堀田の試食歳時記 vol.81

昨日は、北海道の寿都(すっつ)町、札幌と函館の中間あたりの港町の今年創業99年の山下水産さんから地元の郷土料理、ほっけと秋鮭の「いずし」を提案戴きました!地元で獲れた魚と野菜を杉樽に漬け込み低温で熟成発酵させた乳酸発酵食品です。発酵しているのでかなりすっぱく、正直食べ慣れていないので僕にはあまり美味しく感じませんでした。

JA富良野さんから、レトルトの野菜を楽しむスープミネストローネの提案です。トマト・玉ねぎ・にんにく・豚肉とメインに使われている食材は北海道産でレトルトとは思わない味でとても美味しいかったです。ただ、売価が300円を超えるようで、自分なら買うのか?・・・・と聞かれるとちょっと遠慮するかも?と思いました。

東京代官山有名イタリアンリストラン植村シェフ監修のパスタを製造されているお惣菜準大手メーカーさんより、アメリカ及びカナダ産の牛肉を使ったカルビ丼の具、牛丼の具、豚バラ丼の具、ネギ塩豚焼丼の具の提案があったと言うことで、試食に出て来たので食べましたが見た感じ脂が多く、こってりとしたタレで、風味も肉臭があり、食味もやはり肉臭がしました。食感は硬くなく食べ易く調理されていますが脂身が多く、値段は290円340円で販売できて安いのですが僕には美味しく感じませんでした。

パスタやグラタン、ドリアでは業界で美味しいと評判のメーカーさんですので、もっとこだわって作って欲しいと思いました。
現在そして今後益々シニアの人口が増えて行きます、人口が増える=需要が増える、シニア層に喜ばれる商品開発が必要で、ましてコンビニは至る所にあります。コンビニやスーパーでは買えない商品作りが求められていると思っています。