堀田のうまいもん日記 vol.16(試飲会編)

先日、サッポロビールさんが、半期に一度の新商品のご案内を兼ねたプレゼンに来てくれました。今年は弊社のキッチンスタジオで、サッポロさんから提案頂ききました10種類のワインと弊社で取り扱いしているステーキハウス三田屋さんのローストビーフ、ハンバーグ、銀座スエヒロのグラタン東京代官山のイタリアンリストランカノビアーノのパスタ、大阪中央卸売市場三恒さんから鯖の塩焼きなどと弊社社員に試食テイスティングの提案を頂き、どの料理がどのワインと合うのか?テストを行いました。サッポロさんからは、リンゴ・塩・レモンを用意頂き、それぞれ口に含んだ後にワインを飲むと全く異なるワインの味に感じるカルフォルニアのワインメーカーベリンジャー社が行っている試飲テストを実施。
全く味が変わります。渋さ・まろやか・酸味などそれぞれ違う味わいに変化します。皆さんもお正月やクリスマスに、一度テストを行ってみてはいかがでしょうか?例えば塩をなめるだけでこんなにお酒の味が変わるのか?とビックリされると思います。このお酒は、どの料理に合うのか?を考えて一緒に楽しむと、料理の楽しみ方が広がります。だから、僕は酒屋から起業して、現在料理にこだわって、さらに使う材料にも関心を持ち始めました。サッポロさんを代表する、桃の果実が入ったワイン、アルコール6%、かなり甘く、お酒の苦手な方向きです。甘いので食事には合わないかもです。冷やして食前酒としてお奨めします。アルゼンチンのラ・アグリコーラ、ヴィダオーガニアは、名前の通りオーガニック栽培で作られたぶとうで貧困に苦しむ子供達に売上の一部を寄付しているメーカー商品です。シャルドネは天ぷらや刺身にもよく合います。カベルネ・ソーヴィニヨンは鯖の塩焼き、焼きそばなど、塩気かほど良い焼物にお奨めです。価格も1217円とリーズナブルです.フランスのラブレ・ロワ・コントゥラブレ(白)ベシャメルクリーム系のドリアやグラタンなどミルキーなバター味に合います、赤はミートソース系のバスタやハンバーグ、シチューにお奨めします。人気のオーストラリアのイエローテイルからワンランク上の、ザ・リサーブシャルドネ1607円、すっきりしっかりした辛口なので、塩味&肪質の高いウインナーやハム系、豚肉のしょうが焼きが合うでしょう。カベルネソーヴィニヨンはデミグラスソースハンバーグやミートスパゲティーなど味の濃い料理にお奨めです。サンフランシスコのベリンジャー社のタースエステイトシャルドネ(2000円)ぐらいになると料理の旨みを損なわず召し上がれるので、ロートスビーフや上等なスモークサーモンやフォグラなど旨みの高いミディアム(生系)の料理が合うでしょう!カベルネソーヴィニヨンも同等で日本の価格で1500円~3000円ぐらいのワインが料理には一番合うと僕は思っています。それ以上の価格帯になってくると余程ワイン慣れしていないと飲み難いと感じたり、日本で作られている料理には合わないと思います。これからワインの美味しい季節になって来ます。寒くなると味の濃い食べ物へと食趣が変わるので、醸造酒を一緒に口に含むことで調和してより美味しさを感じられます。是非、料理に合わせたお酒を色々とお楽しみください。image

サッポロさん有難う御座いました。