試食のグルメ  vol.360

2016年10月18日(火)昨日午後12時50分伊丹空港からフライトのJALにて隠岐の島に向かいました。フライトの前にランチをと、通りかかった搭乗口斜め向かいにある「空膳」で、美味しそうな「海老カツ玉丼」がお奨めメニューで貼り出されていたので、思わず入店して注文。出てきたのは看板に偽りなし!大きな海老フライが2匹も乗った玉子丼です。出汁も美味しくて、久しぶりに美味しい「海老カツ玉丼」を食べました!皆さんも大阪伊丹空港へ行った際は是非食べてみて下さい!蕎麦かうどんが付いて950円は、さすが大阪!安くて旨いです。

ランチを済ませて一番端の21番ゲートへ向いました…何と小さなプロペラ機です!久しぶりのプロペラ機に少しビビリましたが一緒に山脇が同行しているのでそうも言えず、約40分間の飛行で隠岐空港へ到着、島根県庁ブランド推進課の松本さんと隠岐の島農林水産課の西岡さんが出迎えにきていただきました。4年ぶりの再会で西岡さんかなりお太りになった様子です。

まずは、3年前に体調を崩され、療養中で気になりつつもなかなかお会いできずにいたCTUの村上社長のお見舞いへ…完全ではないが、仕事にも復帰されており、久しぶりの再会に村上社長にも非常に喜んでいただけました。

そして、役場で隠岐牛など畜産を担当している前観光課の坂口さんとも久しぶりに再会、ウルトラマラソン以来です。今回の目的の一つに、僕が「泳ぎ牛弁当」と名付けて島根駅弁として売り出され、全国第2位にもなったブランドネームを復活させて「泳ぎ牛コロッケ」作りを依頼。隠岐牛が品不足で中々難しいのでは?との状況を事前確認しました。

その後、先に宿泊先のビジネスホテルにチェックイン、目の前にある漁協組合JF島根女性部が運営される、海産物の加工場にご挨拶と見学に行きました。婦人部長の林様にトビウオや鯵、鯖の味醂干しなどを案内いただき、何処まで下処理ができるか?などを相談、一夜干や燻製にする設備や最新式のアルコール急速冷凍機も導入されていて、4年前お伺いした時より設備が良くなりビックリしました!今後は5億円を投資して、更に充実した加工場を建設される計画との事です。セリ落ちしたり傷物など、一般流通に廻らない魚を、新鮮なうちに内臓や鱗、骨を処理、味醂漬けや一夜干しなどに加工し、瞬間凍結して出荷しているそうです。

丁度巻網船が大漁で港に戻って来ると連絡が入ったので見学に!・・・エテカレイが大量で巻網が破れたそうです。船内で選別して、残りを漁港で選別・箱詰めされ、境港に直行、朝のセリにかけられ、そこから全国の市場に運ばれ、またセリにかけられ、仲卸会社が購入してスーパーや小売店に卸され消費者へ販売されるのです。大漁に獲れて相場が下がり過ぎないように漁協が介入します。わんまいるでは、これらの商品を引き取り、惣菜に加工して販売するようにしているのです。

次ぎに向ったのは、以前NHKの取材の際にもご協力いただいた、おき精肉店の村上社長が経営する焼肉屋さんに晩御飯も兼ねてのご挨拶、何と東京日本橋にもお嬢さんが「yakiniku okideli(ヤキニク オキデリ)」という焼肉店を出店されたとお聞きしました。是非食べに行きたいと思います。村上社長「泳ぎ牛コロッケ」の製造よろしくお願いします!

翌日、折角隠岐の島に来たのだからと、知り合いに頼んで早朝から釣に出かけました。隠岐の名産「ポッカ」という、カサゴの一種でハタのように大きくなり、刺身でも鍋にでも合う、白身で脂が乗って美味しい高級魚とされる隠岐の幻の魚が釣れました。連子鯛も数枚釣り上げて終了。

ホテルでシャワーを浴びて着替え、港の定食屋さんに寄り、なんとヒラマサの漬け丼にあら煮と南蛮漬が付いて900円のランチをいただき、隠岐空港を14時のフライトで伊丹空港へ。15時に着いて会社に戻って来ました。