冷凍ミールキット「宮崎県郷土料理チキン南蛮セット」を夕食に【わんまいる】

2021年7月2日(金)19時30分 今では宮崎県の郷土料理・ご当地グルメとして全国的な知名度が広がった「チキン南蛮」。発祥は宮崎県延岡市にある洋食屋ロンドン一号店のまかない(客ではなく従業員向けご飯)料理の一つとして鶏肉に衣を付けて揚げて甘酢に浸したメニューをこの店で働いていた店員が独立して「チキン南蛮」として売り出したと言われており、今日でもタルタルソースは掛かっていない。タルタルソースを掛けた「チキン南蛮」を考案したのは同じロンドンで働いていた店員が開業させた「洋食屋ロンドン」で昭和40年に売り出されたとされる。その後延岡市のみならず宮崎市、都城市と宮崎県内の飲食店でメニューとして採用され、専用タルタルソースもスーパーで販売されるようになり一般家庭でも作られるようになって、宮崎県の郷土料理・ご当地グルメとして自治体もアピールに乗り出し知名度が全国的に広がった。十数年前に一度「チキン南蛮」を冷凍で届けようとしたがタルタルソースが冷凍すると分離してしまい一度断念しましたが、偶然東京の食品展示会で見つけたのがタルタルソースを製造する都城市の「ネオフーズ竹森」さん。冷凍しても品質が劣化しないタルタルソースを開発する傍ら自社でチキン南蛮まで製造されており、早速弊社わんまいるのグルメカタログに掲載させて戴き、今回は念願だった夕食のおかずセット「健幸ディナー」の献立メニューに採用させて戴きました。濃厚で甘いタルタルソースが酸味のある鶏のむね肉の唐揚げに丁度マッチして実に美味しい。本場宮崎県の郷土料理南蛮漬けが自宅で夕食に食べられるなんて嬉しい。副菜のポテトサラダも冷凍とは全く思えなくほうれん草と豆もやしのソテーも美味しくいかりスーパー直輸入イタリア南部の地ワインと合う。

大阪お好み焼き「千房」冷凍「そばめし」をオフィスランチ【わんまいる】

2021年7月2日(金)12時03分 金曜日は試食が無いので、わんまいるの本店サイトで人気の1967年大阪住吉区で創業1973年現在本店のある大阪難波千日前で開業、その後大阪中央区北区に出店1982年静岡に出店、ワンランク上の「鉄板焼きぷれじでんと千房」を開業、1989年にはニューヨーク店を開業しハワイなど海外にも積極的に展開する中、1997年9月には早くも冷凍お好み焼きの製造販売を開始、僕の大親友の創楽舎横井社長が店舗設計で関わる関係から冷凍お好み焼きを直接仕入れカタログ宅配事業で販売させて戴き、ネット通販事業でも掲載させて戴いており、この夏から掲載した「冷凍そばめし」が人気なのでオフィスの冷凍庫から取り出してレンジで解凍してランチしました。キャベツや豚肉など具材を細かくカットしてご飯もパラパラで美味しい。お値段も300円を切りコスパが高い。売れるの分かるなぁ。。

わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (7/3~7/9お届け分)

平成17年当時、高齢者比率、人口減少率、知名度の低さワーストだった島根県にブランド推進課が発足し業務提携していた伊藤忠商事さんから紹介され県産品の開発と販売支援を頼まれ、連携協定を結び温暖化に対応したお米「キヌムスメ」の開発販売支援、隠岐の白いか焼売、泳ぎ牛弁当など多くのご当地グルメを開発、そして島根和牛の肉じゃがを売り出した時に、「こんな惣菜助かるわ」「買い置き出来るように真空パック冷凍して欲しい」とお客様の要望に応えて冷凍機器業務用厨房設備会社大手フクシマガリレイさんのテストキッチンで試作を作っていた際に、真空調理第一人者の元帝国ホテル料理長 石川シェフを紹介いただき、顧問契約して調理指導を賜り「個包装真空調理冷凍技術」を学びました。下処理した食材と調味料(出汁やたれ)を袋に入れて真空圧力で調味料を染み込ませ低温調理する事で食材の旨味と出汁の旨味が混ざり外に逃げず抜群に美味しくなります。(すべてが真空調理ではございません)更に冷凍保存し食べる際に沸騰させたお湯で湯せん調理する事で、電子レンジとは異なり、加熱ムラが起こりにくく、食品の水分も保持されやすいのでおいしく味わっていただけます。サラダやお浸しなど冷たく召し上がっていただくメニューは袋のまま流水解凍。冷たいうちにお皿に盛り付けて下さい。それでは今週お届けする献立を紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「大分津久見ぶりの漬け焼き」です。引き締まった身をスチームコンベクションで柔らかくしてから大分特有の甘い地醤油をベースの秘伝のタレに漬けて焼き上げに仕上げました。副菜は、高血圧、心筋梗塞の予防効果のあるほうれん草を使った「ほうれん草と椎茸の卵とじ」を副菜としてご用意。それに、コリコリとした食感と、噛むほどに口の中に旨味が広がる山形県最上郡特産「秘伝豆」の塩ゆでをセットにしました。大分の恵まれた環境で育った、脂のりがよく身がしまっているブリは、ビタミンDが豊富なので、カルシウム豊富な秘伝豆がカルシウム吸収率をアップしてくれます。

2品目の主菜は、「瀬戸内海産 太刀魚の南蛮漬け」です。香川県さぬき市の水産会社安岐水産さんに、地元瀬戸内で獲れる太刀魚を丁寧に身だけをカットにしてサッと油で揚げた後、鳴門産のわかめと玉ねぎと人参を加え、まろやかな酸味の味付けの南蛮漬けに仕上げました。骨も取り除いて食べ易く、流水解凍で冷たくしてお召し上がり下さい。まろやかな味の南蛮漬けは疲労回復効果が期待できます。副菜には、カルシウムが多い大豆製品と考え、「がんもと彩り野菜の含め煮」と、食物繊維たっぷりのごぼうを玉子でとじた「ごぼうの柳川風」を副菜にご用意しました。

3食目の主菜は、宮城県のブランド鶏「みやぎ森林鶏」を使用した「みやぎ森林どりの筑前煮」です。地元東松島市の石川食品さんで、加工した筑前煮は、鶏の出汁が野菜に染込んで口に入れると旨味が口いっぱいに広がります。僕はいつも汁まで飲み干してしまいます。副菜には、和食の定番メニュー、厚焼き卵に野菜を加えて栄養アップさせた「五目厚焼玉子」。それに、油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ煮 味噌風味」はトロっとした食感をお楽しみください。茄子のナスニンは、油と相性がよく、油分と一緒に食べると、体への吸収率がアップします。

4食目の主菜は、国産鶏肉を使った「チキンカツ」です。サクッと揚がって柔らかくて美味しいです。お好みでソースやケチャプなどをかけてお召し上がり下さい。副菜には、ビタミン・ミネラルなどをバランスよく含んでいる豆と、肉類のコレステロールを排出してくれる、ごぼうと合わせた「3種豆とごぼうのサラダ」と、玉ねぎと茄子を使ってトマトベースの調味料で炒め煮にし、野菜からの旨味がたっぷりでた南フランス発祥の料理「彩野菜のラタトゥイユ」をセット。たんぱく質たっぷりで、食べ応えのあるチキンカツには、彩り鮮やかなラタトゥイユと、食物繊維たっぷりのサラダを合わせました。

5食目の中華メニューの主菜は、「石見ポークの挽肉で作った麻婆豆腐」です。大きめにカットした豆腐を使い、麻婆ソースには赤身がおいしい石見ポークの挽肉を使ったボリューム満点の麻婆豆腐です。ご飯にかけてもそのままでも満足の一品です。副菜には、柔らかい歯ざわりの「国産チキンナゲット」と、ビタミンC、葉酸、ビタミン類、食物繊維などを含み、栄養価の高いブロッコリーを「ブロッコリーの中華風お浸し」にしてセットにしました。

来週もどうぞお楽しみに。

冷凍 ミールキット「国産鶏の照り焼きセット」を夕食に【わんまいる】

2021年7月1日(木) 鶏肉消費量日本一の大分県大分市は鶏肉を使った郷土料理が沢山ある。古くは「亀煮」と呼ばれ元々スッポンと根菜と一緒に筑前煮の様に炊合せて食べられていたのが明治大正と人口が増えるに当たり、すっぽんの生息地が減って需給バランスが壊れ、それが鶏肉に変り現在「亀煮」は鶏肉で調理され大分の郷土料理として一般家庭で食べ継がれています。そして江戸時代に中国から長崎経由で広がった鶏の唐揚げを明治時代に大分別府市の洋食レストランが当時骨付き唐揚げで香辛料が辛く女性や子供でも食べられるように天ぷらの衣に大分特産のかぼす等を加え食べ易く味付けを施し「とり天」と名付け販売した事から家庭でも独自の工夫の衣で作られるようになり一般家庭、飲食店へと独自の味付を工夫して競い合うようになり、中でも大分市のデリカフーズ大塚さんが独自の味付の「とり天」持ち帰り専門店を開業したところ連日行列が出来てマスコミが取り上げる事地グルメをアピールする等鶏肉消費を盛り上げた事が要因ではと捉えていで「とり天」の名前が全国に広がり「とり天」を食べに全国から観光客が来るようになりました。そして中津市では骨なし鶏の唐揚げの衣の味付や揚げ方を工夫して販売する「中津のからあげ」として専門店が登場し自治体も上げて応援して唐揚げ選手権など開催してご当ます。テレビで見て知った僕は早速デリカフーズさん訪問して「豊後のとり天」を夕食のおかず「健幸ディナー」の献立に採用をさせて戴けるようになり、その後「鶏のから揚げ」「鶏の照り焼き」「鶏のみそ焼き」と発売。新工場を設立され新型のスチームコンベクションを導入戴けた事で「豚肩ロースのステーキ」や「津久見ぶりの漬け焼き」など鶏肉以外も製造して貰うようになりました。今夜はデリカフーズ大塚さんが契約している養鶏場の若鳥を使用した鶏の照り焼きセットを晩ごはんにいかりスーパー直輸入のイタリア南部プーリアの地ワインで楽しませていただきました。

「紅ずわいがに」漁獲量日本一を誇る境港の小倉水産さんにちらし寿司を作ってもらった【わんまいる】

2021年7月1日(木)12時03分 「紅ずわいがに」漁獲量日本一を誇る境港の小倉水産さんにちらし寿司を作ってもらった【わんまいる】水深70m~500mと比較的浅場に生息する「ずわいがに」に対して水深400m~2,000mと深い場所に生息する「紅ずわいがに」。一般的にずわいがには底引き網では漁獲せず、かご漁で丁寧に漁獲する。3kg以上大きく成るずわいがには希少価値と美味しさから数十万もセリにかけられる高級品もある。ちなみに鳥取県のずわいがには世界一高いとギネスにも載っている。そんなずわいがにに比べ生息数も多く、底引き網漁でも漁獲される紅ずわいがには、甲羅が15cm程度までで1kg前後のモノが多く、水分を多く含んでいる為に水揚げすると鮮度が直ぐに落ちるので、直ぐに浜茹で(漁港近くでボイル)され、しかも底網漁で漁獲されると足折れが多い事から大半が身だけをフレーク状態に加工して流通されています。甘みは圧倒的に紅ずわいがにの方で、酢飯に凄く合います。わんまいるではボイルした残り湯と一緒にご飯を炊く事で蟹の風味を味わえるようにして来ました。釜めしも炒飯も同様、最近懐石料理では焼魚にその魚の骨で取った出汁をかけて提供するのが流行っていますが、僕は35年前からやっています。蟹・海老・ふぐなども鶏ガラや豚骨と同様「アラ」の方が良い出汁が取れます。地元の食材を地元で加工・最終調理までと六次産業化を推奨する僕は何年も境港に足を運び、今年から昭和30年に島根県隠岐の島から魚の加工事業を行い境港に移住された小倉水産様にお願いして境港で水揚される紅ずわいがにを使いちらし寿司を作って貰いました。酸味を抑えて酢飯の間に鶏そぼろを敷いて上から錦糸玉子にグリンピース・蓮根・筍・椎茸とメインの紅ずわいがにの足の棒身とフレークを贅沢に散らして戴きました。3回目の試食で見た目も風味も味も納得する品質に仕上がりました。全国的に蟹が解禁される11月から冬季限定販売する予定です。