沖縄にカレーパンの開発に行くと既に揚げまんとして売られていました!無茶苦茶美味しかったです!

2017年1月25日(水)今日は7時50分の飛行機で神戸空港から沖縄へ行きました。

何と片道6千円、昔から比べると信じられない安さです。約2時間のフライトで那覇空港へ到着、レンタカーを借りて、県の産業振興公社経営支援よろず相談員の赤峰さんの紹介で、糸満市のぶたまん屋さん「ほろほろ福朗」の茶谷さんにお伺いしました。

アグーの豚まんを作られています。お伺いするなり今回お願いしようと考えていた美味しそうな丸まる太った揚げたての「豚まん」を出していただき、驚くと、元々沖縄では豚まんにパン粉を付けて揚げたものを「揚げまん」として販売されているとお伺いしました。

カレーパンとは生地が異なり見るからに生地が「ふわふわ」で美味しいそうで生地の練り方と蒸し器がスチコンではなくきちんと蒸し器で蒸しているとお見受けしました。と茶谷さんにお伝えするとピッタシカンカン!厨房へ案内されると立派な蒸し器と専用の搗き機が設置されていました。

出来ればカレーパウダーでアグーと玉葱と、少し隠しで生姜を練り込んでいただきたいとお願いしました。いゃーまさかカレーパンではなく揚げまんが存在しているとはさすが琉球だなぁ!と感じました。「茶屋さんの沖縄アグー揚げまん」を早く皆さんに食べていただきたいと思いました。
昼からは産業振興公社の経営支援部の高野さんの紹介で那覇市内に店舗と別に加工場を構える株式会社くがに菓子本店様にお伺いしました。

高野さんとは私が10年以上鮪釣でお世話になっている北中城村の熱田漁協組合元会長の田仲船長の所でアーサーを使ったフリーズドライの雑炊を作るものづくり支援をされており知り合いました。その高野さんの支援先くがに菓子本店さんでは各種焼き菓子を製造しておりギフトに力を入れられているようでパッケージに凄くこだわっていてビックリしました。尋ねると4姉妹の末のお嬢さんが著名な画家だと言う事でなるほど!と納得「ぽるぼろん」と名付けられたクッキーはスペイン語でぽるぼろんとクッキーを口に入れて3回唱えるとハッピーになると説明を受けました。それなら高齢者専用住宅や楽しいイベントなどに最適だと思い、よしもと興業の花月の店頭での販売も面白いのではないか?と思い早速自治体やイベント47市場を運営するよしもとグループの会社の三上社長に電話を入れて紹介させていただきました。そしてカルカンという山芋と砂糖で練りこんだ沖縄伝統の郷土菓子を試食させていただきました。正直パサパサで美味しくありません。
これなら黒糖蜜を練り込み生地にバターと新鮮な卵を練りこんでバームクーヘン調に焼き上げれば「沖縄黒糖カルカンバーム」が誕生すると思いました。社長に詳しく話をすると元々沖縄県は山芋が特産品でその山芋を何としても広げたいことから定年退職後菓子製造を始めたそうです。3月には香港の日本食材の展示会にも参加されるそうです。山芋が沖縄県の特産品だという事を田仲船長からも聞いていましたがお父さんお母さん4姉妹に長男さんが工場長でご家族団結して真剣に取組まれている事に感銘を受けました。わんまいるでも沖縄の山芋の販路拡大にお役に立てればと思いました。

夕飯は、もちろん親戚の沖縄海援隊が経営するおもろまちの山葵に行きました。すえ支配人いつも有難うございます。