2020年6月10日(水)今日は昭和63年9月1日に独立創業して以来毎週欠かさずに行っている販売データーの分析を行いました。コロナの影響で日本全国巣籠り消費となり、ネットでの注文が倍増、夕食のおかずセット健幸ディナーのみならず有名専門店やホテルの味、ご当地グルメ、単品惣菜も良く売れています。「宅飲み」や「オンライン飲み会」向けの「大阪名物串カツセット」や「篠島産の小海老の唐揚げ」「十勝産枝豆」「鳥取県砂丘やきとりセット」「豊後のとり天」などは昨年の3倍以上の売れ行きです。32年前に大阪市西淀川区で3坪のガレージから始めた宅配事業が現在政令指定都市主体に61拠点、大手百貨店・スーパー・通販会社様への卸事業、ネット通販事業、それに最近大手企業のから在宅勤務されてる社員ーの支援としても福利厚生として問合せが増えて来ました。お蔭様で多数のチャネルからの受注テータを分析する事で先の売れる予想が付きやすく、商品開発に役立ちます。わんまいるでは北海道~沖縄まで全国各地のホテルや飲食店に納めている食品調理会社様に製造委託して神戸東灘区のわんまいる専用冷凍センターからご注文に合わせてクロネコヤマトで出荷しています。
今日もアッと言う間に試食タイム。一品目は、岩手県大船渡市の秋刀魚加工専門会社「及川冷蔵」さんから「天日干し骨抜き秋刀魚の味醂漬け」が届きました。味醂で漬けてある分、塩焼きより長く炙らないと香ばしく味醂の風味が味わえません。焼かずにそのまま販売して自宅のトースターでお好みで焼いて貰った方が良いと思いました。
2品目は、新潟県燕市の料亭やホテルに納めている「松橋屋」様に味を2割程控えるようにとやり直してもらった「国産ほうれん草の胡麻和え」と「国産揚げ茄子肉みそ和え」を再試食しましたが、まだ味付けが濃いです。
小袋に入れて真空パックする事で味が染込み、冷凍する事でアミノ酸の濃度が上がり、沸騰した状態で湯せんするので味がさらに入り濃くなります。だからホテルや飲食店に大袋で納品するのと異なるので最初は皆さん苦戦されます。
4品目の「高野豆腐旨煮」も味が濃い。
5品目の「丸茄子田楽」は味付けがなっていません。
6品目の「焼き茄子の田楽味噌」は、正に懐石料理の前菜に奇麗な器に少し盛付けられて出て来るような逸品で先ほどの高野豆腐も小さくカットして黒豆煮などと3品セットの先付として出て来るイメージがします。冷やした
吟醸酒と合わせると美味しそうですが、自宅で食べる夕食のおかずとなれば味が濃いです。
7品目は、前回南蛮漬けで提案頂いた地元で獲れるギスを今回卵とじにしてもらいましたが、魚臭がきつくてダメ!難しいです。
8品目は、大正14年創業の神戸中央卸売市場で水産仲卸と水産加工調理まで手掛けるわんいる協力会社歴8年の財木商店さんにお願いしていた兵庫県産のエテガレイの一夜干しが届きました。上手に焼かれています!レンジで簡単便利で美味しい!
9品目のからふとししゃもは、トースターで焼いて見ましたが簡単に焼けます。さすが4代目の財木社長が目利きしたししゃもだけあって卵もでっぷりと詰まっていて身も柔らかくて美味しい。
10品目は、少し遅れて入荷した来週出荷開始のおかずセット「千葉県産の鯖の塩焼きセット」を検食。この塩焼きも財木さんで焼いてもらったもので、見た目も黄金色に輝きビビる焼け具合です。なんだか箸をつけるのが恐れ多い!骨も取り除いているので食べやすいです。下味の塩も控えめにしているので魚の旨味がしっかり味わえます。原料を見て下味、調理する事が大切ですが、皆さん大量調理する場合もみんなそこまでやりません!そこまでやるから美味しいのです。他人任せは絶対にダメ!社長自ら絶対に食べなきゃ駄目です。群馬県大田市の三和食品さんが作る副菜のなめこ大根おろしも最高。
11品目も月曜の検食に間に合わなかったセットで、大分県鶏肉加工調理専門店のデリカフーズ大塚さんに作ってもらった「国産鶏の照り焼きセット」を検食。3ヶ月の若鳥なので身が柔らかくてジューシーで、表面はこんがり焼けています。プロが焼き上げた照り焼きが湯せんするだけでご家庭で簡単に召し上がって頂けます。副菜のじゃがバタコーンもキャベツの胡麻ドレもシャキシャキとした食感で冷たくて美味しい。ここまで来るのには何回も試食とすり合わせが必要!一品毎の真空パック包装、冷却して冷凍して沸騰した状態で湯せん解凍又は冷たい料理は流水解凍して美味しいかどうかです。すべてはお客様が夕食に食べて満足して頂ける事が目的です。僕も自宅で週5食べています。ひと時の至福の大切な夕食です。
昼からは昨日の新聞切り抜きレポートを執筆し、定時に終わり自宅最寄り駅前のスポーツジムに立ち寄って自宅に戻り夕食おかずセット健幸ディナーを食べました。本日の献立は、食で村おこしを成功させているA級グルメの町島根県邑南町で養豚されている脂肪が少なくて赤身が美味しいイギリスが原産国のケンボロー種、「石見ポークの生姜焼き」を主菜に「ポテトサラダ」と「ゴーヤチャンプルー」のセットを食べました。
弊社調理顧問の元サンフランシスコ日本国領事館公邸料理人 近藤先生もこの豚肉旨いね!と認めただけあって柔らかくて生姜も濃くなくて、これまで食べた生姜焼きの中で一番旨いと言っても過言ではない。1枚1枚鉄板で手焼きしてホテルや機内食に納めるプロの料理人が作る特製生姜焼きの秘密のタレをたっぷり袋に入れて焼きたてのロース肉を加えて真空パックします。真空圧力で秘密のタレを肉に浸透させる事で旨味が向上します。ポイントは焼きたて直ぐに「たれ漬け」する事!たれがスッと肉に浸透します。すべてにおいての味付けのコツ!ポテトサラダも合成保存料を使ってないからレストランで出て来るようにブラックペッパーの風味とパンチが少し感じます。出汁がしっかり効いた裏側の苦い部分を丁寧に削ったゴーヤチャンプルーも旨い!なんだか元気が湧いて来た!石見ポークの生姜焼き単品でも掲載出来るように商品企画の吉川部長にメールを入れました!。。夜分にゴメンネ!