「つぶれ梅」に続く、後世に残る和歌山名産「釜揚げしらす梅肉和え」が完成しました。・・・

2018年10月2日(火)今日は午前中通販事業部とのミーティングを行い、アッと言う間にお昼が来て、試食の時間となりました。

本日は、先日長野県から来社された「そばぶるまい」さんから送っていただいた信州蕎麦「八割」と「五割」の半生を試食しました。やや細く硬麺でつゆは信州特有の濃い辛口で凄く美味しくいただきました。但し「五割」の方は小麦の味が少ししたので「八割」の方が美味しいです。但し湯がいて冷凍するとちぎれる可能性があるので、「そばぶるまい」さんの「生蕎麦:七割」を試してみようとお願いしました。信州安曇野の本山葵と白ネギの薬味で試したいものです。


2食目は、和歌山日高郡の醤油発祥の地、湯浅町のみかんで有名な田村で明治初期に創業以来百年ずっと天日干しにこだわっている「しらす専門」のまるとも海産さんにお願いして、同じく南部町の「つぶれ梅」を25年前に作ってもらった岩本食品さんの梅肉を使った、和歌山特産完熟南高梅「梅肉のしらす和え」を作ってもらい試食しました。「上ちりめん×はちみつ梅及び紫蘇梅」「釜揚げしらす×はちみつ梅及び紫蘇梅」写真の通り、はちみつ梅は色合いが美味しくなさそう。。。上ちりめんは酒の肴には向きますが、ご飯の友としてはイマイチ。結果「釜揚げしらす×紫蘇梅」が最も美味しかったです。これは後世に残る「つぶれ梅」に匹敵する和歌山名産が誕生したと思いました。

ザルに入れた新鮮なしらすを釜に漬けて踊るように茹でる「踊り炊き」です。この技が一人前に出来るようになるまで最低5年かかると聞きました。踊るように茹でる事でまんべんなくしらすに熱が通りふっくらした仕上がりになり最高の釜揚げが出来上がります。


3食目は、今年も解禁となりました紅ずわいがに水揚日本一を誇る境港の前田水産さんにお願いしていた紅ずわいがにの身をふんだんに使ったグラタンが届きました。既に焼き上げているのでレンジで3分で「浜焼き紅ずわいがにのグラタン」が手軽に召し上がれます。マカロニを使用せずベシャメルソースと紅ずわいがにで手作りした至高品です。僕がこれまでに食べた蟹グラタンの中で最も美味しいと言っても過言ではありません。かなり美味しいです。


4食目は中華の鉄人「陳健一」さん監修の「四川風黒酢酢豚」と「本格四川麻婆豆腐」を試食しました。四川の三年熟成豆板醤を使用しているとの事ですが、日本人向けに味付けした麻婆豆腐に三年熟成の豆板醤を加えたのかと疑ってしまいました。陳さんが監修しているはずなのに。。。


5食目は、ご当地グルメの試食です。先週宮城県庁から招いていただいた気仙沼の株式会社カネダイさんの骨まで食べれる「さんま醤油煮(ゆず風味)」「さんま味噌煮」「真いわし梅肉煮」「真いわし味噌煮」「真さば味噌煮」を食べました。個食真空パック冷凍品で煮込み辛くなく気仙沼の煮炊き物は少し甘いですが、醤油濃くなくて優しい味付けが特徴のようで色々食べて感じます。この味付けならおかずセットのメニューにも採用出来ます。鯖は小さなサイズなので少し大きければ骨取をしてくれているので是非採用させていただければと思いました。山椒の実を加えて砂糖を減らして煮込めばさらに美味しくなると思いました。・・・

空前の牛タンブーム、仙台牛タン丼の試食、さすが人形町今半のやまと豚の生姜焼き絶品でした!

2018年10月1日(月)台風21号と匹敵する大きさだとビビッていましたが、大きな被害もなくて良かったです。

今日は、各部門長とのミーティングの合間のランチタイムに合わせて大阪市西成区で創業90余年の株式会社矢田健商店さんに依頼して作ってもらった、レンジでできる「仙台牛タン丼」のカップ入りと紙箱入りの2種類を試食しました。紙箱の方が箱の中で蒸すので牛タンに肉臭がこもり肉質が少し硬いです。カップの方がレンジの高温で肉に焦げ目がついて柔らかくて美味しいです。
反対に「ハラミ丼」は、紙箱の方が肉の臭みが少ないです。来週10日(水)にも仙台へ再度訪問しますので、牛タンとハラミの仕入れ先も見つけたいと計画しています。


先日北九州商工会議所さんを通じて紹介いただいた「大分県産原木しいたけのさくさく揚げ」を矢田健さんに揚げてもらいました。味は美味しいのですが、昔から「ぼたん椎茸」と名付けている大きく成長しない椎茸を使用しているので見かけがイマイチ。むしろ秋なら小芋や南瓜、春なら筍、夏ならこんにゃくなどと炊合せに使った方が良いので?とも思いました。一度現場にお伺いして相談したいと思います。・・・


京都洛西で創業45年の惣菜仕出し料理専門店の桂茶屋さんから、東急百貨店様のお客様から大好評いただいています「京のおばんざいセット」のメニュー「京のたたきごぼう」を試食しました。桂茶屋の定番チルド品をそのまま小袋パック冷凍しているので酸っぱく感じます。お酢の使用量を3分の1減らすようにお願いしました。



レンジで出来るカップ入り「九条ねぎのカレーそば」を試食。味は美味しいのですが蕎麦が柔らかくなり過ぎ。湯がいてない蕎麦を使うように改善をお願いしました。


最後に東京で有名な老舗肉料理専門店「人形町今半」さんから「黒毛和牛のハンバーグ」と「白金豚合挽ハンバーグ」「やまと豚のロース生姜焼き」「やまと豚のステーキ」4品が届きました。自分で焼くタイプですが、さすが今半さんの直営店の精肉店でも販売されている代物だけあってかなり美味しいです。特に特製の生姜焼きソースが口の中で溶ける肉質のやまと豚ロースの薄切り肉は絶品です。豚肉はビタミンB1や脂肪酸が体に良いとされて凄く見直されています、中々お店には敷居が高くて入れない人形町今半のやまと豚の生姜焼きを全国の皆様へご紹介したいと思いました。

セブンイレブンの「かき玉うどん」を試食・・台風24号の影響で阪急電車が運休に・・・

2018年9月30日(日)今日は、大型で非常に強い勢力の台風24号が18時~21時に近畿に上陸という予想で、少し早めに帰れば良いと思い梅田オフィスに出勤。今週のレポート「堀田の本音」をまとめ、ブログを作成し、翌日の部門長ミーティングの内容を検討しているとアッと言う間にお昼です。
何を食べようか?・・あっテレビCMで見たセブンイレブンの「かき玉うどん」を試食してみようと思い、近くのセブンイレブンに行きました。普段コンビニに入る事がありませんが、久しぶりに棚を観察すると麺類のコーナーに「豚しゃぶそば」「旨辛台湾まぜそば」「かき揚そば」「カレーうどん」「肉うどん」「かき玉うどん」と蕎麦3種類とうどん3種類ならんでいます。本来は関西はうどん圏なのに・・いつもお伝えしているようにうどんのトレンドが下がり蕎麦の人気が上がっている事がコンビニでも表れています。それと豚肉ブームという事、濃厚で辛い味が好まれている事もわかります。わんまいるではいち早く「九条ネギ入りカレー蕎麦」を今月から発売します。そしていち早くトレンドを見極め「卵とじうどん」を昨年冬から新発売して大好評いただきました。トレンドの見極め大切です。


実際の味の方はというと、オフィスに持ち帰り、レンジで温め試食してみました。テレビの映像では、もっとだしが効いて濃くて美味しそうですが
写真の通り玉子の色が液卵特有の黄色いです。麺はやや太麺でコシがあります。僕は細麺にしてコシを抑え弾力のある喉越の良い麺の方が好まれると思っています。やはり宗田鰹・昆布・鯖・炒り子などの「だし」の味を感じません。おでんもそうなのですが何故でしょう?日持ちに影響するのでしょうか?それとも値段に影響するのでしょうか?「だし」が旨さを感じる要素で脳が覚えていて繰り返し食べたいと思わせるのでこの「だし」にこだわる必要があると思いました。


引き続き来年のバレンタインや節分の恵方巻の「三重県尾鷲の松坂牛と鮪のしぐれ煮巻き」、初午の日の「山椒ちりめんや丹波黒豆が入った京都稲荷寿司詰合せ」など節句食の企画を考えているとアッと言う間に15時前に…阪急電車神戸線運行状況を調べると15時で運休とホームページに書かれています。コラあかん!と思い、急いで阪急電車梅田駅に到着するとすでに全線運休・・・タクシーか、と考えていると駅員さんが阪神なら15時30分まで動いていますよ。と親切に声をかけてくれたので、急いで阪神電車で尼崎駅まで嫁さんに迎えに来てもらい無事に自宅に戻りました。久しぶりにたこ焼きをレンジで解凍。お中元でいただいたロングサイズのアサヒスーパードライで一杯です。ウメェ!・・・正月以来久々にゆっくりとさせていただきました。

祖父からごはん粒を残すと目が見えなくなるぞ!・・・食品ロス防止に取組んで30年!

2018年9月29日(土)今日は、朝から台風24号の影響で雨。。。仕方なく車で最寄り駅の阪急電車塚口駅前の駐車場に止めて梅田のオフィスに出勤です。神戸市深江浜の冷凍惣菜の在庫の確認を行い、夏物商材の在庫処分を検討、最近日本でもようやく食品ロスについて問題なって来ましたが、わんまいるでは創業以来30年間食品ロス(廃棄)に取り組んでおり、賞味期限が切れて捨てる事はありません!商売人である以上10円でも良いからお客様に買ってもらうようにして来ました。僕は明治生まれの祖母祖父に育てられたので幼い頃、ご飯時になるとお爺ちゃんから「お米はお百姓さんが一生懸命に作っているのだから一粒でも残こして捨てると目が見えなくなるぞ!」・・・と言われて育ちました。酒屋での修行時代には親方から「酒は酒蔵の杜氏さんが半年間泊り込みで命がけで丹精込めて造っているので粗末に扱うな!お客様の口に入る商品を地べたに置くな!」と良く叱られました。とくに日本酒はデリケートなので温度や日照管理、賞味期限もうるさく言われました。商品を仕入れて販売している以上売り切れるか?残るか?二つに一つですが僕は捨てるのは絶対にしてはいけないと思うので、売れ残りそうな商品は段階的に値段を下げて得意先(よく買ってくれるお客様)にご奉仕の意味も含めてご案内するようにしてます。通常価格から30%も割り引けば大抵の商品は売切れますが、季節外れになると50%ぐらい割引しないと売れません。更に時期が過ぎると更に値引きしなければなりません。だから販売管理を頻繁に行い、余りそうなら特売に回すようにして不良在庫を出さないように心がけています。「食品ロス」への取組み大切な事だと思います。


ランチは、久しぶりにエビフライが食べたくて、そうだ、大阪の老舗が立ち並ぶ新梅田食堂街へ行こう!ということで、大阪の老舗洋食屋が何軒も立ち並ぶ食堂街へ。。。ビフテキのスエヒロ、洋食の自由軒…目に留まったのは洋食のマルマンのランチ600円「海老フライ・コロッケ・チキンカツ」スープ・ライス付きです。レトロな雰囲気で満席状態。早速店内に入り、店内を見ると皆さんが食べているランチを注文すると直ぐに運ばれてました。見るなり失敗。。。業務用の冷凍食品をお店で揚げているだけで、おそらく海外加工品だと見受けられます。試食すると早く揚げようと高温で揚げているので、火が通りやすいエビフライは焦げた味がします。ソースは老舗だけあって美味しいですがチキンカツは堅くて鶏臭がするので食べられませんでした。。。


お店を出ると宮崎県三股町ののぼりが見えます。丁度角の二坪のブースで各地区のご当地グルメ等の宣伝販売を開催しています。今わんまいるで取り扱っており、よく売れている宮崎黒毛和牛と黒豚ハンバーグや宮崎牛のメンチカツ等の製造会社株式会社中村食肉さんの人気の調味料「マキシム」も販売されていました。商工会のメンバーかと思いきや物産公社の方達のようでした。三股町は都城市の隣の自治体で、おかずセットのメニューで採用している日南鶏のメンチカツや単品販売している宮崎妻地鶏の炭火焼きも隣町の西都市にある養鶏場を営む有限会社オー・エヌフーズさんからの提供です。三股町商工会の女子職員さんが、よしもとの芸人おかずクラブのオカリナさんと姉妹という事で、もしかしたらよしもと繋がりで新梅田食堂街の広報担当している「大阪屋」経営のザ・ぼんちおさむ師匠の長男で阪急三番街フードコート等飲食店を多店舗展開している株式会社梅豊食堂の長瀬社長の計らいかな?と勝手に想像していまいました。


オフイスに戻り早めに切り上げ阪急塚口駅前のスポーツジム「ティップネス」に立ち寄り汗を流し自宅へ帰り、夕食に健幸ディナー「国産豚肉とニラのスタミナ炒めとしめじの白和え、南瓜の石見ポークそぼろあんかけのセット」を食べました。丁寧に水分をしっかり切った裏ごしされた豆腐に群馬県特産の糸こんにゃくとしめじの白和え美味しいです。春先は皮が苦くなる南瓜も旬の時期ハロウェインを迎え甘くて美味しくなって来ました。もう一月も経てば南瓜ももっと美味しくなると思いました。旬の食材は栄養価が高くて何より美味しいです。同じ南瓜でもこんなに違うのか?子供さん達にも伝えていかなくてはならない食育だと思いました!・・・・

先日みつけた宮城県のご当地ローカルグルメ「あぶら麩丼」と「あぶら麩カレー」絶品でした。


2018年9月28日(金)今日は、社外取締役のリライズコンサルティング株式会社 社長中山先生が10時に来社いただき来期の経営方針などの打合せをしました。昼食がてら試食も兼ねて、先日宮城県庁食産振興課様にアテンドいただき訪問した気仙沼市へ行く途中で立ち寄った道の駅で買い求めたご当地ローカルグルメの「あぶら麩丼」と「あぶら麩カレー」を山脇も一緒に食べました。
玉子丼の要領でだしにあぶら麩を加えて火を通し、生卵を混ぜて加えれば出来上がりです。かなり旨いです。想像を絶する味とあぶら麩の食感に衝撃を感じました。麩でもなく油揚げでも無い食感とだしが染み込んでトロッとした食感がたまりません。中山先生も山脇も驚いていました。是非わんまいるでご飯も付けた、レンジで簡単カップ入り「あぶら麩丼」を作って販売したいと思いました。



それともう一つ、ついでに購入したあぶら麩のレトルトカレーも試食しました。見てびっくりしたのがカレーのルーが全く脂と分離していません。しっかりと煮込まれた形跡を感じるルー、中々ここまでのものはありません…これレトルトの味殆どしない、食べてごらん。と山脇に言って食べると予想通りレトルト臭がしません。小さいテスト用に使われるレトルト殺菌機械を使っているのか?賞味期限をレトルトより短くして温度を下げて加熱時間を短くしているのか?それにしても美味しい。「あぶら麩」カレーのルーにもピッタシ合います。じゃが芋や玉ねぎ人参に牛肉、或いは地元名産のくるみやキノコなど季節に応じた旬の野菜を加えたあぶら麩カレーも作り世の人に食べていただきたいと思いました。



この他、現在わんまいるで販売している大阪府岸和田ローカルグルメの「かしみん焼き」もレンジ解凍。中山先生が口に入れた瞬間「コレ美味しいですね」と…岸和田では昔からお好み焼きの生地に鶏ミンチ肉を乗せて、天かすを多めに敷いて焼くお好み焼きが地元では一般的に食べられています。泉南はキャベツの一大産地でわんまいるも使用させていただいています。鶏肉の旨味と天かすが焦げてお好みの生地に染込んだ絶品グルメです。各地にはまだまだ知られていないご当地グルメや郷土料理に食材が沢山存在しています。わんまいるではそんな知られていない「食」を世の人へ紹介させていただくことを使命と思っています。


夜は自宅で冷凍宅食惣菜のわんまいる旬の手作りおかずセット健幸ディナー「北海道産秋鮭の塩焼き、徳島県鳴門の若芽の酢の物、富山県で造られている株式会社三和製玉の玉子焼きのセット」を新潟県十日町で造られている八海山の純米吟醸といただきました。前日はアルコールを抜いたので心と体に沁みるおいしさです。秋鮭は、「鮭の三恒」と異名をとる梅田阪急百貨店にも直営店を構える大阪市中央卸売市場塩干仲買い卸の株式会社三恒3代目三上社長が、北海道からマル(1本物)で仕入れた鮭を市場内の自社工場で手切りして塩を手ふりした秋鮭の切り身です。それを場外にある創業70年の惣菜の老舗服部恒株式会社の子会社の吉フーズ株式会社さんで、和食一筋の木島料理長が焼き上げた逸品です。三恒さん特有の上品な焼き上がりになる漬け方(塩のふり方)は、いつもながら感心します。