広島焼きの元祖はソース屋さんだった!? ・・・尾道の牡蠣製品最大手のクニヒロさんでスチーム牡蠣を試食!

2018年10月5日(金)昨日泊った邑南町唯一の温泉施設「香遊館」さん。部屋に浴室が無く、併設している温泉へ旅館を出て、隣の建物まで行き、2階へ上がり浴場へ。なんで2階に風呂を作ったのか?。。。朝食付きなのでレストランへ。食べてるのは一組のご夫婦だけ。宿泊以外の人は温泉付きの食券1,500円を買わないと食べる事が出来ません。ハンバーグ定食にトンカツ定食など冷凍でストック出来るメニューばかり、A級グルメの町に温泉に入りに来たお客様、このようなメニューでは期待外れでは?と思いました。朝食はキャベツの千切りサラダ胡麻ドレッシングにもやしの酢の物、見た事が無い小さな鯖の尻尾の方塩焼きに市販の納豆に生卵に 味付け海苔、梅干しと海苔の佃煮少々、情けなくなるぐらいのメニューにビックリしました。


8時に宿泊施設を出発、最近取扱いを始めて順調に売れている、レンジで解凍してそのまま食べられる「広島焼き」を製造されている広島市内のサンフーズ株式会社様へ初めてご挨拶に訪問。サンフーズさんは創業100年のお好みソース「ミツワソース」の製造メーカーさんです。以前にも少しホームページを見たのですが、パッと見るだけだとソースを取り扱う問屋さんかな?てっきりそう思っていました。2階の事務所を訪ねると布崎社長が出迎えてくれました。担当の方は四国へ出張との事、事務所の玄関からでも大きな広島焼きを焼いている所が見れる専用厨房があり、全国から焼き方を教えてもらいに訪れるようです。隣の100人以上入る会議室では、全国の学校から広島焼きについてなど日本の食文化に関して聞きに来るそうです。3代目にあたる布崎社長は、このように教育熱心で研修生を市内の繁盛店にも食べに連れて歩かれます。このようにして広島焼きを広げて来られました。広島焼き名門の25店が並ぶお好み焼き村すべての店で使用されるソースはミツワソースです。大正時代に「一銭洋食」、水で練った小麦粉を薄く鰹の粉で味付けするぐらいで焼いて、とろみのあるトマトとりんごと玉ねぎにんにくをベースとしたとろみのあるソースを塗る、クレープによく似た形の粉焼きをアレンジして薄い生地にキャベツともやしと豚肉や生姜に玉子、そばもトッピングした現在の「広島焼き」を初めて販売された広島焼きの元祖です。焼き立てを食べて見て下さい、と言われ焼き立てをいただきました。最近よく売れ出したというピリ辛ソース、そして高知県の柚子を配合した柚子ソース、通常のソースと3種類を試しました。正直柚子ソースなんて…と思っていましたが、柚子が微妙に口直しになり大きな広島焼きもどんどん食べれます。ノンオイルのソース美味しいです。豚肉は広島のもみじ豚を使っているとお聞きしましたので、広島名産の牡蠣も加えて焼きそばを作ってもらうようにお願いしました。全て1枚1枚手焼きして真空パックされ、金属探知機を通して一階の冷凍室に運ばれて行きます。ショックフリーザー(急速冷凍機)では固くなるので通常の冷凍庫で時間をかけて冷凍する事で固くならないそうです。同感です。マヨネーズ、マスタード、七味や塩など色んな楽しみ方が最近流行っています。焼きそばも春夏秋冬で食材を変えて販売するとお客様に凄く人気です。わんまいるでは現在3種類のきのこを加えた「秋の焼きそば」良く売れています。

大きな広島焼きをいただきお腹いっぱい…サンフーズ株式会社を後にして尾道の牡蠣の燻製やボイル冷凍牡蠣を扱っている牡蠣加工がメインのクニヒロ株式会社さんに初めてお伺いしました。パートを含むと1,000人規模の会社で、売上の75%が牡蠣製品で夏場の閑散期にしらすや豆鯵、貝類などの加工製造をされているそうです。地元で水揚される豆鯵は是非使わせていただきたいと思いました。製造現場を見学させていただくと、やはり繁盛しているノウハウが判ります。巨大なトンネルフリーザーを設置され凍結しては冷却してを3回繰り返す事で牡蠣の劣化を防ぐようにされています。最近牡蠣嫌いの人でも食べられるという事から人気急上昇のスチーム牡蠣も作られていました。やはり繁盛されている会社は設備投資をしっかりされています。リスクを伴いますが恐れず悩まずオリジナルの設備投資をされいるとつくづく思いました。だから他には無い製品が作れるのだと・・・ご丁寧にご案内を賜りありがとうございました。牡蠣が苦手な僕でも試食に出してくれた「スチーム牡蠣」美味しくいただき、お腹も壊しませんでした。


広島に戻り、新幹線で大阪へ。新大阪で久しぶりにだるまの串カツでもと思いきや、凄い行列なので自宅に戻りおかずセット健幸ディナーの「秋刀魚の塩焼きセット」を食べました。いつ帰っても冷凍庫から取り出して沸騰したお湯で5分間湯せんすれば出来上がる時短料理。盛付けるだけで秋刀魚の塩焼きを主菜にがんもと根菜の炊合せに青梗菜のお浸しのセットが食べられます。・・・栄養バランスも考えられた主菜1品と副菜2品のセットです。献立を考える、買い物に行く、料理を作る時間の無い方にお奨めです。・・・・

ご当地グルメ&食材探しの旅_お好み焼き【広島県】

創業100年 地元で愛され続けるミツワソース。ゆずソースの味に驚愕!!

今回は広島のサンフーズ株式会社へ訪問です。

冷凍の広島焼きを製造しているメーカーさんです。
すでに弊社でも取り扱っていますが、今回は中国地方への出張があったので、無理を言って訪問させていただきました。

本日は、ご担当者が出張中とのことでしたが、布崎社長自らご対応いただきました。
ありがとうございます。

サンフーズさんは、1916年広島市で創業され、今年でなんと!102年目を迎える会社さんです。
広島名物「お好み焼」に使用する「ミツワソース」を作っているメーカーさんなんです。

広島に旅行された方は、行かれたこともあるかと思いますが、
お好み焼きのフードテーマパークとして全国的に有名な「お好み村」の中のお店は全てミツワソースを使っているんですよ!!
現在は、国内はもとより海外21ヶ国へも輸出を行い、広島の食文化を伝えているそうです。

事務所に入るとミツワ商品がずらり。。。
全面真っ赤です。(…広島カープの本拠地だけに!?)

ガラス張りの壁の奥には長く大きなテッパンが。。。
その前で5~6人の帽子にマスクをした職人がお好みを焼いています。

焼いているところ


尋ねると、今作っているのは弊社でも扱っている商品とのこと。
なんと! こちらの冷凍お好み焼は全て手焼きなんです!

「本物の広島焼きを提供するには機械ではできない。」
「卵も工場でよく使われる液卵をつかわず、一般的な卵をつかう」
これは、社長のこだわりなんだそうです。。。

な・る・ほ・ど、納得です。

つい1時間ほど前に朝食を食べたばかりなんですが、
焼かれているところをみるとよだれが・・・

一方で、
こちらでは、お好み焼専門店の開業を目指す方々を対象に
お好み焼き教室も実施しているとのこと。
こちらは、その部屋(実習室)です。

その他にも
観光客向けにお好み焼きの体験教室もやっているらしく、
机には今日来られる方ようにセッティングされていました。
その部屋の壁にはお好み焼きのルーツが記されています。「一銭洋食」

広島のお好み焼きは。。。

鉄板で水に溶いた小麦粉にネギなどを乗せて焼いた焼き料理で、明治初期ではウスターソースが使われて
いたそうです。ウスターソースはスパイシーで酸味が強かったため、まろやかで一銭洋食になじむソースが
ほしいとの要望があり、元々あったとんかつソースをベースに酸度と塩分を落として糖度を上げたお好み
ソースの原型が昭和30年初めに誕生したそうです。

ガラスケースには昭和40年代のラベルのソースが展示されています。よくみると栓が開けられておらず、当時のままとのこと・・・
どんな味になっているんでしょうか?(ちょっと怖いけど、味わてもみたいですね。。。)

と、ここで試食が出てきました。。。

布崎社長よりぜひ試食をと言っていただいたので、お言葉に甘えさせていただきます。

出てきたのは一人一枚ずつの大きな広島焼。。。
ソースの香りがたまりません。
大阪のお好み焼きと異なり、キャベツ・もやしがたっぷり入ってヘルシーなのがいいですね!
先ほども言いましたが、つい1時間前に朝ご飯を食べたにも関わらず、どんどん口の中へ。
とまりません。。。

とここで、目の前に並ぶソースの中に「ゆずソース」というものが…
使うにはちょっと抵抗があったのですが、せっかくなのでかけてみると
これが驚愕の味なんです!! うまーいっ!”(満天レストランの宮川さん風・・・)
ゆずの風味がさっぱりしてほんとに美味しいんです。
布崎社長いわく、本当は広島で柑橘といえばレモンですが、一度商品化に挑戦したが、納得いく味にならなかったそうです。


焼きそばソースもあるのに、やきそば(冷凍)は商品化されていません。
広島のブランドポーク「もみじ豚」をつかった少し高めのお好み焼きがあるので
わんまいるで実験的に「ミツワソースを使ったもみじ豚やきそば」を作ってもらうお願いしました!

布崎社長ありがとうございました!

ご当地グルメ&食材探しの旅_邑南町_こだわり醤油【島根県】

心を醸し魂を込めて醸造する「醸魂」の醤油蔵  垣崎醤油



島根県のほぼ中央に位置する邑南町にある大正10年に創業の醤油・味噌醸造元で昔ながらの伝統の技法を使って作られています。醤油蔵は明治初期に建てられた蔵で元は酒蔵だったとのこと。

どこの酒蔵や醤油蔵もそうですが、蔵に入ると正直非常に古く、なんでこんなところで酒や醤油をつくっているのか?と初めて酒蔵をみた時は思いました。

垣崎醤油さんも同様で、蔵の中は100年の歳月を感じさせる古さです。なぜかというとお酒や醤油は発酵商品で、蔵の中には酵母菌や乳酸菌が暮らしていて、これがその蔵の味になっているんです。だから蔵を新しくすると、同じ原料や行程でも味はまったく違ったものになるんです。


今回は、4代目の宏次さんが蔵内を案内してくれました。

 


蔵に入ると、もろみの香りが広がり、

歴史の重みがある木桶が荘厳と並んでいます。


備えてある階段を上がると木桶の中にはもろみがたっぷり入っています。
こちらは3月に仕込んだ状態でまだ6ヶ月くらいだそうです。
完成まであと9ヶ月くらい発酵熟成させます。


かい入れ(櫂入れ)の作業も見せていただきました。
簡単そうに見えますが、意外と力がいる仕事のようです。
動画も撮りました↓

宏次さんは従来の商品はもちろんですが、新しいことにも取組んでおられます。
例えば、甘酒をまぜた商品も開発中とのことです。


発酵熟成が終わった商品を圧搾機でもろみを搾ります。

こちらも年季が入っていますね。

 


となりの敷地には新工場を設立され、米麹・味噌麹の室(むろ)小麦の蒸し器など新しい設備もされ甘酒や塩麹などもの製造にも注力されています。

いよいよ試食です…

こいくち木桶仕込みは島根県独特の甘めの味です。

もろみ味噌は通常のもろみ味噌と違い、ご当地食材のなすびとえごまをまぜたものや大豆を混ぜた商品です。
中でも「茄子を混ぜたおかずもろみ」が美味しかったので、早速このもろみをベースに同じ島根県の石見ポークと合わせ、「石見ポークのもろみ味噌佃煮」の試作をお願いしました。おそらく、お茶漬けにしても美味しいと思います。
ごぼうやれんこん等の根菜やきくらげ、そして茎ワカメなどといったコリコリ食感の食材もこのもろみの粒感と相性が良いでしょうね。

他に味噌田楽の素(もと)もお願いしました。こんにゃくのみならず、大根や人参やじゃが芋などレンジでチンしたポイル野菜にかけて食べるとおかずにもなるし、七味をかけるとお酒の肴にもなりますよね。

天然醸造醤油と天然醸造の味醂と天然のそうだ鰹いりこ昆布のこだわりだしを使用したこだわりのダシを試作してみて欲しいと思いました。。。


途中3代目正紀さんも合流し、醤油づくりへの思いをお聞きしました。

新しい取り組みへの意欲的で、非常に頼もしく感じました。


蔵の前にある直売店には商品がずらり…季節感もだしていていいですね。


垣崎醤油のみなさま、今回はありがとうございました。

自然放牧牛乳・天然醸造醤油、味噌、もろみ、原料米掛米五百万石の純米吟醸、さすがA級グルメの町・・

2018年10月4日(木)今日は、新幹線のぞみに乗り、広島駅経由でA級グルメで町おこしに注力している島根県邑南町へ訪問。


広島駅では「広島東洋カープ2018年セ・リーグ優勝おめでとう!」の旗があちらこちらに。お土産屋を覗くと「生もみじ饅頭」が一番人気のようで、生食パンが人気のようにもみじ饅頭までも「生」が誕生していました。広島と言えば「牡蠣」。炊込みご飯の素や冷凍のスチーム牡蠣やしぐれ煮なんかも人気のようです。そして「広島焼き」も今では全国に名前が知られました。大阪のお好み焼きとは異なり、薄い生地の上に大量のキャベツやもやしにそばも乗せて薄い生地で挟むように焼き上げます。だから小麦粉がお好み焼きに比べて少なく繊維質が豊富に取れてヘルシー。そして広島は大きな穴子が獲れ、昔から「穴子飯」も名物です。駅弁では「活・穴子飯」が1位と表示されていました。穴子は焼くのが難しく、何度が挑戦してみましたが、上手く焼けません。串打ちして焼かないといけません。本場広島の穴子飯さんにお願いして、わんまいる用にレンジで解凍して食べられるように作ってもらいたいと思いました。そして目にとまったのが「もみじフィナンシェ」。味見をさせていただくと濃厚な味で凄く美味しいです。思わずお土産に買いました。モンドセレクション金賞を4年連続受賞されています。やはり「楓乃樹」のもみじフィナンシェ絶品でした。


広島駅からレンタカーで約1時間で島根県邑南町に到着。今日は、前回台風で立ち話程度に終わった自然放牧の酪農に取組まれているシックスプロデュースさんに詳しくお話が聞きたくて再訪問しました。NHKのプロフェッショナル仕事の流儀でも取上げられた酪農家洲濱(すはま)社長35歳が出迎えてれました。島根県立大学在中20歳で酪農を始め、起業して15年目を迎えたとの事。牛一頭で一日に絞ることができる生乳は10ℓとわずかなので、自然放牧の酪農家3軒と契約、ブレンドしない事を理念として販売されています。試飲させていただきましたが、一般のブレンド調整牛乳とは異なり、それぞれの農場により特徴があります。2018年度フード・アクション日本で受賞したミルクジャムは脂肪分「0%(ゼロパーセント)」なのに濃厚で美味しいです。トーストにつけてと聞きましたが、薄い生地の野菜をトッピングしたピザにかけて焼くと香ばしくて濃厚なミルクジャムトッピングピザが格別な感じがします。と言うと洲濱社長、一度ピザにかけてトースターで焼いて食べた事があり、堀田社長の言う通り凄く美味しかった!とおっしゃってました。そこでその場から隣町の大田市のイタリアン厨房オーナー松田シェフに電話して試作を作ってもらうようにお願いしました。放牧が大田なので地元野菜を使った脂肪分ゼロのミルクジャムトッピングピザ食べてみたいです。それと自然放牧牛乳100%使用の「石見ミルクパン」や「石見ミルク生食パン」を焼いて欲しいと思いました。牛一頭で10ℓと言うので、酪農オーナーを募集して年間契約での牛乳お届けしたいと思いました。子供や孫に生産者の顔や育て方、食べさせる飼料が分かる「安心・安全」のストレスが無い牛の牛乳を飲ませたい親か祖父祖母は沢山存在していると思います。僕も孫娘に飲ませたいと思います。「自然放牧のシックスプロジュース×わんまいる」酪農オーナー募集実現したいと思いました。

あっと言う間に石見ポークの服部社長と待ち合わせの12時が過ぎてしまい、連絡して待ち合わせの昼食会場へ…邑南町唯一のホテルという事ですが、殺風景でお客様は殆どいない様子。レストランに入ると石見ポークののぼりが掲げられています。メニューに多く採用されており、僕はヒレカツ定食を頼みましたが、家でももう少しマシに揚ると思うぐらい衣とパン粉を付けて普通のサラダ油で揚げたカツが一切ソースもかけられずに出されました。付け添えのキャベツの千切りも時間が経過してへたっています。これではお客さんは来ません。料理がこうだという事は他も含めて隅々までこんな感じだと思いました。折角自治体上げてA級グルメの町として売り出されているなら、肝心の宿泊施設もA級グルメでなければ折角訪れた客もがっかりします。


ランチを済ませ、石見ポークを供給いただいています有限会社ディブロさんにお邪魔しました。現在養豚場は山のいただき近くに移転してお父さんとお兄さんとが経営しており、次男の服部社長がディブロとして精肉加工も含め卸業を営んでいます。昨年から相談にのらせていただいている新工場設立の図面を見せていただき、スライスなど一次加工までの厨房なのか?ハンバーグやメンチカツ等整形や衣やパン粉付まで行う厨房なのか?それとも生ハム、或いは焼き豚?サラミ?…何をどこまで行うか、を決めてないといけないとアドバイスさせていただき、もっと現場を見る事をお奨めしました。わんまいるの取引先には色んな精肉加工卸会社があるので、紹介も可能なので見学してその上で新工場設立を確定しましょうとアドバイスさせていただきました。どこにでもあるようなスライス加工だけの加工場ならやらない方がましだと思いました。


そして前回時間がなくて訪問出来なかった4代目を妹と兄の二人三脚で継承する垣崎醤油有限会社様へ訪問。大正初期に廃業した酒蔵を買い取り醤油会社に勤める先代が独立したのがきっかけで、100年間天然醸造にこだわった醤油会社を営んでおられます。新工場も設立され米麹、味噌麹の室(むろ)、小麦の蒸し器など新しい設備もされ、甘酒や塩麹などもの製造にも注力されています。「茄子を混ぜたおかずもろみ」は美味しかったです。早速このもろみをベースに「石見ポークのもろみ味噌佃煮」を試作してもらいたいとお願いしました。ご飯のともとして「おかずもろみ味噌佃煮」がお客様から支持いただけるように思いました。牛蒡や蓮根などの根菜やきくらげや茎ワカメなどコリコリする食材ももろみの粒感と相性が良いと思いました。天然醸造のもろみ味噌は、これからの時期風邪予報として免疫力を上げる働きがあります。そして 味噌田楽の素もお願いしました。こんにゃくのみならず、大根や人参やじゃが芋などレンジでチンしたポイル野菜にかけて食べると、おかずにも七味をふりかけると酒の肴にもなります。ヘルシーで「えごま入り味噌田楽ドレッシグ」はジャパニーズドレッシングとして人気が出ると思いました。家庭用食材キッドで一世風靡されて千葉県本社の醤油会社として創業のタイヘイさんも愛知県の醤油製造会社の盛田さんも現在はだし製造に注力され多くの飲食店や大手惣菜会社様へ販売されています。醤油製造会社さんの生き残りとしては、家で料理を作らなくなる中でこだりの惣菜製造会社へのこだわりのだしの提供ではと思っています。天然醸造醤油と天然醸造の味醂と天然の宗田鰹いりこ昆布のこだわりだしを使用したこだわりのだし醤油を試作して見て欲しいと思いました。

夜は山奥の寿司屋さんでの懇親会をディブロの服部社長と妹さん、シックスプロデュース洲濱社長、垣崎醤油兄妹が開いてくれました。山の奥にある寿司屋さんは鮮魚が手に入らないから寿司ネタが美味しい店が多く、毎年開かれるスシチャンピオンに選ばれるのは大抵海が無い自治体にある寿司屋さんが多いです。寿司ネタは鮮度でなく材料そのものの目利きで、獲り方と魚の〆方が重要です。さらに魚の捌き方と寝かし方が重要です。僕は寝かした寿司ネタが大好物です。前菜のごま豆腐煮に刺身。そしてまるまる太った島根県名産魚の垣崎醤油を使った「どぐろの煮付け」濃く無くて美味しいです。そして生まれて初めて秋鮭の白子の南蛮漬けをいただきました。かなり美味しいです。早速わんまいるでも試作したいと思いました。更に地元の銘酒をいただきましたが、原料米と掛米が同じ酒米「五百万石」を使用している純米吟醸酒を飲ませていただきました。美味しいです。一級品といっても過言ではありません。何の嫌みもなくそれでいてグラスで回すとフルーティーに、酸化するも軽くなく見事な出来わいにビックリしました。こんな山奥の小さな町にこんな銘酒が存在しているなんて、邑南町はまさにA級グルメの町です。

それにして旨い!石見ポークのハンバーグ。肉じゃがは惣菜部門売上総合1位を獲得!・・・・

2018年10月3日(水)昨夜自宅で食べた「冷凍食事宅配」わんまいる旬の手作りおかずセット健幸ディナー「島根県邑南町の石見ポークのハンバーグ」が美味しかったので写真を投稿しました。・・・赤身が美味しく脂肪分が少ないイギリスが原産国のケンボロー種は日本の豚肉の中でわずか7%しか流通されていない希少な品種を、A級グルメの町で知られる島根県邑南町の石見ポークを肉の本場大阪市西成の「ガイアの夜明け」でも取上げられた事もある有名店のハンバーグや豚まんの具材作りが得意な精肉店 株式会社松商の松田社長に頼んで石見ポークのハンバーグを作って焼いてもらっています。繊細にこね、ハンバーグをミディアムレアで焼き上げているのでかなり美味しいです。・・他にも石見ポークの肉じゃが石見ポークの酢豚など石見ポーク大人気です。・・・


今日の試食は阪急百貨店梅田本店の惣菜売り場にも「チャイナチューボー」のブランドで出店されている神戸のフーズパレットさんにお願いした「油琳鶏」の2回目の試食です。今回は白ネギを刻んで見た目は「油琳鶏」に近づき美味しくなりましたが、味が濃いです。百貨店でそのままテイクアウトする味付けの中華惣菜を小袋に入れて真空パックして冷凍されたのを湯せんで加熱するので、味が染込み濃くなるので通常のお惣菜に比べて3分1の味でないといけません。この事が中々伝わりません。・・・それと湯せんする事で酢の味が飛んでしまうので、お酢を多めに使用して調理の最終工程でお酢を加えるようにする事も冷凍中華惣菜のポイントとなります。大変申し訳ないのですがやり直しです。



2品目は豆腐で鰻蒲焼を作ったとして一躍有名になった大阪府八尾市の豆腐メーカーさんのおからと根菜のコロッケです。
味は悪くないのですが主菜に使うにはこだわりが有りません。
単におからのコロッケではおかずセットのメニューの採用には難しいです。


3品目は先週宮城県庁さんから紹介いただいた天皇杯の受賞歴もある気仙沼の水産加工品メーカー マルトヨ食品株式会社さんの骨まで食べられ全く臭みがない「鰯の生姜煮」と「秋刀魚の味噌煮」「秋刀魚の生姜煮」「鯖の味噌煮」「秋刀魚味醂干し」「秋刀魚の燻製」が届きました。やはり鰯の煮付けは先日訪問した際試食した時と同じで臭みが全くありません。目の前が漁港で新鮮なのと扱いが丁寧なんだと思います。鮮度落ちが早い青魚はお使い方によって全く違います。匂いと身に差が出ます。鯖も美味しいと試食スタッフ全員の感想です。ただ味付けが甘いのがおそらく気仙沼の特徴なのでしょうかどのこのメーカーさんも少し甘く感じます。長年の習慣をそう簡単に変える事は出来ないので、実山椒を使用するようにお願いしたいと思いました。


前回訪問時に試食していなかった秋刀魚の味醂干しを焼いて食べて見ると鰻の蒲焼に味と食感が似ています。「これいける」となり、もう少しタレを多くして真空パックするようにしてほしい。極端な話、焼いてからタレを多めに袋に入れて真空してくれると湯せんでの加熱解凍で味が染込み、鰻の蒲焼きそっくりに仕上がると思いました。言うのはタダなので遠慮なくお願いしてみる事になりました。一番売れている「さんまの燻製」も試食しましたが、酒の肴にはなりますがおかずには不向きだ思いました。


明日は食で町おこしを行い人口減少が著しい島根県内で海士町に続き人口が増えているA級グルメの町、邑南町に訪問します。・・明日は島根県明後日は広島県、訪問先の皆さん宜しくお願いします。・・・