堀田の試食歳時記 vol.94

先日(12/4)の試食は、北海道鱗幸食品さんから、手作りふわとろしゅうまいの「タラバガニ」と「帆立貝」の提案を頂きました。見るからにふわふわで、口に入れると、北海道ミルクで作ったベシャメルソースが口の中で広がり、鱈のすり身とタラバガニ・帆立貝の味が味わえ、とても美味しいです。タラバガニ6個で1500円、帆立貝6個で1300円。お値段がもう少し安ければと感じました。image

同じく北海道の練り天ぷら屋さんから、いか・玉ねぎ・帆立3種類のザンギ(北海道では揚げ物の事をザンギと呼ぶ)の提案を頂きました。イカが人気だということですが、そりゃこれだけ多くイカが入っていたらお値打ちという事で、人気なのは良く納得です。玉ねぎもみずみずしい食感で大変美味しかったです。image

同じく北海道佐藤水産さんから、いかの刻みハンバーグと鮭の刻みハンバーグを頂きました。どちらもひき肉を全く使っていない為、魚類の身と玉ねぎとつなぎだけでは、どうしても食味に限界があると思います。どちらの具材を使うにしても、いくらかは元になる合挽き肉を基本使う方が良いと思いました。僕なら北海道産合挽き肉とするめいかのハンバーグとして商品開発します・・・・・image

次に郷土料理おやきで有名な小川の庄さんから、野沢菜にしょうがと椎茸、昆布を混ぜたお茶漬け用ご飯の友が届きました。そのまま何もかけずに食べると、しょうがの味か勝ち過ぎた食味ですが、醤油と味の素をかけて食べると、まろやかになって、思わずお茶漬けが欲しくなり、ちょうど、島根県出雲こしひかりが届き炊いていましたので、久しぶりにお茶漬けを食べました。・・・・・もう一品、乳酸発酵した野沢菜の漬物をごま油で少し帆立貝を加えて炒めた、昔から伝わるご飯の友を瓶詰めで提案頂きました、僕のおばあちゃんは、沢庵が漬かりすぎて乳酸発酵したものを塩抜きして輪切りにし、唐辛子と一緒に胡麻油で炒めてご飯の友としていました。最近では一切見かけなくなりましたが、懐かしい味です。image

創業95年、尼崎のこだわり製麺所丸古食品、江見社長が先日来社され、年末のカタログ掲載計画を見て今年は、年越し蕎麦はカップ入りだけですか?と尋ねられたので、そうなんです、出雲蕎麦を毎年掲載していたのですが自分で湯がくタイプのものは年末だけ売れて年明けるとサッパリ売れなくなるので、今年から予約に切り替えたのです。かといって、うどんは比較的リーズナブルな具付きタイプがあるのですが、 蕎麦となると中々取り扱いが無くて・・・・・・それなら全く儲かりませんが、折角の年越しに蕎麦無くては寂しいから特別に提供してあげましょう!と言う事で、本日届きました。丸古特製の天然だしが美味しい、薄揚げの刻みにネギだけのシンプルな、そばとうどんが届きました。鍋に麺と具スープを入れて沸騰さすだけで、簡単に食べられます。・・・・・天然の出汁が美味しい一杯380円はお得です!image

本日のピカイチは、北海道の練り天ぷら、玉ねぎのザンギに決定!酒の肴、ご飯のおかずにもお奨め!