わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (12/17~12/23お届け分)

2010年にお客様からのご要望にお応えして、当時知り合いの大阪医専講師の管理栄養士の先生と契約して夕食の献立メニューを相談すると、主菜・副菜の栄養バランスが大切、カロリー・タンパク質・脂質・炭水化物・食物繊維・糖質・食塩相当量を考え、食べ合わせも大切ということで、和食・洋食・中華料理と日替わり週5食分を週替わりで考案。近藤先生による調理指導をいただき、それぞれのメニューを得意とする専門調理会社さんに委託製造をお願いしています。カロリーを調整しながら食べ応えあるように工夫しています。それでは今週お届けする国産食材100%採用、ご当地ブランド食材を使ったメニューも豊富な献立をご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、愛媛県郷土料理の「愛媛名物 はもカツ」です。北海道産助惣鱈と愛媛県産のハモのすり身と自家製豆腐と玉ねぎのフィッシュカツを四国中央市の老舗青木蒲鉾店さんに作っていただきました。魚の旨味が詰まっていて、パリッとした衣と柔らかな中身の違った食感が楽しめます。ハモは、EPA、DHAだけでなく、ビタミンやミネラルも豊富です。副菜は、野菜の中でも低エネルギーですが、βカロテンやビタミン類、カルシウムが豊富で栄養たっぷりの青梗菜を使った「青梗菜と玉ねぎのチキンスープ煮」と、ホクホクとした食感の「ポテトサラダ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「金華さばの味噌煮」です。世界三大漁場の一つ三陸で獲れた金華鯖を、高知市と大阪北新地で土佐料理・割烹・料亭・ステーキハウスなど展開するマークさんの南国市のセントラルキッチン ガイアさんで作ってもらいました。新鮮だから身がポロッと取れて味噌仕立ての煮汁を浸けて食べると最高に美味しいです。副菜には、素材に味がよく染み込んだ「仙台麩と切り干し大根の煮物」と、人参を入れて彩りをつけた「小松菜と人参のお浸し」をセットにしました。 サバに含まれるEPAやDHAは、抗酸化作用のあるβカロテンを含む、副菜の小松菜やにんじんと一緒にとることにより、酸化を遅らせる効果があるんです。

3食目の主菜は、「大山豚とキャベツのチャンプルー」です。山陰の富士山と称される鳥取県の大山麓で育てられた大山豚とキャベツをごま油の風味をつけて醤油ベースで炒めてあります。豚肉の旨味成分イノシン酸を含む不飽和脂肪酸とキャベツの旨味成分グルタミン酸と相性が良く相乗効果で美味しいです。副菜には、大根・人参・ごぼうといった根菜を炊き合わせた「根菜の旨煮」と、カルシウムや食物繊維豊富なひじきと、良質なタンパク質豊富な枝豆をサラダの位置づけとしてマヨネーズで味付けた「ひじきと枝豆のサラダ」をセットにしました。

4食目主菜は、「鶏モモ肉の黒胡椒焼き」です。九州の厳選した若鳥を使用しています。大分ご当地名物とり天の名前を全国に広げたとして地元で知られる鶏肉専門調理会社デリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。こんがり焼けて黒胡椒が効いてスパイシー。副菜は胃腸を守る働きがあるキャベツと人参を使った「キャベツと人参のコールスロー」と、βカロテンを含む青梗菜とトマトのリコピンで、抗酸化作用に期待ができるトロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子と青梗菜のトマト煮」をセットにしました。

5食目中華メニューの主菜は、「肉団子と野菜の甘酢あんかけ」です。愛媛県四国中央市のこんにゃくケーキで一躍有名になった老舗こんにゃく製造会社一柳さんに豚と鶏の合挽肉にこんにゃくを混ぜ合わせ、玉ねぎをパン粉と卵黄で手ごねした食材の旨味を活かした一品です。甘酢あんの程よい酸味が食欲を増進させてくれます。副菜には、外はカラっと中は柔らかくてジューシーに仕上がった「豊後のからあげ」と、彩りもあって、ごま油の香ばしさが香り中華に合う「ほうれん草と人参の中華風お浸し」をセットにしました。ちなみに冬のほうれん草は、夏に比べてビタミンC量は3倍にもなり、甘味も増し栄養価も高くなります。

では来週もお楽しみに!

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