方が需要は高いのではと思い、店舗デザイン設計では全国的に著名な親友の株式会社創楽舎 横井社長を紹介しました。「縁」というものはホント不思議なもので横井先生が清水君の事を偉く可愛がって、色んな飲食店オーナーに紹介され瞬く間に飲食店の間に広がり一世風靡となりました。
その後ブームも収まり、わんまいるにおいても取扱いが終了してしばらくお会いしていませんでした。
先日食品卸さんの展示会に弊社バイヤーがブースで出会い、京都に本店を移したので堀田社長に是非ご来店下さい!との要請をいただきました。
先週その事を横井に伝えると、なんと横井先生が自ら設計したとのこと。久しぶりに京都へ行くならと思い、今年5月よりよしもと難波花月(本店)直営の47市場店長から京都祇園花月の支配人代理として赴任した友人の北島君と京都の老舗菓子問屋鈴木本店常務の鈴木君にも声をかけお邪魔して来ました。
久しぶりの対面で、清水店長、偉い緊張の様子、早速入れていただいた冷たい緑茶が美味しい、店長が開発して大人気の抹茶白玉団子クリームパフェを勧めて頂き、店長自ら厨房に入り作ってくれました。

パフェは甘い!と思いながら出てきたクリームを白玉と餡子を口に入れると、想像していた半分の甘さにビックリ!!抹茶もさほど濃くなく、バランスが良い、凄いなぁ?と言うと、清水店長いわく、有名なパティシエにお願いして作ってもらったが、甘すぎて緑茶に合わないので、何回も納得いくまで自分で試して作りました!!と、やはりこれでなくては!と思いました。
一緒に出してくれたグリーンティーとの相性抜群、よしもと祇園花月北島副支配人京都老舗菓子問屋鈴木本店常務、わんまいる菓子飲料担当バイヤー、堀田と一同が絶賛しました。
京都東山区東大路通塩小路本瓦町に面した茶味匠 清水一芳園 京都本店では、緑茶に独自に開発された洋菓子と一緒に楽しめます。是非一度行ってみて下さい。

今回、清水一芳園さんにお伺いした際に遊びにこられていた清水君の知り合いで地元東区で京佃煮専門店を営む、津乃吉 吉田大輔君を紹介いただきました。津乃吉さんは、知る人ぞ知る、京佃煮の老舗、体に害になるもの及び害になる可能性を持ったものは一切使わいコンセプトで全て手作りされています。ちょうど別室でご商談されていたようで、試食として出して戴いた契約栽培の京都丹波の黒豆の煮物は、まるで栗のように甘くビックリして、尋ねると、これはお茶受けや食後のお口直しとして、京都老舗料亭で使われている一品とお聞きしました。

大阪の食いだおれ!と違って京都はやっぱりお上品でっせ・・・・・・今日も一期一会に感謝です。