高校時代に酒屋のアルバイトからそのまま就職し、地元でトップクラスの酒屋に育て、23歳で結婚を機に酒屋さんが経営する居酒屋の店長に抜擢。卸売市場への買い出しで日本各地の鮮魚や野菜の目利きを勉強。その後、独立して酒、米、」食品の宅配専門店を開業し全国各地の産地を回り、日本の食文化を知る事で「食育」に興味が湧き四季折々のご当地食材や郷土料理(ご当地グルメ)を食べてコレはと思うものをお客様にご紹介して一般家庭専門に宅配サービスを35年間続けてきました。今週も日本各地の食材を、日本各地の専門食品調理会社に製造委託した夕食おかずセットをお届けします。
2食目の主菜は、「桜島鶏とじゃが芋のトマトカレーチャップ」です。高たんぱく質で脂身が少ない桜島鶏をソテーにして、トマトソースとカレー粉で絡めてあります。トマトの酸味とスパイスの効いたカレーが絶妙にマッチ。癖になる味わいです。トーストやバゲットを浸けてお召し上がりいただくのもおすすめです。副菜には「玉ねぎ、しめじとピーマンのソテー」をご用意。しめじにはメラニン色素の生成を抑える物質を含むので、ビタミンC豊富なピーマンとソテーにすることで美肌効果が期待できるかも。もう一品には、程よい酸味と甘みのバランスが絶妙な「さつまいものポテトサラダ」をセットにしました。
3食目の主菜は、「国産牛肉の肉豆腐」です。明治初期兵庫県淡路島で創業された関西のホテル・レストランに卸される沖物産さんで製造いただいていて、1.0mmにスライスした国産牛バラ肉を軽くボイルして余分な脂を落し、焼き豆腐・白菜・ごぼう・玉ねぎ・人参を入れて、特製つゆで煮込みました。甘めのつゆが食材にじっくりしみ込んでいて、とき玉子をつけて食べたら最高です。残った煮汁をご飯にかけても美味しいです。肉が硬いと思われるお客様は、お手数ですがお客様で肉を小さくカットしてお召し上がりください。副菜は、食物繊維が豊富なまいたけにじっくり染み込んだ「山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ」と、群馬県大田市特産の大和芋を使った「味付け山芋とろろ」をセットにしました。山芋のねばり成分は、胃の粘膜を保護して消化機能をアップしてくれる効果があります。優しい味付けにしましたので、温かいご飯にかけて召し上がっていただくのもオススメです。
4食目洋食メニューの主菜は、「国産豚肉100% ロールキャベツ トマトソース煮込み」です。国産豚肉100%使い、ひとつずつ手巻きして、トマトソースで煮込みました。トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用があり、キャベツと一緒に摂るとキャベツの胃腸を守る働きも高めてくれて相性が良いんです。副菜には、ビタミンCを多く含んだじゃがいもを使い、バターで味付けした「じゃがバタ―コーン」と、「ほうれん草と豆もやしのソテー」をセットに。豆もやしに含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするので、更年期障害の予防や、骨の健康維持などの効果があります。また強い抗酸化作用があるビタミンCも含むので、女性に積極的に摂っていただきたい栄養素ですね。
5食目主菜は、「鶏むね肉の中華風ピリ辛炒め」です。低脂質、高タンパク質でヘルシーな鶏むね肉を揚げて玉ねぎとピーマンと一緒にピリッっと辛みをつけて仕上げました。ご飯がすすむ一品です。副菜は、「茄子、人参、こんにゃくの味噌炒め」と、βカロテンを豊富に含む、小松菜を使った、ごまの風味が香る「白菜と小松菜の中華風お浸し」をセットに。小松菜に豊富な鉄は、鶏肉のたんぱく質と一緒に摂ると、吸収率がアップすると言われています。
では来週もお楽しみに!