堀田の試食歳時記 vol.135

今日は先日試食したお菓子スイーツのご紹介をさせていただきます。

特に日本のお菓子スイーツ(和菓子)には、季節のものが多くあります・・・・・・今回は春の訪れを感じる富山名産白海老を使ったかき餅とほたるいかを使ったかき餅を米菓処富山県を代表するかき餅メーカー北越製菓さんよりご提案いただきました。久しぶりにいただく、中が空洞でカリッとしている「かき餅」特有の食感、食べやすくて大好きです。同じお米を使った米菓でも大阪のあられや北関東のおかきや煎餅とも異なる食感です。是非お花見の際でもご一緒にどうぞ!・・・・・・・

image

京都と並ぶ菓子処島根県松江市の昭和38年創業のいけがみさんから保存料を一切使わない方針のもと、北海道小豆にローストしたくるみを練りこんだ餡の大山の麓に伝わる鬼伝説をモチーフにして現在にも伝えようと作った最中と、五穀豊穣をお祝いするお菓子として作られた伝統の福俵最中を紹介いただきました。最中の中の餡は今の流行で甘過ぎずちょうど良い味覚でしたが、残念ながら最中の皮がそれほど美味しいとは感じませんでした。僕は最中は皮が勝負だと認識を持っていますので、ちょっと口には合いませんでした。

image

京都の和菓子専門店青木光悦堂さんから京を代表する銘菓「宇治の抹茶ほうてん」の提案をいただきました。長い年月作り続けられているだけあって何気ない中にも繊細でバランスの取れた味と味覚で、さすが京菓子だと感じました。

image

明治24年創業のこんにゃく、ところてん、寒天製造メーカー八藤屋食品さんから、冷やして美味しい抹茶寒天ぜんざいの提案をいただきました。小豆は北海道産、抹茶は京都宇治産、寒天がプリンのように固まっている部分と小豆と一緒にみぞれ状になった部分に分かれており、見事な寒天を使った創作和菓子です。これにはビックリ!・・・・日本ならでは職人芸を感じる冷菓の一品でした。

image

先日の東京のビックサイトの展示会で見つけた、高知県四万十の地元特産品さつまいもを米油で揚げ焼きにし、地元産のさとうきびを煮詰めた黒蜜砂糖(ぼか)を隠し味に使った地元天然食材100%のカリントウ使った四万十かりんとうが届きました。口ざわりがとてもやさしくふわりとした生地に仕上がっています。是非お茶請けにどうぞ!

image

最後に、先日神戸のシェラトンホテルさんと商談している際にご紹介を受けた、テレビやグルメ雑誌で有名なアジアンスイーツ専門店冰冰花(ピンピンホァ)さんから台湾アップルマンゴー天然露地物の熟した食べごろを食べ易くカットして急速冷凍したマンゴーを試食しました。とても甘くて美味しいとスタップ全員ビックリ、たまに買って来て食べようとしても中々上手く熟す加減が解らず、少し固いまま食べてしまいます。急速冷凍しても美味しいのは糖度が高い証拠です。日本のハウス物ではここまで糖度は上がりません。夏バテ解消に免疫力を高める成分が多く含まれるとされる南国育ちのマンゴーを是非どうぞ!

image

本日は、富山からかき餅、島根県松江から最中、京都から抹茶ほうてん、抹茶寒天冷菓、高知県四万十市からかりんとう、そして台湾からマンゴーと五つの地域のご当地名産品をいただきました。本日のピカイチは八藤屋食品の「抹茶寒天ぜんざい」に決定!