新年のご挨拶に京都の桂茶屋さんと木之下菓匠さんへ行きました!

2017年1月6日(日)昨年は旬の手作りおかずセットの食材調達から製造まで集中して取り組みました、お陰で各方面から高い評価を賜りました。今年は、僕が最も得意とする地域名産品の開発を創業期に立ち返り取り組みを強化したく、24節気の行事食も合わせて作り、皆様へお届けしたいと思っております。そこで普段から凄くお世話になっております、京都で京料理やおばんざい、炊き込みご飯やちらし寿司、かす汁から豚汁まで作っいただいている京都右京区「桂茶屋」さんと、同じく右京区の有名銘菓店に製造卸をされておられます「木之下菓匠」さんに新年のご挨拶と商品開発のお願いに行きました。
桂茶屋さんには、京都伏見大社で毎年「初午の日」今年は2月12日に五穀豊作や商売繁盛を祈願した稲荷祭りが開かれます。そこで昔から「いなり寿司」が振舞われ、市内の一般家庭でもいなり寿司を食べる習慣が昔からあります。愛知県の豊川稲荷大社など全国の稲荷神社でも同様に開かれているようです。そこでわんまいるでは「節分の恵方巻き」が済めば「初午の日のいなり寿司」を食べていただこうと考え、京都で料理を作り続けて45年の女将さんに「いなり寿司セット」の折の選定と1個のグラムの確認をさせていただき、桃の節句のちらし寿司折詰を京丹波地方の郷土料理を真似て寿司飯の間に鶏そぼろを敷くように依頼しました。

同時に国産の殻付きのはまぐりも探して「お吸いもの」を作ってくれるように息子さんであり調理師のやすしさんにもお願いしました。国産のはまぐりは高い!と一言、わんまいるは国産にこだわっている事を再度説明しました。

桂茶屋さんを後にして、まだ一度もお伺いした事が無い、何軒もの京都有名和菓子専門店さんから製造を委託されている冷凍和菓子専門店の木之下菓匠さんに初めてご挨拶させていただきました。

餡子も1から作る臼を見てビックリしました。若いお弟子さんが何人かお見えになり生地をこねられていました。某有名京菓子屋さんの頒布会をこしらえている最中だそうです。

是非わんまいるでも取扱わせてください! とお願いしたところ、中の何品かを変えて創作してみてあげると返答いただきました。天然の香料で作ると少し色栄えが劣りますが良いですね? と念押しされました。もちろんですと返答! 和室に通していただき創作中の三笠饅頭の生地を少し厚くして抹茶餡子・コシ餡と求肥餅と半粒餡の三種類を試食させていただきました。

生地がバームクーヘンのように少し硬くておいしい! 本当においしい! 抹茶餡は抹茶の香りが生地の風味を消すので今一で、半つぶ餡が丁度生地の風味と食感と上手くあっていて絶品! 但し京都由来の本来の「餡巻き」という名前では売れないと思います。そこで何か良い名前はないかなぁ?と言うと一緒に同行していた須原バイヤーが「三笠ロール」では?と言いました! これや! この名前や! と思い 「三笠ロールつぶ半」とか、中にチョコバターやホイップなど巻いた姉妹品も作って欲しいと頼みました。京都の和菓子を洋風にアレンジした三笠ロール3月お彼岸に向けて売り出せると思うので是非お楽しみに!