堀田の試食歳時記 vol.67

昨日の試食は、多くのブロガーさんからも絶賛いただいております旬の手作り健幸ディナーメニューです。
筑前煮も鶏のささみを入れた事によって鶏肉の味が出てより一層美味しくなりました。島根県浜田漁港水揚げ天然ぶりと大根の煮付け、脂が乗っていました。

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気温が下がるともっと美味しくなり熱燗が欲しくなりますね!
ニラと卵とじは素朴な料理ですが、大変美味しかったです。まさに今が旬のじゃがいもにミンチ肉を煮た旨煮は上手に作られているなぁ!と関心する出来栄えです。尋ねると創業当初からのメニューだそうです。

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帆立貝と白菜の煮物、メンチカツ、小エビの空揚げ、きのこのマリネ、中華春雨、きゅうりと根野菜のごま和え牛肉と野菜のオイスター炒めなど12種類をいただきました。
何と言ってもお店の人気メニューは年季があるだけに美味しいです。・・・・服部恒直営店『はっぴーでりか』の人気メニュー総特集!やって欲しいなぁ?と思いました。

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さぁ、そして楽しみにしていたお米・食味分析鑑定士コンクール国際大会6年以上連続受賞されて殿堂入りされている全国でわずか7名の生産者のうち今回は滋賀県長浜市環境保全地区錦織町の寺澤義弘氏作 特別栽培、標高100m、『ひのひかり』と『ひとめぼれ』を掛け合わせた新品種『みずかがみ』。小粒でつや粘りもよく冷めても美味しいお米です。今後、滋賀県を代表するお米として育てられるお米だそうです。

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そして高知県でも田舎に位置する長岡郡本山町の岡田信男氏作、特別栽培、標高約400m、吉野川源流地域で育てられた、話題の新品種、土佐天空の郷『にこまる』、平成24年度新品種全国食味ランキング1位に選ばれました。
山間棚田で作られた、周りには住宅もない天水田、ミネラル豊富なお米です。また岡田信男氏は過去受賞暦14回と断トツ、高知の棚田水田を承継されていっています。

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いやー、それにしてもお米も色々こだわりの生産者が存在しているものですね!

偶然ですが、本日のスイーツは全国でも有名になった山形県のご当地米「つや姫」で作った生地のロールケーキです。いちごミルクと生チョコレートを巻いたケーキ、生チョコレートのロールケーキは初めて食べました。コクがあって絶品の美味しさです。

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最後に年間8万個売れる京都和菓子吉祥庵さんの自家製ミルク金時餡の焼き饅頭です、ミルク味が口の中で広がる不思議な和菓子でした。珍しい味なのでお土産に喜ばれると思いました。

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豆知識【天水田(てんすいでん)】

「天水田」とは、いわゆる「棚田・千枚田」の中でも雪どけ水や雨水、湧き水などを貯水して使用している水田、山間地の沢水を用水として使用している水田であり、生活排水・工場廃水が一切流れ込まない水田と位置付けました。

水田の選定にあたっては、
(1)良質米産地であること
(2)栽培にあたっては、慣行栽培よりも農薬の使用を減らしていること
(3)生産されている水田の標高が300m以下であること
(4)一定数(300トン以上)の生産数量が確保されること
(5)他の水田で収穫された米と仕分けが可能なこと
を基本とし、現地視察を行いました。

「天水田」の大きな特色は、従来の「産地・品種」といった考え方ではなく、水にこだわりを持ち、本来あるべき姿である「天と地の恵み」により育まれた米を商品化したいという思いが「水田(圃場)」の選定にまで至ったことです。
出典(感謝!) 山荘米屋さん http://www.sansoukomeya.com/original3.html

堀田の試食歳時記 vol.66

昨日は、数ヶ月前から、レンジでチンして美味しい焼きたての餃子を探しておりましたがようやく見つかったと言うことで試食させていただきました。
これまでも何度も試食したのですが、口に合うものが無くて・・・今回はどうかなぁ?と思ってレンジで解凍されたものを見ると、どちらも写真の通り、焼き目も香ばしく、パリッとしてまず見た目はOK!
では早速、食べることに。食感はどちらも見た目通りで良い、しかし片一方は少し豚肉の味が臭く感じました、もう片方の某メーカーさんの品はとても美味しく僕の大好きな味で、王将もそうですがコレが餃子と思う味を感じることが出来ました。これなら1人前220円で販売できるということです。
ちょっとビールのつまみが欲しいなぁ?もう一品何か欲しいなぁ?お弁当のおかずに?とレンジでチンするたげの簡単調理の餃子です。

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10月に入り気温も下がり、昨日の夜なんかは寒く感じました。わんまいる本部では冬場の料理の開発に各バイヤーさん必死です。早く作ってしまわないと、この業界は11月から一斉にお節料理に追われ、どこも大変になります。

京都の桂茶屋さんにお願いしていた「ふろふき大根」が届きました。さすが京都産の大根を使い白だしを使い薄口に上品に炊けていますね!気温がもう少し下がって来てからの大根はさらに美味しくなります。熱燗で一杯は値打ちありますよ!・・・

京のふろふき大根を京の酒で味わう、風情があっていいですね・・・・・

創業85年麺一筋の阪神百貨店にもお店を構える丸古製麺さんから冬限定の鴨南蛮(蕎麦)が届きました。何と鴨を使うことで蕎麦のだしがスープに変身したかのように濃厚な味になります。
これは美味しい!七味をたっぷりかけて・・・・
今年の年越しは鴨南蛮にしようかなぁ?

そしてこの冬に是非召し上がって頂きたいのが奈良県では知らない人がいない「平宗」さんにお願いして「炙り帆立貝の甘たれちらし寿司」を作ってもらいました。さすがリッツ・カールトンでも修行を積まれたご子息でもある総料理長の腕前にはいつも関心させられます。同じ試食でもご馳走様です!といいたくなります。是非ご賞味下さいね!・・・・

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そして、クリスマスに是非というのが国産牛肉のステーキです。塩と胡椒の加減を少し増やしていただくと、ビックリするように味も食感も変わりました。料理と言うのは本当に不思議なものです。ほんの少々手を加えるだけで、こんなにも変わるのか?・・・・・・

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最後に銀座ローマイヤーさんの海老グラタンとチーズグラタンをいただきました。濃厚な味はしませんが大変食べやすくてランチにはレンジで簡単に出来るのでちょうど良いと思いました。

堀田の試食歳時記 vol.65

昨日は、神奈川県茅ヶ崎で年明けにわんまいるをオープンさせる介護用品販売レンタル&デイサービスを地元で運営されている株式会社ニッショウ 長谷川社長とわんまいるを担当するサポーターさんが本部大阪西淀川営業所(直営店)において研修に来られました。
 研修最終日なので大阪見物がてら難波にある南フランス田舎料理で有名なバルマルへ行って来ました。
実はこのお店はザ・ぼんちおさむ師匠の息子さん雄一郎社長が経営、たまたま漫才ブームの話題となったので、おさむ師匠に連絡、時間があるので良かったらと言ってお店で待ち合わせ・・・・・

名物のエスカルゴ料理やスパムをトマトソースで煮込んだ料理、本格釜焼きのピッツァ、ガーリックトーストなどさんざん食べました!その後、酒の弱い僕は帰りましたが、おさむ師匠が直々に難波花月や法善寺横町など大阪見物に案内してくれて大変喜んでいただきました。

それにしてもバルマルを全国展開される創業1972年難波で初の南フランス料理店を開業現在FC店も合わせると関西中心に約50店舗展開される人気チェーン店だけあっていつでもお客さんで一杯、接客もよくて、何より一から作る手料理とリーズナブルな価格が人気の秘訣と思います。

堀田の試食歳時記 vol.64

昨日の試食は、大阪浪速区の矢田健商店にお願いして、この冬の旬の企画として、北海道産の帆立貝を使った炊き込みご飯と、同じく北海道産のかぼちゃを使ったコロッケを作っていただきました。
レンジで解凍して、目の前で見た感じも美味しそう!コロッケなんかはホンマ揚げたてのような感じで、冷凍をレンジでチンしたようには見えません。
そして食べるとカリッとした食感で中はトロッと甘くてむちゃ美味しい!正直、かぼちゃの産地を聞いておりませんでしたので、この甘みは北海道産やろ?と尋ねるとそうです!と・・・・。
矢田健商店さんの揚げ物は常に新しい高級油を使用しているので油切れがよくて胸焼けもしません。何回も使った油を使うと油切れも悪く、胃腸の粘膜が弱くなった我々が食べると胸焼けがして後が大変です。
特に揚げ物はココを気にして調理をしていただいております。帆立貝も柔らかくて美味しいです。
外国産の冷凍の剥き身は、なんか薬品臭がするものも多いのですが、帆立貝のアノ独特な食感と味が味わえ美味しいです。ご飯もちょうど良い柔らかさに炊けていてダシも少し薄いぐらいで大変美味しかったです。
あまりの美味しさに完食してしまいました!

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