国際線が閉鎖、売店3分2が休業、閑散たる仙台空港にビックリ仰天!【わんまいる】

2020年7月10日(金)仙台市のホテルに宮城県物産公社の八巻さんと今日は昨日に変わり、宮城県農政部食産業振興課の添田さんが迎えに来ていただきました。二日目最初に向かったのは、塩釜漁協の仙台漬魚様へ訪問させていただきました。

7年前58歳で水産仲卸会社から独立され、漁協組合の跡地を借りて仙台漬魚の商標を取り、研究を重ねた独自の味噌を開発して西京漬けや焼魚、煮魚などをアマゾン等ネット通販で販売されスーパーや百貨店からも引き合いが増えて卸も初めているとの事。早速ご用意してくれていた「鰹の土佐煮」と「ぶりの煮付け」を試食させていただきました。既に発売しているだけあって、特に気仙沼産だけあって「鰹の土佐煮」は素朴で美味しい!チリ産の「銀鮭の西京焼き」「紅鮭の塩焼き」なども試食させていただきました。

コロナの影響で、ネット通販の売上が倍増していると笑顔でお話を伺うと、話を聞いている方も元気がでる。今年はギフトも絶好調だと言います。手狭なので移転を検討されいて、自社工場を立てる計画だとの事。とても65歳とは思えない元気ハツラツでやる気満々!売上拡大を目のあたりにして県庁の皆さんも改めて認識された様子。アマゾンなどモールが主体とお伺いしたのでこれからはD2Cの自社サイトでの販売が主になって行く事を説明。10月に東京で僕がゲスト講師をするリライズコンサルティング創業5周年記念セミナー(無料)の案内をさせていただきました。

少し早いがランチにしようと言う事で、お奨めのお店で今まで外れがない県内の事を知り尽くされている物産公社35年の八巻さんのおすすめで、人口比率換算「寿司屋日本一多い」塩釜で美味しい寿司屋があるとの事。なんだか敷居が高そうな雰囲気の店構えの「大黒寿司」へ入りました。

八巻さんお奨めの2,000円のランチセットは無く、にぎり寿司(並)を注文すると、お味噌汁付けておきましょうかと大将の声にうなづき、登場したのが何と立派なキンキのあらがドカーンと入った「キンキ汁」。漁港近くの寿司とは思えない上品な握り方の寿司だ。みんなキンキ汁を食べるのに真剣で無口!暫し歓談してレジで割り勘。一人2,750円。これまでのランチ寿司で過去最高のお値段也り!

13時のお約束で訪問させていただいたのが、同じ塩釜市の三波食品様。

創業者の内海社長81歳にもご挨拶させて戴きお元気だ。75歳まで現役で会長を続けたい僕にとって励みになる。ご子息の内海常務様と惣菜を製造している子会社のマルナミフーズの半田取締役と前田課長がご対応いただき、東関東・東北のスーパーお大手コンビニを主に魚惣菜を製造卸をしていると伺い、早速試食させていただきました。揚物も製造されているとの事で「魚肉の握り天」「天然鰤の照り焼き」「三陸産穴子の蒲焼丼の具」を試食させていただきました。「穴子丼の具」は120℃レトルト殺菌なので保存料など使用されてなく美味しかったです。出来れば120℃のレトルトではなく、冷凍保存のフレッシュで提供して欲しいとお伝えしました。

 

三波食品さんを後にして、県庁に立ち寄り諸星課長にご挨拶と新任の副参事(総括担当)の相原様と名刺交換させていただきました。次いで、物産公社へも初めて訪問し、横田事務局長と上野業務課長様にご挨拶させていただきました。

雨模様の中、仙台空港へ送っていただき、19時半のフライトまで少し時間があるので空港内唯一の牛タン専門店「陣中」でタン元・中・先の三種食べ比べセットを食べました。

何度喰っても旨い!お店によって独自の味付けを競い合っているのが名物になる秘訣だと全国旅して思います。2階の出発ロビー前は、コロナ前と様変わり。国際線が閉鎖していて、売店もほとんどが17時と閉店時間が早まっていて、3分2が閉店していて閑散した雰囲気。いつもならこの時間搭乗入口は大行列なのに並んでいない。まだ搭乗者率は50%程だとの事。またコロナの第2波勃発により出張自粛になる可能性も出て来た。いやー空港関係者も売店関係者も飲食店も飲食店への納入業者も宿泊先も皆さん大変だ。

出張解禁?宮城県へ!白石郷土料理「温麺」仙台名物「牛タン」森林酢の「みやぎ森林鶏」旨かった!【わんまいる】

2020年7月9日(木)、今日は3ヶ月ぶりに出張解禁!神戸空港からスカイマーク朝7時30分のフライトで宮城県仙台空港へ向いました。

ロビーには九州方面の豪雨の影響もあり、コロナ前の3割ぐらいの人の数。機内の座席は中央席を開けて左右の2名ずつ計4人。搭乗客にとっては楽チンです。後方側は空席が多い。これでは空港会社が黒字になるのは当分先だなぁと思いました。仙台空港に到着すると、宮城県物産公社35年勤務され県内事業者様へはカーナビ無しで運転出来る八巻さんと、今年4月に新しく配属された県庁農政部食産業振興課ビジネス斑の田村班長が出迎えてくれ、早速「おさむチャンポース」で記念撮影。

まずはじめに向かったのは昨年冬にテスト販売した、白石市の郷土料理「温麺:うーめん」創業160年のきちみ製麺さんに訪問。お店の裏には、築300年の茅葺き屋根の離れを使い郷土料理の「温麺」をお昼だけ提供している。

元々武家で300年間この同じ土地で住み続けていると聞いてビックリ仰天。病弱の父親の事を思い、長い麺を短くカットして油を使用せず素麺より冷麦ぐらいの太さの麺を作り食べさせていた事がお城の殿様の耳に入り、高く評価され郷土料理として食べ継がれ、現在でも白石市内に9社の製麺所があると聞きました。白石温麺の組合が経営する温麺専門店へランチを食べに行き、このお店でしか食べる事が出来ない「プレミアム手延べざる温麺」を試食しました。

鰹ベース、黒胡麻、くるみの三種類のたれで味わいます。嫌な科学調味料の味が一切せず、温麺にからみついて、口の中に運ぶと、うーん美味い!」初めて食べるくるみだれは、えごまよりあっさりして甘くて美味しい!高野山の黒胡豆腐の味に似た黒胡麻だれは香ばし風味で美味い!添加物を一切使用していない「生だれ」が、冷たく締めた短くカットされた温麺が食べ易く、麺にタレがまとわりついて絶品!この味覚は他の麺では味わう事が出来ないと思いました。来年の夏は、ご自宅で流水して簡単に食べられる「胡麻だれ冷やし温麺」を作って販売したいと思いました。

次に向かったのは、大手スーパーさんからの要望をキッカケに、沖縄や長崎など何社かで作ってもらい、試食した結果一番美味しかった「豚の角煮」を作ってもらった名取市のフクベイフーズ様に訪問。創業は鶏卵の集配センターと惣菜製造からで、現在は仙台市内の有名牛タン専門店の下請けをして各店に納品しているとの事。早速「肉厚牛タン」「薄切り牛タン丼の具(塩味:タレ)」「牛タン角煮」「牛タンつくね」「テールスープ」「牛タンカレー」「牛タンシチュー」と牛タンのオンパレード!さすがの僕もこれだけの種類の牛タンを食べたとは人生初体験。

 

牛タンのみならず言ってくれれば鶏肉でも豚肉でも製造許可をがあるのでとの事。丁度これから訪問する宮城県唯一のブランド鶏「森林鷄」を使用して、わんまいる向けに惣菜を作ってくれると助かりますとお伝えしました。


そしてその後向かったのが、この秋から健幸ディナーの献立に採用した東松島市の石川食品様に作ってもらった「みやぎ森林鷄の筑前煮」の森林鷄を生産・加工・流通・販売まで一貫して取り組まれているウェルファムフーズ様(仙台市)に訪問すると、何と大手商社の丸紅の100%子会社で、52年前に岡山県新見市を皮切り宮城県、鹿児島県と三カ所で森林鶏の生産・加工場を開設し、宮城県内に於いては自社養鶏場2ケ所に29農場と契約をされているの事。

宮城県に訪問するようになって6年間が経ちますが、森林鶏さえ知らなく同行された県庁の職員の皆さんも認識が無かったです。いやー県内でこれだけの規模でやっているとはビックリ仰天。きっかけは、丸紅さんが紙の原料となるパルプを作る木材を抜粋する際に出る皮や幹を産業廃棄する為に焼いたところ、樹液酢が発生し、焼いた炭を小鳥が啄むのを見て、これを鶏の餌として与えれば、鷄の臭み(当時は餌が悪く鶏肉臭していた)が抑えられると思い、大阪市立大大学に分析依頼し、効果のある事が分かり、丸紅が事業会社を設立したとお伺いしました。木炭酢を飼料として与えるむネッカエッグ鶏として販売していて数年前にブランド名を「森林鷄」に変更したとの事。わんまいるも以前たまごアレルギーの子供さんでも食べれる島根県大田市の旭養鶏場のネッカエッグを長く販売していたので、森林酢の事はよく理解出来ます。
試食を兼ねて近くの国分寺町にある焼鳥店「火の鳥」さんへ移動して懇親会。

早速「ささ身塩焼き」から試食。すごく弾力がある。珍しい「動脈のタレ焼き」は皮より少し柔らかい。ハラミを使った「すき焼」はコリコリして美味い。

人生初めて食べた「鎖骨の唐揚げ」は身をしゃぶるのが癖になりそう。

香川県名物「一鶴(いっかく)」の骨付き鷄焼きをイメージした「骨付き鶏のオイル焼き」これは格別に旨い。とても生後5ヶ月のひな鶏とは思えない身の弾力だ。シメは鶏を焼いたオイルを浸けて食べる「鶏のオイル焼き飯」。折角だから玉ねぎのみじん切りとパセリとニンニクを少々オイルに加え焼くと更に美味なり。

ランチで提供すると行列が出来ると思いました。いやー満腹で、正に国分寺町の食いだおれだ。こんな時は宿泊先が近いと有難い!明日朝のホテルの無料朝食バイキングがコロナの影響で中止なので、コンビニでサンドイッチと牛乳を買って帰り、バタンキュー!3ヶ月ぶりの出張疲れました!

やっと宮城県石巻漁港水揚地元で煮付けたハマチ(イナダ)の煮汁が決まって来た!【わんまいる】

2020年7月8日(水)凄い雨も自宅を出る5時30分には小ぶりになりラッキー!いつもの6時過ぎに梅田オフィスに到着、神棚にお神酒を供え、メールに目を通し、創業以来週に一度欠かさずに行っている先週土曜日で締めた販売結果の分析を行いました。宅配事業も百貨店や通販会社との卸事業の売上もコロナ禍の前の売上に戻って来ましたが、通販事業は相変わらず前年比173.8%と好調で推移。宅配事業で売上の減少が止まらない酒類や飲料水やお米を合わせても供給高は109.7%とまずまず。特に冷凍の夕食おかずセット「健幸ディナー」が174%、和惣菜が163%、ホテル&専門店が206%、軽食類が213%、洋食類が263%と伸びています。ちなみに先週1週間で一番数が売れたのは愛知県知多半島「篠島の小海老の唐揚」でした。

月間トータル1位は、大阪中の島の老舗ホテル ザ・リーガ・ロイヤルホテルの中辻シェフ監修の「デミグラスハンバーグ」、

2位は何と大阪で創業94年のホテルや飲食店に卸されている矢田健商店さんに作ってもらった「具付冷やし中華」、

3位は「博多八助の一口餃子」、

4位は「キンレイの具付ラーメン」、5位は神戸で大正14年創業の神戸中央卸売市場水産仲卸の財木商店に焼いてもらっている「紅鮭の西京焼き」でした。

今日もアッと言う間に試食タイム!今日は昭和17年兵庫県淡路市で創業し、ホテルや飲食店へ卸されている沖物産様に依頼した「高知県の四万十ポークの豚丼の具」から試食しました。腕肉を使っているので少し硬い。値段を上げてバラ肉を使うか?この腕肉を出汁で煮込み味を入れて柔らかくしてこののまま398円で販売するか?微妙!再度2品作ってもらう事にしました。

2品目は、宮城県石巻市で昭和22年創業の本田水産さんから提案頂いた「金華銀鮭のオリーブオイル漬け」を試食。少し塩辛いですが、クラッカーにナチュラルチーズを塗ってトッピングするなどカナッペとして使うとワインにも合い美味しいと思います。

3品目は、同じく宮城県産の蛸を使用した「蛸めしの素」を試食。蛸以外の具が入ってない!

4品目のムール貝が殻ごと入ったブイヤーベースを試食。楽しみにしていましたが、見る限り南仏料理のブイヤーベースには程遠く、トマトピューレ、ローリエ、サフラン、バセリなど香味類も入ってなさそう。やはり塩辛い!

5品目からは、来週木曜日からお客様にお届けする夕食のおかずセット「健幸ディナー」1008-1号の検食を行いました。1セット目は、岩手県陸前高田市のあんしん生活さんに作ってもらった「主菜:三陸産の鮭フライ」に「副菜:ほうれん草とコーンの炒め物」に「副菜:ひじきサラダ」のセットです。魚の臭みも全く無くて美味しいです。お好みでタルタルソースをかけるのもいいですね。

2セット目は、宮城県石巻市の本田水産さんに作ってもらった「主菜:石巻水揚ハマチ(イナダ)の煮付け」に「副菜:茄子とオクラの揚げ浸し」と「副菜:わかめと胡瓜とじゃこの酢の物」のセットです。ようやくハマチの煮汁の味が決まって来ました。この煮汁をしっかり覚えておくこと!下手に生姜を使わず、砂糖も極少々、醤油と日本酒を主に合わせた煮汁です。鯖や鰤には向かないが、先程食べた蛸なら大根と人参と炊合わせたら美味しいだろう。ヤリイカとわかめと大根の炊合わせにも合います。

3セット目は、大分県大分市のデリカフーズ大塚さんに作ってもらった「主菜:鶏の照り焼き」と「副菜:ゴーヤチャンプルー」に「副菜:ブロッコリーのおかか和え」のセットです。見事な焼き加減です。契約養鶏場の3ケ月の若鶏を指定していて、柔らかくて弾力のある身でジューシーで旨い。ゴーヤは、少し分厚い。もう少し薄くカットして欲しい。

4セット目は、宮崎県西都市の地元雇用を目的とした地方創生工場を営み養鶏場も営むオーエヌ・フーズさんに作ってもらった日南鶏のメンチカツが先日からの豪雨で物流が遅れて到着が遅れているとのことなので、副菜だけを検食しました。「茄子とトマト煮」もひよこ豆青エンドウ赤インゲンの「3種豆とキャベツの胡麻ドレサラダ」どちらも問題なく美味しい!このセットなら良く冷やしたミディアムボディの赤ワインがお奨め!

5セット目は、石見ポークの酢豚セットです。夏限定で大阪夏の風物詩である水茄子を入れました。とろりとした食感がめちゃ旨いです。

午後からは月に一度弊社のオンラインサロン「絆会」でご案内している商売繁盛の法則8月号を執筆して終了。帰宅前に最寄り駅前のスポーツジムに立ち寄り、自宅に戻って「健幸ディナー」を食べました。本日の献立は、島根県邑南町の「! 石見ポークの一口カツ」を主菜に「ほうれん草とコーンの炒めもの」に「茄子のトマト煮」のセットでした。脂身が無くてまるでヘレ肉のような柔らかくて甘みがあるもも肉です。赤身が美味しいと評判の石見ポークだけの事はある

レンジで出来る カップ入り「石見ポークの豚しゃぶ蕎麦」完成!出汁が豚汁に混り。。【わんまいる】

2020年7月7日(火)午前中は通販事業部とミーティング。コロナ第二波を感じてか?新規での電話注文がまたもや急増、消費者の心理が敏感に伺えます。その後、管理本部とミーティングを行い、お昼の時間を使って試食を行いました。
1品目は、主要百貨店や高級スーパーに卸されてる京都の老舗製麺会社「薬師庵」さんに作ってもらったレンジで出来るカップ入り「天ぷらそば」。見た感じ美味しそう!食べてみると、出汁も天ぷらも美味しいですが、麺が柔らかすぎる!キンレイさんのように冷凍した麺を出汁の中に入れて急速凍結するとレンジで解凍しても柔らかくなりにくいです。

2品目は、「醤油ラーメン」。出汁は美味しいけど、やはり麺が柔らかいです。

3品目の「あんかけ醤油ラーメン」、4品目の「あんかけうどん」は、どちらも麺があんを完全に吸い込んでしまっています。

5品目は、製造を依頼して8年目を迎える大阪西成区で創業95年の老舗のホテルや飲食店へ卸している矢田健商店さんに作ってもらったレンジでできるカップ入り「石見ポークのしゃぶ蕎麦」。石見ポークのバラ肉が出汁に少し溶け混ざり合って実に美味しい!麺は某メーカーさんの蕎麦の外実を使用した冷凍麺を採用しているのでコシがしっかして出汁が麺に乗っていて、石見ポークのバラ肉の薄切りが無茶苦茶旨い!作って良かったと思う瞬間です。今年の年越しは石見ポークのしゃぶ蕎麦と京都薬師庵の天ぷら蕎麦に決定!

6品目は、冬季限定おかずセットの主菜として北海道噴火湾の帆立と冬野菜のトロトロ煮を作ってもらいました。思っていた通りの料理が出来上がり一発OK!このように呼吸が合うのに3年はかかります。

7品目もおかずセット主菜向けの「北海道産秋鮭と新じゃが玉のバター焼き」です。近藤先生からの指導で無塩でなく有塩のバターに切り替えたので、バターの味が鮭とじゃが芋に染込んで美味しくなりました。

8品目は、これまた創業160年の大阪日本橋の老舗 山長商店様から提案いただいた「活〆うなぎ黄金焼き」を試食。思った通りの白焼きタイプで、身が厚くてかなり旨い!これならたれ漬け焼きを繰り返して鰻丼やひつまぶしにすればと思いました。

9品目は、「枕崎産の鰹のたたき」。立派なサイズで、全く臭くなく美味しい!ニンニクと玉ねぎのスライスに青ねぎを添えて柑橘系のポン酢をたっぷりかけて食べると唸る程美味しいと思いました。

最後に、神戸の中華街南京町で行列が出来る皇蘭の手作り豚まんとミニ豚まんを試食。前から気になっていた皮の硬さがより硬く感じるように口が変って来たように感じました。もっと柔らかい生地にしたら嬉しい。具も背脂やオイスターソースを加えるなどして甘みと濃厚な味わいにしてくれたら嬉しいと思いました。

午後からは、独立創業以来週に一度続けている新聞切り抜きに対してのレポートをまとめ終了。今日も昨夜に続き雨が激しく振っているので寄り道せず自宅に戻って風呂に入りわんまいるの夕食おかずセット「健幸ディナー」を食べました。本日のメニューは、西日本最大級大阪市中央卸売市場仲卸 鮭の三恒と異名を取る三代目三上社長自ら目利きした「北海道産の鮭の塩焼き」に徳島県鳴門産の滑らかな食感の「わかめと玉ねぎの三杯酢和え」に「オクラと絹揚げの炊合せ」のセットに「レンジでできる小海老の天ぷら」を加えてみました。

三恒さん特有の塩の振り方により上品なしっとりとした食感の塩焼になっています。よくお弁当に入っている薄くカットされた身がきしみカスカスの焼き加減の鮭の塩焼きとは全く違います。たまにお客様から半焼けではないですか?などの問合せをいただきますが、これが本来の「鮭の塩焼き」の味覚です。小海老の天ぷらは久しぶり。最近は中々小さいサイズの小海老の天ぷらが売られてなく、ならば自分で作ろうと思い本場三重県伊勢市まで行って現地で粉打ち衣漬けまでしてもらった小海老の天ぷらです。塩胡椒を付けてウメー!

シャワーを浴びている間にできる、夕食のおかず、夏の風物詩「鰻」と「水茄子」を味わいました!【わんまいる】

2020年7月6日(月)今日は終日各部門長とミーティング。
お昼時間を使って試食タイム。本日1品目は、創業昭和17年兵庫県淡路市の沖物産さんに作ってもらった「高知県四万十ポークの肉じゃが」2回目の試食です。じゃが芋の煮崩れが見られ、玉ねぎも煮過ぎです。最初みなさん慣れるまではこのようになります。1品ずつ真空個包装にして冷凍して沸騰した状態で5分間加熱する事を想定して普通に作る3分の1の硬さで止めないといけません。出汁が染込まないのではと思いきや、真空圧力と真空袋の状態で加熱解凍する事により十分味が染込み柔らかくなるので心配要りません。脂質が少なく赤身が美味しい石見ポークと反対に、脂を美味しくする為に仕上げに芋ケンピを食べさせている四万十ポークは、モモ肉だと言うのにこの脂身で、全く臭みがなく甘くて美味しい。肉じゃがには四万十ポークのモモ肉がイイ。10月から健幸ディナーの献立に登場!今から楽しみです。

2品目は、国産牛バラ肉を使った肉豆腐を試食。多くの飲食店に採用されているだけあって、見た目も美味しそう。牛肉の旨味が口の中で広がり、白菜・ごぼう・玉ねぎ・人参のエキスと混ざり合い、焼き豆腐に出汁が染込み旨い。濃口醤油を1割増やすようにお願いしました。

3品目は、大分県のデリカフーズ大塚さんからクリスマスに向けた骨無しのローストチキンが届きました。銘柄指定しない国産鶏と宮崎県の日南鶏の2種類を食べ比べましたが「とり天」の試食と同様に日南鶏の方が柔らかくて弾力がありジューシーで明らかに旨い。今年は「クリスマス限定プレミアムディナーセット」を売り出す予定なのでご期待下さい。

4品目は、中華メニューの副菜「中華春雨」を再試食。色目と食感を出すのにわかめ・人参・胡瓜を加えたバ―ジョンと、胡瓜とわかめだけと、わかめ・もやし・胡瓜を入れたものの3種類を食べ比べました。わかめと同色の胡瓜は必要なく、色目として人参と若芽のバージョンを選び、わかめを20%減らすようにお願いしました。

5品目は、京都桂茶屋さんの既存商品の検食です。人気の「明石蛸と胡瓜の酢の物」は少し酸味が強いので、わかめを少し加え、米酢に替えるように伝えました。

6品目は、「五目豆煮」。文句をつける所無し!

7品目は、「高野豆腐の含め煮」。大手スーパーのバイヤーも納得した品だけの事はある!

8品目は、人気の「オクラとブロッコリーの白和え」。ネバネバ感があり美味しい!少し鰹節を加えると更に美味しくなる!

9品目は、長年売れ続けている「丹波篠山産黒豆煮」。見た目もつやつやと光沢があり美味しそう。食べても甘くてコクがあり旨い!さすが大手百貨店さんのお客様にも人気が高い京都桂茶屋さんだけはある!

午後からも引き続き部門長ミーティングをこなし、定時で帰社。雨が強く降っているのでジムには寄らず自宅へ。先に帰ったはずの家内が今帰った所のようで不機嫌。。おかずセットに桂茶屋の「鰻と胡瓜の甘酢和え」を頼み、シャワーを浴びて出て来ると丁度おかずセットが盛付けられています。今日の献立は、「大阪泉州特産の水茄子入り八宝菜」が主菜に、「ブロッコリーの中華風お浸し」と「さつま芋のレモン煮」が副菜のセットです。それに先付に鰻と胡瓜の甘酢和え(うざく)を加えて美味しそう!

八宝菜は、大きくカットした水茄子が二つも入ってボリュームあり!茄子とはひと味違う味覚でサクッと感が残りとろっとして旨い!地元泉佐野周辺では炒めて食べる習慣があると聞きましたので酢豚やカレーなどにも加えてみると大好評!ニホンウナギ養殖発祥地浜名湖産の鰻蒲焼を使用した「うざく」は、胡瓜の食感も良くて酸味が程よく効いて旨い!夏の風物詩「鰻」と「水茄子」を味わいました!