2022年12月3日(土)11時40分
普段は、吉野家食べないけど気温が下がり寒くなると冬季限定「牛すき鍋膳」が食べたくなる。弊社前の新御堂筋高架を渡り旧寿司屋通り先の曽根崎お初天神通り商店街を右に下るとお初天神(露天神社)入口左隣りにある「吉野家 お初天神店」に行き、お目当ての「牛すき鍋膳」”肉2倍盛”がメニューに記載れているので注文。
早い・旨い・安いの吉野家。数分でグツグツ煮えた「牛すき鍋膳」が運ばれて来た。生卵を箸で溶いて早速いただく。
わんまいるで真似ている牛バラ肉薄切りスライス。創業時期に比べると随分と厚くなった。だから硬い。創業期は1.3ミリだった。薄いと多少硬い肉でも噛み切れる。熱湯でサッとボイルすると嫌な脂と臭みが取り除かれ肉を縮ませて出汁が乗るようになる。湯がきたての肉をタレに浸けて真空パック熱殺菌して各店舗に運び注文を聞いてから加熱して盛り付けると味が染み込んだ「牛丼」が出来上がる仕組み。僕も真似て自分が店長を務める店で「すき焼き」として売り出すと大好評。今でも「国産牛肉の牛丼の具」と「国産牛肉のすき焼き」と「国産牛肉の肉豆腐」はわんまいるの冷凍総菜売上ランキングベストテンに入る人気メニューだ。店長時代に天下の台所、食い倒れの街大阪の繁盛店を周り、勉強して再現してメニューに出した。ジャンジャン横丁の八重勝の先代から串カツを伝授、ミナミの某老舗おでん屋さんから出汁の取り方、港区夕凪の三福の出汁巻き、赤丸の特ラン、港区公設市場半田の肉屋のビフカツにメンチカツにコロッケ等、唯一再現できなかったのが三福の出汁巻き。玉子焼きがレア状態にならない。火力と火加減、出汁の量、卵の溶き方、コンロに原因があるのではと思う。吉野家を食べると居酒屋の店長時代を思い出す。生卵をお替りしてまだグツグツ煮えている牛すき鍋をつつく。少し味が濃いが体が温まって行くのが分かる。もう少し白菜と玉ねぎと白ネギは多い方が嬉しい。わんまいるではコレにごぼうとほうれん草を加えている。肉2倍さすが食べ応えある。さぁ元気が湧いて来た。今日のジムは頑張れる。ご馳走様。