訪問日記  vol.212

2016年10月6日(木)今日は、冷凍しても味が食感が変わらない耐冷のコンニャクが無いかと探していた所、日経新聞の記事に岐阜県下呂で地元のコンニャクイモを使った耐冷タイプを開発、人気を呼んでいると紹介されていたので、直ぐに下呂飛騨地方の酒蔵醸造組合の会長も務められ、地元の下呂温泉界隈で90%のシェアを誇り、僕もその酒造りに魅力を感じ25年間通い続けている「天領酒造」の上野田社長に紹介してもらおうと電話すると、4年前にも一度訪れている、地元の野菜や果物を使った果汁を作っている下呂特産さんですよ!と言われ早速連絡したところ、北野社長自ら大阪まで飛んで来てくれました。サンプルをいただき早速惣菜にして冷凍、解凍して試食しました。味も食感も全く変化なく、しかも地元のコンニャク芋を使っているだけあって美味しい!特に下呂は、山芋を始めイモ類が凄く美味しです。そこで採用させていただきたく工場見学含め訪問致しました。

大阪を7時出発して11時過ぎに到着、久しぶりに快晴で凄く空気が美味しいです。山々に囲まれた自然環境、いい感じです。丁度特産の「桃太郎とまと」果汁の生産が最盛期なようで、工場は忙しそうでした。わんまいるでもトマトベースの煮込み料理が良く売れるので使わせて欲しいと頼むと快く了承していただき、早速サンプルをもらえる事になりました。今年の冬は下呂飛騨地方特産の桃太郎とまとで作ったソースの料理を提供出来るので楽しみにして下さい!

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下呂特産さんから車で20分ほど市街地に向けて走ると、天領酒造さんがあります。下呂飛騨地方最古の酒蔵で、下呂で酒造りを始める前は滋賀県日野で酒造りをされていたそうで、下呂では1680年(延宝8年)創業、336年の歴史がある酒蔵で、毎年日本酒品評会で金賞を受賞されている名門の酒蔵で、台湾や香港、上海と中国で最も人気の高い日本酒として有名です。僕が創業して3年目に社員3名を連れて初めて社員旅行に飛騨下呂へ行った際、旅館で飲んだ日本酒が天領さんのお酒で、あまりの美味しさに何処の酒?と女中さんに尋ねると、この辺りのホテル・旅館の殆どで使われているとの事でした。早速仕入交渉に訪問して以来25年間通い続けています。今年も爆発的に売れました、夏の甘酒は天領さんも製造が追いつかないぐらいの人気でした。そこで通販のお客様からも何とかして欲しいと頼まれ、今回は作り立ての甘酒を急速冷凍して本生で販売したいと思い、冷凍して欲しいとお願いに伺ったところ、上野田社長も快く引き売れてくれました。というのも、天領食品という別会社で地元の食材を使った食品加工場を経営されていますので、袋タイプもお手の物です。日本発の火入れ殺菌していない生の甘酒は、無茶苦茶美味しいと思います。麹菌が生きているので、体には凄く良いと思います。出来れば12月から売り出す事が出来ればと願っています!上野田社長よろしくお願いします。

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天領酒造さんから道を越えて2軒目に、飛騨牛と地元特産の納豆を食べさせて育てた「納豆喰豚(なっとくとん)」を専売している精肉店「天狗」さんへ顔を出しました。わんまいるでも納豆喰豚の味噌焼きとか飛騨牛ハンバーグなど販売させていただいています。牛のセリで戸谷社長は留守でしたが、店長が親切に対応してくれました。一緒に行った社員といつもお世話になっているおさむ師匠に飛騨牛をお土産で買いました。・・戸谷社長いつも美味しい肉を有難うございます。

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19時前に会社に戻りメール処理をして、20時過ぎに自宅で旬の手作りおかずセットを肴に天領さんから頂いた世界のワインコンクールで金賞を受賞した大吟醸酒をいただきましたが、いゃービックリするほどの出来具合いに驚きました。日本酒もここまで造れるものか?と本当に感心しました。良いお酒で朝までぐっすりと眠ることが出来ました。