わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (11/4~11/10お届け分)

高校時代に酒屋のアルバイトからそのまま就職し、地元でトップクラスの酒屋に育て、23歳で結婚を機に酒屋さんが経営する居酒屋の店長に抜擢。卸売市場への買い出しで日本各地の鮮魚や野菜の目利きを勉強。その後、独立して酒、米、」食品の宅配専門店を開業し全国各地の産地を回り、日本の食文化を知る事で「食育」に興味が湧き四季折々のご当地食材や郷土料理(ご当地グルメ)を食べてコレはと思うものをお客様にご紹介して一般家庭専門に宅配サービスを35年間続けてきました。今週も日本各地の食材を、日本各地の専門食品調理会社に製造委託した夕食おかずセットをお届けします。

1食目の主菜は、「大分県産津久見ぶりの竜田揚げ」です。大分名物「とり天」の名前を全国に有名にしたと地元で知られるデリカフーズ大塚さんに、弊社の料理顧問の近藤先生直伝のレシピで作ってもらいました。柔らかくて食べやすく、なんぼでも食べたくなる美味しさです。副菜は、緑黄色野菜の中でも栄養豊富なかぼちゃとしめじを組み合わせた「かぼちゃとしめじの煮物」と、食物繊維が豊富で歯ごたえの良い「きんぴらごぼう」をご用意しました。

2食目の主菜は、「桜島鶏とじゃが芋のトマトカレーチャップ」です。高たんぱく質で脂身が少ない桜島鶏をソテーにして、トマトソースとカレー粉で絡めてあります。トマトの酸味とスパイスの効いたカレーが絶妙にマッチ。癖になる味わいです。トーストやバゲットを浸けてお召し上がりいただくのもおすすめです。副菜には「玉ねぎ、しめじとピーマンのソテー」をご用意。しめじにはメラニン色素の生成を抑える物質を含むので、ビタミンC豊富なピーマンとソテーにすることで美肌効果が期待できるかも。もう一品には、程よい酸味と甘みのバランスが絶妙な「さつまいものポテトサラダ」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産牛肉の肉豆腐」です。明治初期兵庫県淡路島で創業された関西のホテル・レストランに卸される沖物産さんで製造いただいていて、1.0mmにスライスした国産牛バラ肉を軽くボイルして余分な脂を落し、焼き豆腐・白菜・ごぼう・玉ねぎ・人参を入れて、特製つゆで煮込みました。甘めのつゆが食材にじっくりしみ込んでいて、とき玉子をつけて食べたら最高です。残った煮汁をご飯にかけても美味しいです。肉が硬いと思われるお客様は、お手数ですがお客様で肉を小さくカットしてお召し上がりください。副菜は、食物繊維が豊富なまいたけにじっくり染み込んだ「山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ」と、群馬県大田市特産の大和芋を使った「味付け山芋とろろ」をセットにしました。山芋のねばり成分は、胃の粘膜を保護して消化機能をアップしてくれる効果があります。優しい味付けにしましたので、温かいご飯にかけて召し上がっていただくのもオススメです。

4食目洋食メニューの主菜は、「国産豚肉100% ロールキャベツ トマトソース煮込み」です。国産豚肉100%使い、ひとつずつ手巻きして、トマトソースで煮込みました。トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用があり、キャベツと一緒に摂るとキャベツの胃腸を守る働きも高めてくれて相性が良いんです。副菜には、ビタミンCを多く含んだじゃがいもを使い、バターで味付けした「じゃがバタ―コーン」と、「ほうれん草と豆もやしのソテー」をセットに。豆もやしに含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするので、更年期障害の予防や、骨の健康維持などの効果があります。また強い抗酸化作用があるビタミンCも含むので、女性に積極的に摂っていただきたい栄養素ですね。

5食目主菜は、「鶏むね肉の中華風ピリ辛炒め」です。低脂質、高タンパク質でヘルシーな鶏むね肉を揚げて玉ねぎとピーマンと一緒にピリッっと辛みをつけて仕上げました。ご飯がすすむ一品です。副菜は、「茄子、人参、こんにゃくの味噌炒め」と、βカロテンを豊富に含む、小松菜を使った、ごまの風味が香る「白菜と小松菜の中華風お浸し」をセットに。小松菜に豊富な鉄は、鶏肉のたんぱく質と一緒に摂ると、吸収率がアップすると言われています。

では来週もお楽しみに!

食べて応援-冷凍ホタテグラタンコロッケハンバーガーを試食

2023年11月2日(木)15時10分 
今日は月に一度東京電力さんが来社されての合同試食会。お昼はパリのミシュラン星獲得ホテルで修行積んだ藤井シェフによる4月フレンチメニューを試食してミーティングの後、キッチンを見に行くとみんなでワイワイガヤガヤ今度お台場のイベントで販売する予定のホタテグラタンクリームコロッケハンバーガーを如何に手順よく解凍してお客様に提供出来るかを想定した試食作りをしています。

想像以上に美味しそうなボリュームある宮城県産のホタテをふんだんに使用し、昭和18年大阪市西区で創業した老舗惣菜製造会社にコロッケを作ってもらい、冷凍バンズを自然解凍し、山形県カット野菜会社大手の三和食品さんに無理を頼んでサニーレタスをバンズに合う大きさにカットして納品してもらい、ソースはビストロダアンジュの藤井シェフオリジナルのラタトゥイユと、元赤坂四川飯店取締役兼料理長西尾シェフ考案のピリ辛マヨネーズに、元アベノ辻調理師専門学校教師でサンフランシスコ日本国総領事館皇帝料理人近藤先生推薦の八丁味噌ダレの3種類。先ずはピリ辛マヨネーズから試食。1.5センチはある分厚いホタテグラタンクリームコロッケの味覚は、昭和の日本式洋食レストランを想い出します。食品衛生上イベント会場ではカット出来ない事から無理を頼んでサニーレタスを東北カット野菜大手の三和食品さんに頼んで大正解。



しっかりしているの2枚挟むとパリパリ食感とサラダ感覚が楽しめる。胡麻を施したバンズも旨い。

フレンチ 冷凍 ボンキュシュ試食会に参加。も自宅に居ながら本格フレンチが湯せんするだけで食べられるとはホント嬉しい!

2023年11月2日(木)11時30分 
今日は、フランスパリのミシュランガイド星獲得レストランで修行を積み、帰国後日本で初めてビストロの冠を掲げた大阪心斎橋「ビストロ・ダ・アンジュ」の料理長を務め、店舗展開に活躍された藤井シェフに来社いただき、上質の国産魚料理専用サイトの冷凍サブスク「ボンキュシュ」の来年4月に採用するフレンチメニューを試作していただき、試食に参加させていただきました。1品目は、なんだコレは。。「イカ墨スパゲティ ペペロンチーノ」とレシピに書いてある。藤井シェフに聞くと、イカ墨を練り込んだパスタだと言う。イカ墨と言うと少し臭みがある感じで、口の周りが黒くなるイメージがするが見た感じ美味しそうで全く臭みはしない。北海道噴火湾のホタテと青森県八戸漁港水揚げのソデイカが使われていると言う。

早速小皿に取って食べて見ると、藤井シェフオリジナルのオリーブ油ににんにくのみじん切り・鷹の爪(割ると辛くなるのでそのまま)・白ワインにパスタの茹で汁を急速冷却し、トマトとパセリのみじん切りを湯がいたソースがイカ墨パスタとイカとホタテ貝に程よく混ざりピリッと辛く、イカ墨パスタは全く臭み無くて旨い。

2品目は「明石タコとじゃがいものトマト煮」。タコ丸ごと1匹分が入ってる。

明石浦漁港の蛸仙人松本社長の好意で年々漁獲が減る希少な明石タコをふんだんに使用していて、食べると明石タコと直ぐ分かる食感で弾力があり、それていて柔らかで、噛めば噛むほど旨味が出てくる。久々に食べたけどやっぱり美味しい。藤井シェフオリジナルの煮込み用ソースはオリーブ油に、にんにくのみじん切りをしっかり炒め、タコの茹で汁とトマトピューレを中火で半分になるまで煮込む。湯がいたじゃがいもと湯がいたタコにオリーブを加え、煮込みソースを加えサッと加熱する。



3品目は「讃岐さーもんと春キャベツのプレゼ」。藤井シェフにプレゼとはどんな意味ですか?と尋ねると、「蒸す」という意味とのこと。讃岐さーもんは、鮭とは違い脂も乗って柔らかそう

試食すると、春キャベツの瑞々しくシャキシャキしたシズル感ある食感がなんとも言えず旨い。何処か違うと思うとさすが藤井シェフ。エストラゴンとコリアンダーを隠し味で使用している。う~ん旨い!



バターとマーガリンを約半々に使う細やかさも味に大きな違いを出す。問題は実際に作る2月末辺りに春キャベツを手配する事、35年間全国各地の生産者を訪問して来た甲斐が活きる!それにしても自宅に居ながら本格フレンチが湯せんするだけで食べられるとはホント嬉しい!僕も家でサブスク利用しています。

冷凍おかず「日南どりのニラ鶏炒めセット」で晩酌を楽しんだ。

2023年11月1日(水)19時15分
今日は仕事帰りに自宅最寄駅阪急神戸線塚口駅前のスポーツクラブ ティップネス塚口店に立ち寄ってから自宅に戻り、風呂に入っている間にわんまいる冷凍おかずセット健幸ディナーを作ってもらいました。

新しい調理委託先の宮崎県都城市にある、かかし亭さんの「日南どりのニラ鶏炒め」。ニラ豚は宮城県名取市のフクベイフーズさんに作ってもらい食べているけど「ニラ鶏」は人生初体験だ。

副菜はじゃがいも・人参・ブロッコリーの「温野菜サラダ」。

もう一品は、「青梗菜と玉ねぎのチキンスープ煮」。

ニラ鷄炒めには、いつものいかりスーパー直輸入フランス南部ペイドック地方のカベルネソーヴィニヨンに氷を入れてロックで用意。

ワインにはいかりスーパー自家製バゲットに伊藤ハムのポールウインナーにレッドチェダーチーズを乗せたトーストを用意。

人生初のニラ鶏。ブラックペッパーをふりかけて食べるとお酢の酸味が効いてサッパリして美味しい。ごま油を加えると台湾料理「ジーローハン」。玉ねぎの代わりもやしを多めにすると中華の「サンラータン」風になる。洋食メニューならお酢を外し、玉ねぎを2倍に増やしてブラックペッパーを施し植物油で炒めると「鶏ムネ肉のスタミナ炒め」になると思いました。

温野菜サラダには今日はマヨネーズ。

入院中は病院内に畑があるかと思うほどメニューに使われていた事を思い出すブロッコリー。多分死ぬまで忘れない想い出。

チキンスープに煮た青梗菜と玉ねぎがスープを吸い込み美味い。



バゲットをかじりワインを飲むと最高!

冷凍おかずの試食 合格・手直し・却下、本音で語る…わんまいる

2023年11月1日(水)12時03分 
毎週水曜日は試食の日。全国の協力会社やメーカーさんから届く冷凍おかずを試食しています。先ずは九州福岡県那珂川市の那珂川キッチンさんから食品添加物無添加・国産食材100%使用した「わんまいる美食弁当」の「国産牛のすき焼きセット(A)(B)2種類味違いを試食。Aは既存メニューより醤油を減らして、みりんと粗糖を増量。Bは醤油とみりんと粗糖を増量。味が薄かったもの改善するのが目的なのでBで合格採用決定。レンジで加熱解凍して出来立てに生卵を落としてかき混ぜると美味しいです。

2品目は、日本海山陰地方最大規模を誇る鳥取県境港でイカ釣り漁船も保有する水産加工会社福栄さんから境港水揚げのいわしを使った「いわし蒲焼」の 50g・100gを提案。湯せんで約4分解凍。頭と尾を落とし骨も無い片身フィレをスチコンで蒸して臭みを取り、再度焼いてタレ漬けされています。試食すると臭みも無く美味しいのですが、蒲焼と言うならタレ漬け焼きを三回は繰り返して欲しいと思いました。

3品目は、同じく福栄さんから「境港のいわし竜田揚げ150g」。揚げる前の商品で、取り扱うなら別の協力会社に依頼しなければなりません。サクッと揚り竜田揚げ自体は美味しい。但し、見た目が鰹やぶりに比べると落ちるので、境港がここ最近PRに注力し出した生マグロを竜田揚げにしてくれないか、ヒアリングするように担当バイヤーに伝えました。出来るなら、弊社調理顧問の近藤先生(元アベノ辻調理師専門学校教師でサンフランシスコ日本総領事館公邸料理人)考案のレシピを提供するように伝えました。

4品目は、中華の鉄人陳建一が2代目オーナーシェフを勤めていた”赤坂四川飯店監修の「角煮入りちまき4個/240g/レンジ」を試食。僕は豚の角煮が苦手なので試食は勘弁して欲しいと思っていましたが、何と豚の角煮に脂身が無い。見るからに美味しそうな光沢のあるもち米を使用。コレは試食してみたくなる。見て美味しいそうな料理は食べても旨い。モチモチ食感で角煮も良い味付けで、肉も硬くも柔らかくなく丁度良い。コレは是非お客様に提案したいと思い、即決で合格です。さすが中国四川省から日本に来て四川料理を日本全国に広げ、自ら中華レストランを開業して多くの暖簾分け独立させた「赤坂四川飯店」が監修しただけの事はあると思いました。