わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (11/26~12/2お届け分)

23歳で大阪市港区弁天町駅前の居酒屋の店長に抜擢され、食材の目利きを学びに福島区の大阪市中央卸売市場に仕入れに通い、産地から届いた新鮮な食材を調理していました。その経験を活かし、全国各地を訪問して、ご当地グルメを販売し、そしてオリジナルのご当地食材を使った冷凍惣菜に加え栄養バランスを管理栄養士に監修して貰った主菜・副菜のおかずセットを販売するようになり、多くのメディアから味と品質で高い評価を得るようになりました。美味しさの秘訣は自分で吟味した安心安全の国産食材を使用しているからと思っています。では今週の献立をご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道礼文島 ほっけの塩焼き」です。北海道の北部、稚内の西方60kmの日本海に位置する最北の離島「礼文島」で獲れた真ほっけの半身干しを宮城県名取市閖上漁港で水産加工食品製造会社を営む海祥さんに焼きあげてもらいました。スーパーなどで見かける縞ほっけとは異なり、上品な脂質で繊細な淡白な身で旨味があります。鮮度が良いから身がポロッと取れます。薄塩でそのままでも美味しいですが、少し醤油かレモン汁を垂らすと最高です。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」と、「味付け大根おろし」をセットにしました。鬼おろしと言って粗目にすった大根おろしです。大根にはほっけに含まれる豊富なミネラル分の吸収を促す働きがあります。

2食目の主菜は、「北海道産 天然ぶりと大根の旨煮」です。天然のぶりは身が締っていて、出汁を染み込ませた大根と霜降りしたぶりの煮汁を一緒に袋に入れて、出汁が染込んだ美味しい鰤大根です。冬が旬のブリは、EPA、DHAなど不飽和脂肪酸の栄養や、カルシウムの吸収に役立つビタミンDが豊富に含まれています。副菜には、免疫力を高めるカロテンやビタミン類が豊富なかぼちゃを使った「かぼちゃとしろ菜のあんかけ」と、歯ごたえの良い「きんぴらごぼう」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産牛肉のすき焼き」です。明治初期淡路島で創業され多くのホテルやレストランに収めている沖物産さんに調理していただきました。出汁が乗りやすくすることと、柔らかくするのに薄さ1mmスライスにこだわった牛肉に、白菜、玉ねぎ、白ねぎ、ほうれん草と野菜もたっぷり入っていて、砂糖使わず本みりんと清酒と醤油だけで納得するまで何度も試作を重ねて作った自信作です。副菜には、免疫力を高めてくれるカロテン豊富な人参を細切りにして、鶏肉とで炒めた彩りの良い「人参しりしり」と、群馬県大田市特産の大和芋を使った「味付け山芋とろろ」をセットにしました。山芋は、カリウム・ビタミン類が豊富で、ネバネバ成分で疲労回復効果もあります。ご飯にのせてもおいしい一品です。北関東ではお正月3日に無病息災を願い山芋とろろを食べるそうです。

4食目洋食メニューの主菜は、「桜島どりのパンプキンチャウダー」です。鹿児島産のブランド鶏「桜島どり」に、南瓜・玉ねぎ・人参を加えてチャウダーに仕上げました。野菜の中でもトップクラスのカリウムを含むかぼちゃ。高血圧やむくみの予防にも効果があります。副菜には、ビタミンCや食物繊維などが摂れる「玉ねぎ、しめじとピーマンのソテー」と、低脂肪高タンパク質で、ビタミンやミネラルが豊富な栄養満点の3種豆を使い、胡麻ドレッシングで味付けをした「3種豆とキャベツの胡麻ドレ」をセットにしました。僕はパンを焼いて一緒に食べています。

5食目中華メニューの主菜は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」です。栄養素をたくわえた原木で育ったしいたけには、ビタミンDや食物繊維など、栄養がたっぷり含まれています。長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝に豚肉・白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜は、昭和35年創業の東京都杉並区の中華食材製造卸の隆峯さんに作ってもらった「春巻き餃子」を大阪西区の吉フーズさんに揚げてもらいました。餃子好きの僕が納得した一品です。もう一品は、コクのある味噌仕立てにした「茄子、人参、こんにゃくの味噌炒め」をセットにしました。

来週もおたのしみに。

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