商売繁盛の秘訣は仕入れにあり!天然ネタも多い回転寿司大起水産さん旨い!・・・

2019年1月13日(日)今日は、連休明けの各部門長ミーティングの資料に目を通すため梅田オフィスへ。ランチを手短にと思いホワイティー梅田に降りるといつも並んでいる大起水産の回転寿司に人が並んでない。お正月明けで倹約ムードなのかな?・・と思いながらたまには入ろう!とカウンターへ。魚は弊社も仕入れている大阪市中央卸売市場の鮮魚仲買卸大手の利州株式会社さんが、主に産地から直接買い付けているので天然物も多く100円均一ではなく、高級魚から玉子焼きまでバラエティーなメニューが豊富なのが嬉しい!以前NHKのルソンの壺で取上げられた際に、弊社の前に放送されたご縁で堺の本社へお伺いし、数の子など塩干物を仕入れされていただいた事があります。店舗デザインも偶然に弊社のお付き合い先の株式会社カフェさんが担われている等、共通点があり社内の会議等にテイクアウトする等利用させていただいています。大起水産さんは創業1975年(昭和49年)堺市中央卸売市場で塩干卸を設立、その後鮮魚仲買い卸も開始、「堺活魚流通センター」の名称で当時中央市場の仲買卸が直接消費者へ小売りするのが珍しかったので話題となり一時テレビにもよく取上げられていました。大阪の鶴見緑地に回転寿司をオープン。活魚流通センター直売店と回転寿司と出店を加速され現在では回転寿司の大起水産として認知を確立されました。人気の秘訣は仕入れにありと取締役自らの目利きを行い魚の目利きが良いと利州の上田副社長から聞いたことがあります。会社が大きくなっても初心を忘れず商売の基本「仕入れ売り」を現在でも徹底して行われており旨い魚をリーズナブルで販売するからお客様の回転も良く善循環 になるのだとつくづく思いました。たかが回転寿司されど回転寿司。多くの100円均一の店が淘汰される中、一人勝ちの大起水産さんです。天然のかんぱちの握りは凄くいかっていて脂も乗ってうまい!やりいかもコリコリとした食感でうまい!これは流行りますわ。

オフィスに戻り、夕方最寄り駅前のスポーツジムに立ち寄り自宅で旬の手作りおかずセット健幸ディナー「日南鶏のメンチカツセット」を食べました。メンチカツは宮崎県西都市の地方創生として地元雇用に取組んでいる有限会社オー・エヌ・フーズさんが作った惣菜です。創業は地元の妻町の名前を取って「妻地鶏」の養鶏場(JAS地鶏認定)も先代より引継ぎ経営。最近では宮崎県が推奨する日南鶏も使用した鶏肉惣菜の製造も開始して、ふるさと納税などでも人気です。僕も昨年訪問させていただきましたが、鶏舎もクリーンネスが行き届いていて全く臭くなく優しい顔つきの鶏が飼育されていました。いじめられっ子の鶏(売り物にならない貧弱な鶏)を別に囲い飼育されているのを見て感動しました。通常いじめられっ子の鶏は他の鶏からつつかれてその場で踏みつけられ死んでしまっています。ひどい養鶏場ではその死骸をほったらかしにしています。そんな養鶏場の鶏は目がきつくストレスを感じているように見えます。ストレスが一番よくあません。牛も豚も全てそうですがストレスのかかっている肉質は美味しくありません。中には生後数ヶ月間は女性が育てている畜産養豚場もあるぐらいです。実際に男性と女性とでは見ただけで分かるぐらい違います。クリーンネス、風通し、自然に近い飼い方、餌の与え方など・・・そんな宮崎県西都市オー・エヌ・フーズさんの日南鶏のメンチカツ如何でしょうか?わんまいるでは全国各地を回り僕自ら見て試食して納得した食材やご当地で作られたお惣菜をおかずセットにも採用して皆様へご提供しています。日本の農業、漁業の振興、地方創生 に少しでもお役に立ちたいと思っています。・・・・

今朝の気温0度、企画の校正は「春のお彼岸」に「春の土用丑」、それでもまだ遅い・・・・

2019年1月12日(土)今日は、カタログとLP(サイトのランディングページ)の校正と念願のサイトリニューアルをしたので念入りにチェックを行いに梅田オフィスへ出勤。今朝の気温0度と寒い!春のお彼岸企画の「鰻おこわ」と「鯛おこわ」水揚日本一の兵庫県浜坂漁港の「ほたるいか」伊勢の「おはぎ」5種詰合せ、京都洛西産の「筍炊込みご飯」に「若竹煮」「筍と菜の花の白和え」「国産あさりと春キャベツの炒めもの 」「紀州うめどりと筍の筑前煮」、愛知県知多半島篠島漁港「しらすコロッケ」、豊橋名物「八雲のみたらし団子」、春の土用丑「浜名湖産鰻蒲焼:静岡焼き」「宍道湖のしじみ汁」、京都桂茶屋の「ひつまぶし」等の校正、全て冷凍で解凍するだけで食べられます。便利になったもんです。

カタログを校正しているとあっという間にランチタイム、時間が無いから近くの梅田東通り商店街にもある立ち食いそば「都そば」に直行。京阪神の駅前に沢山店舗展開しており、お手軽でかけそば250円と他店より少し安い。発祥は聞くところによると東京神田とか?京都に出店して都そばと名乗り阪急沿線沿いにお店を出店していったのでは?僕がものごころがつく頃からお店があるので相当古い老舗の立ち食いそば屋さんだと思います。少し濃いめの濃口醤油を少し使われていると思われるだしが東京の名残りを感じます。手短に食べ終わりオフィスに戻りLPのチェック。「ひな祭り京都桂茶屋 京のちらし寿司とはまぐりのお吸い物セット」、ホワイトデー「出雲大社門前 坂根屋しょうゆショコラ」同じくホワイトデー「神楽坂フレンチレストラン ル・コキアージュの抹茶テリーヌショコラ」、春のお彼岸、伊勢の猿田彦神社の鏡餅を受託し納めている伊勢屋餅さんの「伊勢おはぎ5種類詰合せ」を校正。メディア実績、累計販売数、有名店取扱いや著名人購入実績、受賞履歴、創業年数など不足がないか念入りにチェックまだまだ抜けが多いです。わんまいるで取り扱う商品は老舗が多く、メディアにも取上げられ政治家や芸能人など著名人からの購入もあり有名店での取り扱いや受賞履歴も多く共通しています。おかずセットを主に作ってもらっている吉フーズさんも親会社は服部恒さんという70年以上の歴史のある老舗で、かつては大阪中の商店街に惣菜店を展開されておりセントラルキッチンを本社に併設して設立され、ご子息を社長にして子会社として調理部門を運営、大相撲大阪場所へ仕出し弁当を納めるなど実績をお持ちです。

夕方最寄り駅阪急塚口駅前のスポーツクラブのティップネスで汗を流し、自宅では夕食に旬の手作りおかずセット健幸ディナー「紀州うめどりのチリソース煮セット」を食べました。ピリ辛のスパイシーさと甘酢の甘さが交互に口の中で感じて全く臭みがなく、柔らかいやや大きくカットした紀州うめどりの衣揚げがチリソースに絡み合い美味しい!玉ねぎもピーマンも歯ごたえがあり もっとよこせとお腹が叫んでいます。野菜とピリ辛チリ甘ソースの相性が良い。

わんまいるの中華メニューは楽天でも常に上位にランキング!副菜の青梗菜と玉ねぎのチキンスープ煮と厚揚げと人参大根の炊合せもだしがしゅんで美味しい!皆さん美味しいものは良く知っていますね!沸騰した状態で5分間加熱するだけで出来立ての料理が味わえます!簡単で美味しくて健康的・・・いいね!

ご当地グルメ&食材探しの旅_豊後大野市【大分県】


本日9時から訪問させていただいたのは、昨年の大阪で行われた日本食糧新聞社さん主催の食品展示商談会「ファベックス関西」で知り合った、農業法人も立上げ、農作物の生産から一次加工を手掛けられている株式会社豊後大野クラスターさんです。

弊社は、中小企業庁が支援する「ミラサポ」の専門家登録をしており、
この度派遣の申請をいただきましたのでお伺いしました。

ご対応いただいた後藤社長は関西大学卒で農業機械関連の業界紙の企業に就職し、大阪・東京での勤務も経験したのち30歳の頃実家に戻り、印刷会社を設立。インターネット時代への対応として、農機具メーカーで働いていた経験と地元産業の農業振興をという事で、偶然大手関連会社の工場が売りに出されていたため工場を引き継ぎ、地元の農作物を洗浄、カット、ボイル、乾燥、オーブン、調理まで一貫した取組みをされています。

真ん中が後藤社長で右側が小笠原特別顧問
自社で農業も手がけ、地元特産のさつまいもを生産しています。

豊後大野市は大分県では豊肥地域と呼ばれ、瀬戸内気候に属し、積雪は冬季の山間部以外はほとんどなく、温暖な地域だそうです。

後藤社長に聞くと、おんせん県なのになんと豊後大野市には温泉がないそうです。
大分県内で温泉が出ない市は豊後大野市と杵築市の2つの市だけだそうです。
どこでも温泉が出ると思ってたら違うんですね。

豊後大野市(人口35,000人 面積603㎢)は、東部に大峠山(おおとうげやま)、佩楯山(はいだてさん)、西部に阿蘇外輪山のすそ野、北部に神角寺(じんかくじ)・鎧ヶ岳(よろいがたけ)、南に祖母(そぼ)・傾山(かたむきやま)、三国峠(みくにとうげ)と四方を囲まれた盆地状になっており、大小の河川を集めて別府湾に注ぐ大野川の豊かな水利があり、県内屈指の畑作地帯で、気候も南海型気候に属し、平地気候と山地気候のほぼ中間にあって、四季を通じておおむね温暖で、一部の山岳地帯を除いては、平坦地の平均気温は15~16℃と極めて農耕に適しているため、古くから農業を基幹産業として発展してきたそうです。

さっそく見学です。
まずは工場を見学させていただきました。

ちょうど訪問した時間では、某大手メーカーのフリーズドライ商品向けの加工をされていて、その日に収穫された地元の白菜を洗浄・カット・ボイルして袋詰めまでの加工をされていました。
みなさん手際が良いです。

その後ベルトコンベアーに乗せられシャワーとブラシできれいに洗浄されていきます。

洗浄が終わると次はザクッザクッとカットされていきます。

カットが終わると高温のお湯でボイル加工。
大きなへらで釜をかき混ぜる大仕事です。

その後、冷水で粗熱をとり、パック作業に移ります。

聞いて驚いたのが、凄い量の地下水が湧き出るとのこと。
湧き水のよいところは、冬は気温より暖かく夏も気温より冷たく食材を洗浄したり冷却するのに適してます。水道水は冬場は凍るぐらい冷たく洗浄すると食材を傷め、夏は熱湯と思うぐらい熱く、これでは食材の鮮度が落ちてしまいます。
水が「食の命」と言って過言ではなく地元の食材を地元の水で加工する事が一番美味しく調理できるのです。

設備はほかにも 芋洗浄機や乾燥機、石臼式粉砕機、充填機、加熱(ブランチング)槽、
急速冷凍機など数多くの機器がありました。

こちらは熱風で焼き芋を作る機械です。

できたての焼き芋をぜひ食べてみたかったー(😢)

事務所に戻り試食へ。
まずは今売り出している「ひとくち黒焼きいも」という紅はるかの黒酢煮です。

ねっとりとした食感で甘くて美味しいのですが、にんにくが含まれているのか、黒酢にんにくの風味がします。尋ねると、この商品は醤油屋さんに委託しているそうで、そちらが黒酢にんにくも作っているとのこと。もったいないです。袋の中に輪切りにされた芋がかたまりになっているので、取り難いので一口づつ小袋にしたほうがいいように思います。

代表の堀田からは自分で買うよりはお土産需要商品なので、倍ぐらいの大きさにして「金の黒芋グラッセ」としてはちみつでコーティングして金箔をふりかけるようにアドバイス。

次に、テスト的に地元の里芋を使った煮物と切干大根の煮物を試食。
里芋のほうは繊維があって濃厚な甘さでねっとりとして美味しいです。

そして、輪切りにした「紅はるか」の焼き芋を凍らせた焼き芋アイス。

紅はるかは当初焼酎用に開発されたさつまいもなのですが、糖度が高いので

食用として販売されるようになったとのことでめちゃ甘いです!

細長くカットされた焼芋はレンジで簡単に解凍できて便利。

でもどこでも販売されていて価格競争も激しいので
代表が焼き芋という名前で販売するのでなく、「豊後ポテト」としてミルクジャム、きな粉、黒蜜などで売り出すことを提案。
また業務用としては「豊後さつま芋のカットボイル」として天ぷら・焼き芋・おやつ・等に最適品として500gの冷凍で売りだすことを提案しました。

後藤社長も色々と取組んでいきたいと意気揚々!
商品化に向けて商談を続けていきます!

豊後大野市でまた新しい商品が誕生しそうです。
お楽しみに!

追伸

今回、ご当地グルメを食べることができなかったので代表が
お土産にだんご汁を買ってくれました。

さっそく自宅で冷蔵庫にあった野菜と豚肉で作ってみました!

簡単に言うと豚汁に平たいうどんが入った感じで
ボリュームがあって美味しい!

江戸時代より前からあったと伝えられ、米が不足していた時代、
庶民が主食替わりに食べていた食べ物だそうで、
おそらく昭和30年代までは各家庭の日常的な食べ物だったようです。

ご当地グルメ&食材探しの旅_豊後大野市【大分県】


今回は大分県豊後大野市にやってきました。

大分県は温泉の源泉数が4,473ヶ所あり、湧出量が毎分約286リットルと、ともに日本一のおんせん県です。
空港到着ロビーには大きな風呂桶がお出迎え!大分(OITA)の文字が湯気に見立てているところがうまいですね。
一時シンクロのPR動画でも注目をあびましたね。

今回訪問する豊後大野市は大分空港から車で約2時間。

道中、別府付近では温泉の湯けむりがいたるところであがっていて、また広大な由布岳なども見え、これぞ大分って感じです。

まずはじめに向ったのは豊後大野市商工会さんから紹介頂いた、創業1950年の大分県椎茸商協理事長や全国椎茸商協理事も務められ、数々の農林水産省受賞歴の椎茸生産者を束ねている椎茸一筋69年の株式会社茂里商店様にお伺いしました。
茂里社長にご対応頂きました。

さっそく商品の紹介を頂き、出てきたのが、乾燥極上しいたけ!

ここまでくると芸術品ですね。

関東では傘がまるっとしている「冬菇(どんこ)」が好まれ、関西では傘の開いた「香信(こうしん)」が好まれるそうです。

ちなみに「冬菇(どんこ)」と「香信(こうしん)」の違いは傘の開き具合の違いで、6分開きまでが「どんこ」と呼ばれて市場価値が高くなるそうです。7分開き以上から全開までを「こうしん」と呼ばれています。

煮物、鍋物、椀物など、姿形や歯ごたえを楽しむ料理には乾しいたけの醍醐味が味わえる「どんこ」がおすすめ。
「こうしん」は平たくて薄いため、戻し時間が短く手軽につかえるのがメリットです。

近年は気温と湿度が上昇して原木椎茸などは成長が早く、すぐに大きくなって傘が開いてしまうそうです。
傘の開ききったものはカットされて干して佃煮や寿司材料として食材業者向けに出荷されるそうです。

茂里社長は新しいことに取り組むことが好きで、佃煮だけではなく、しいたけを使ったドレッシングやおかずもろみなども委託で作っていて、万能しいたけだしは調味料選手権で特別賞をとったそうです。

ちらし寿司やいなり寿司、太巻き寿司など甘辛く炊いて寿司ネタの原料にいいですね。

2件目は同じく商工会様から紹介頂きました、ローソンファームも経営されているシセイ・アグリ株式会社さんを訪問。ご対応頂く予定だった衛藤社長が風邪で体調不良の為、商談中止の連絡をいただいていたようですが、うまく伝わらず、私たちは知らずにお伺いしてしまいました。
そこでわざわざ衛藤社長がご対応してくれました。現在は農作物の生産のみですが、41歳と若手の衛藤社長は今後は6次産業化を目指し生産・加工・流通まで手がけたいとのこと。すばらしいですね。
長居してはご迷惑をおかけするので、すぐにその場を後にしました。
衛藤社長、お大事になさってください。

美味しさの秘訣は、自社工場内の天然湧き水による洗浄・ボイル・冷却だった!里芋とさつま芋最高!

2019年1月11日(金)大分県豊後大野市二日目。9時に株式会社豊後大野クラスター様を訪問、今日もにこやかに出迎えていただきました。長男の龍一郎君と次男の真之君が挨拶に来てくれました。ご子息二人とも後を継ぐ決心で働いておられます。後継者不足の時代に力強いですね。大分県内で温泉の無い市は豊後大野市と杵築市だけと伺いました。その分畑作が硫黄に影響されず火山灰による耕地により黒土と混ざり合い根菜類が育つそうで、大野町では紅はるか(さつま芋)と里芋の生産が盛んだそうです。畑の土について話をすると堀田社長詳しいですね!と言われ、僕は米を相当研究して一時は米の販売はダイエーさんより多く販売 していた頃がありましたと伝え、農家さんと契約栽培していた経緯や島根県斐川町農業50周年祭では最も貢献した小売事業者として表彰された等を山脇が説明すると、なるほどそれで詳しいのですねと言われました。
僕は酒とお米の宅配専門店として創業し全国の酒蔵を訪ね歩き、酒処は米処としてお米の生産者と仲良くなり農業に関しても詳しくなりました。どうしても作りにまでこだわるので生産者と仲良くなってしまいます。そして持ち前の発想力とアレンジ力でネーミングや米袋や酒のレッテルなど考え、一緒に販売まで一貫した取り組みをするようになりました。本来小売業なのでメーカーさんが作ったものを問屋さんから仕入れて売っていればいいのに、つい産地を訪問して生産者と向き合う流れとなってしまうのですが、これが幸い消費者の皆様に受けいれられて大手のスーパーやコンビニでは取り扱われていない地方の名産品やご当地グルメとして評判が良く、現在のように地域の食材を使った冷凍のお惣菜を開発し販売するようになりました。世の中に感謝です!

早速工場を見学させていただき一番びっくりしたのは凄い量の地下水が湧き出るとのこと。湧き水は冬は気温より暖かく夏も気温より冷たく食材を洗浄したり冷却するのに適してます。水道水は冬場は凍るぐらい冷たく、洗浄すると食材を傷めます。夏は熱湯と思うぐらい熱く、食材の鮮度が落ちてしまいます。この水こそが「食の命」と言っても過言ではなく、地元の食材を地元の水で加工する事が一番美味しく調理できるのです。良い田舎で食べるご飯は美味しい。正にこの水の事なのです。皆さん、僕に冷凍の仕方や機械メーカーに関して教えて欲しいと聞かれますが、僕は冷凍より冷却の方が重要ですとお応えします。食材や調理に合った冷やし方が大切なのです。先ほど挨拶してくれた次男さんが笑顔で洗浄カットした野菜を天然の湧き水でボイルして、そして冷却しています。その場で白菜を試食させていただきましたが甘みがあってシャキシャキ感があり思った通りです。そら最大手のフリーズドライ味噌汁メーカーさんも頼みに来るはずです。

事務所に戻り後藤社長より今売り出している紅はるかの黒酢煮の試食をたのまれました。味は今トレンドのねっとりとして甘くて美味しいのですが、ニンニクが含まれている感じがしたので、釜を変えて作ったほうがよいでしょう。自分で買うよりはお土産需要商品なので倍ぐらいの大きさにして「金の黒芋グラッセ」としてはちみつでコーティングして金箔をふりかけるようにアドバイスして、金箔は思っている以上に安いので業者も紹介しますとお伝えしました。里芋の煮物と切干大根の煮物を試食させていただきましたが、里芋が無茶苦茶旨いです。繊維はあるし濃厚な甘さでねっとりとしていやー大阪の里芋や東北の里芋とも全く食味が違い、さすが「根菜王国」だと思いました!

畑を見学がてらランチへ。地元の黒豚カツ専門店でメンチカツ定食をいただきました。大きいサイズのメンチカツが2個、繋ぎを少なくして整形しているので粗挽き感が味わえ、かなり上出来のジューシーな黒豚メンチカツです。九州ならではの甘口濃厚ソースとマスタードで味わいました。
近くにめずらしい千体仏像が飾られている内山観音さんへお参りしました。平安時代に建てられた相当古い建物のようです。神秘な佇まいに感動です。観光客は誰もいません。訪れる事も少ないと聞きました。もっと県や自治体が観光にも力を入れないと行けません。勿体ないです。

再度事務所に戻り「紅はるか」の焼き芋の冷凍と大きくならず捨てられてしまうさつま芋の 小芋をカットしたボイル冷凍の試食をさせていただきました。焼き芋は確かに売れるようになりまたがどこでも販売されて価格競争も激しいので僕はあえて焼き芋 で販売せず阿倍野ポテト曰く「豊後ポテト」ミルクジャム・きな粉・黒蜜など で売り出すのが一つ、後はミールキットとして「豊後さつま芋のカットボイル」として天ぷら・焼き芋・おやつ・等に最適として500gの冷凍で売り出したらと思いました。

話は尽きずあっという間にタイムオーバー。大分空港へ急ぎ出発しました。本日からわんまいる公式サイトがリニューアルなので、空港待合室で念入りにチェック。19時の飛行機で伊丹空港へ戻りました。お疲れさまでした。