柚子を加えると見違えるような食味に変りました。

2016年11月23日(水)本日の試食は、お正月用にこしらえてもらった京都木之下菓匠さんの寒の梅を装ったお饅頭「寒梅」に何かアクセントが欲しいと思い柚子を少し加えた所、上品な餡子のほんのりとした甘さを柚子の酸味が締めくくったような食味に大変身、あっさりとして凄く美味しくなり、少しの工夫でここまで味が変わるものかとわれながらビックリしました。

2品目は、全日空のファーストクラスにも採用されている和菓子処島根県松江市の福田屋さんから「くるみ餅:山の香」を提案いただきました。地元の仁多餅米に抹茶・きな粉・くるみ・胡麻を練り込まれた柔らかい餅菓子で美味しいです。3品目は大正2年創業からの福田屋さんの看板商品、島根県美都産の柚子を使った柚餅子(ゆべし)と言う事で柔らかくて食べ易くて美味しかったです。

4品目は大分県JA国東から第三セクターとして独立されたくにみ農産加工さんから炭火焼鳥を使った「鶏飯」を提案いただきました。レンジで簡単に解凍して食べられますが、解凍後にフライパンに油を引かずパリッとするまで炙ったら凄く美味しくなるだろうな?と思いました。5品目も同じくくにみ農産加工さんから1978年創業のイタリアンレストランチェーンの浅見総料理長が監修したむチキンライスをいただきました。チキンや玉ネギなどの具材が殆ど入っていない、味は美味しいのに勿体無い気がしました。6品目もくくにみ農産加工さんで大阪丸ビルの石川料理長が試作を重ねて完成した欧風ドライカレーをいただきました。試作を重ねただけあってこの3品の中では一番美味しいです。これは360円お値打ちです。

6品目はヤヨイサンフーズさんから手包みオムライスが届きました。見た感じ玉子焼きの色が少し黄色過ぎて美味しくなさそう、試食してみると意外と美味しいです。しかし具材が殆ど入っておらず残念でした。鶏肉かハムに玉葱、グリーンピースぐらいはしっかり入れておいて欲しいと思いました。

7品目、矢田健さんにお願いしていた点心鍋がいつのまにか鶏肉団子鍋になってしまいました。しかも市販されているミンチボールが使われています。

確かにワンタンや餃子は皮が外れやすいかもしれないがそこを工夫するのが重要なポイントです。再度やり直しをお願いしました!もやしの代わりに白菜と春菊を採用するようにお願いしました。今日はいまいちの商品ばかりでした!