ご当地グルメ&食材探しの旅_【群馬県】

群馬県に商品開発へ行ってきました。
大阪から東京経由で上越新幹線に乗り上毛高原へ、3時間30分!…結構かかりますね。
個人的には生まれてはじめての群馬県ということで興味津々。群馬県というとタレントの中山ひでちゃんや井森みゆきさんが観光大使をしていることぐらいで、失礼ながら群馬県のことはまったく無知。他に知っていることというと嬬恋キャベツとコンニャクくらいでした。
到着すると群馬県産業経済部の岩崎さんと産業支援機構の瀬戸さんが出迎えてくれていました。
寒いと思っていたのですが、天気も良く気温も7度とポカポカ陽気☀。でもさすがにスキー場もある上毛高原だけに道路脇にはまだまだ雪が結構あります。

最初に向かったのは利根川に沿って山を登った「みなかみ町」で群馬のブランドポーク「麦豚」を12ヶ月間熟成させた生ハムを作っている育風堂精肉店へ。
須田社長により工場内を案内いただき、吊るされたハムの量に圧巻!1年以上熟成させていて、温度帯別に3つの部屋に分かれていて、時間がたつについて、肉が小さくなり、黄色くなって、熟成されているのがわかります!食べてみてびっくり!。全く臭みがなくてしかも塩分も少なくてうまーいっ!”(満天レストランの宮川さん風・・・)


せっかくなので併設してレストランで昼食をということで、僕はかつ丼を注文。肉の厚さにビックリ!すごいボリューム!須田社長がロースハムとビアシンケンとサラミをサービスしてくれました。これも熟成された豚のうまみがしっかり出ていて最高でした。文句なしで取り扱い決定です!ご期待ください。

その後は隣にある地元で有名なバームクーへンを製造販売されているカフェ「GARBA」を営む株式会社トップの石川社長と面会させていただきました。キャンプ場などアウトドア関連の事業を経営されているとの事で、キャンプで宿泊されたお客様にとバームクーヘンを出されたのがきっかけで口コミで広がったそうです。人気のバームクーヘンがその名も「フォンダンバーム」でバームクーヘンの真ん中の穴にチーズやチョコレートやプリンなど入れてチョコレートでコーティングしたバームクーヘン。そのままでももちろん美味しいですが、すこしレンジで温めると、真ん中の部分が融けてトローッと。。。これは、インスタ映え間違いなし。(僕はセンスないのでだめですが・)あと、みなかみの名物「生どら焼き」も試食しました。ヨーグルト味と聞いて手をつけるのに躊躇しましたが、食べてみるとビックリ!ヨーグルトの酸味とあんこの甘味がマッチしてこれもうまーいっ!”これは人気なのがわかります。

高崎市に向かい、上州蕎麦を製造・販売されている蕎麦仙人さんへ訪問。こちらでは冷凍そばについて打合せをしてきました。

そして2日目…まず訪問させていただいたのは、こだわりのパン屋「コム・ン」さんです。実家も県内の小麦粉や米粉100%使った手作りパン屋「バリジャン」を経営されていてご子息である大澤社長は新しくお店を立ち上げ、市内に数店舗ある専門カフエ「珈琲哲学」に卸されています。さっそく試食です。地元産の春菊や玉ねぎ、チーズなどの具材が入ったパンを5点ほど食べました。イギリス式ではなく、少し柔らかめの生地のドイツ風です。具材の食感と味が調和して凄く美味しいです。それもそのはず、オーナーの大澤さんはまだ33歳と若いですが、かの人気パティシエ鎧塚俊彦さんのレストランでパン指導を依頼されて、指導していた経験もあり、世界大会で優勝する目標をたてられています。奈良や神戸の人気パン屋でも修行されていて、関西に住んでいたと聞き、非常に親近感をもったのと同時に、ぜひとも応援したいとおもいました。旬の食材が詰まった焼き立てパン、是非販売したいです。

午後からは冷凍の釜飯「分福茶釜飯」を売り出している京料理を修行され、実家の館林市で和食処をオープンされた長年油屋さんを営んでいた「あぶらや」さんを訪問。14代目にあたる延山社長と商談。延山社長の実家は麦40丁、米60丁の田んぼを持つ大地主さんということで、何とか地元のお米を販売したく、分福茶釜飯と稲荷寿司の販売を始められたそうです。既に百貨店やJALの機内食に採用されてり、試食をあいましたがレンジで簡単に食べられる割には本格的で、おこげも味わえて非常に美味しいです。毎月具材を変えた頒布会が出来ないか相談したところ、まずはメニューを考えていただけるとの事で、日本人の米離れを少しでも補おうという考えに賛同しました。

今回初の群馬県でしたが、こだわりをもった業者さんたちにたくさん出会えました。

ぜひとも商品化して、皆さんにもご紹介をしたいと思っています! お楽しみに。

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