信じられない!!紙カップに変えて焼いてレンジ対応に変更するだけで、こんなに美味しくなるなんて・・・

2017年3月6日(月)今日は大阪西成区の矢田健商店さんから4回目の試食となります、大阪名物いもたこなんきんが試食キッチンにのぼりました。煮汁を寄せ鍋のだしに変更するだけで見た目も美味しくなり、食べても凄く美味しくなりました。桜エビのちぢみもキムチを取ってニラを加えるだけで凄く美味しくなりました。

一番驚いたのはこれまでトースターで10分程焼かなくてはいけなかったドリアとグラタンをレンジするだけで食べられるようにレンジ対応の紙容器を使用し、焼き上げてもらう事で信じられない程美味しくなりました。業務用のオーブンで焼き上げて急速に冷却して急速冷凍する事で焼きたての味が楽しめるからでしょう!・・・このようにベースが決まれば後は食材を季節に合わせて変えるだけです、ここまで来るのに半年かかりました、何度もやり直して試食を繰り返し挑戦し続けたからこそ出来た逸品です。

既にソースのブレンドと使用割合を何度も繰り返して完成させて良く売れるようになった焼きそばの夏バージョン篠島産たこ使用の出来栄えも最高、そら豆入りの手作りコロッケも抜群、アスパラの食感の食味がソースと絡み合って美味しい手作りピザ、ガーリックトーストもバターの味がしゅんでフレンチトーストみたいで凄く美味しいのですが、ガーリックバターではなく、今女子の間で流行っているオリーブオイルを使用してくれないかお願いをしました。

大阪西区の服部さんから値段が急騰している人気のカレイの煮付けをカナダ産とロシア産を試食しました、カナダ産の方が現在のカレイより美味しく感じました。

京都大原三千院産スナップエンドウとジャガ芋鶏肉のバター醤油炒めを作っていただきました。鶏の皮部分に焦げ目がつくぐらい焼いて欲しいとお願いしました。玉ねぎと豚肩ロースの生姜焼き、かなり砂糖が多いのか? 甘過ぎます。

大根としらすの和え物は、大根が硬くて今一、ごぼうと人参の和え物も甘くて、ごぼうと人参の胡麻和えも甘い、服部さんのところ、味付けが近頃急におかしい、何かあったのだろうか。

神戸のシステムフーズさんから肉じゃがとしめじの卵とじキャベツのツナ和えのセットを試食しました。

肉じゃがのじゃが芋が煮崩れして、キャベツのツナ和えも味が染み込み過ぎていて美味しくありません。チルドタイプの高級折詰弁当が得意とされていますが、真空圧で味が染み込み過ぎる点や真空してから加熱殺菌と解凍するのに湯煎する事を前提に前調理することがポイントとなります。試食を繰り返して満足な味に仕上げていくしかありません。たかが冷凍おかず、されどおかず、意外と難しいです。