試食グルメ  vol.358

2016年10月17日(月)通っているスポーツクラブが月曜日定休なので、基本月曜日に飲みに行くようにしています。今日は、久しぶりに高校一年からの友人で韓国ソウルにも支社を構える鉄鋼商社、日世通商株式会社を経営している平野と北新地の全日空ホテルのロビーで待ち合わせ、食事の行き先は新地に詳しい平野にお任せ!・・・今日は串カツにでもしようか?と相談、なら「凡」知ってるか?・・いや知らない、では行こう!と言う事で、堂島アバンザの真裏に当る、コンビニを曲がった直ぐのビルの地下一階に、串カツ「凡」と暖簾がありました。中に入ると串カツ屋さんとは思えない、ゴージャスな雰囲気、既に結構お客様が入っていました。
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とりあえず生ビールを注文して、出てきたのはお洒落な小さな陶器のグラス、これなら酒の弱い僕でも2~3杯は飲めるなぁと思い、料理はお任せコースです。好き嫌いはと聞かれ、牡蠣が駄目ですと答えると、生野菜に梅肉を付けて食べるよう提供いただきました。・・・梅肉凄く甘くて美味しいです!尋ねると紀州完熟南高梅でハチミツは使っていないとの事。野菜を梅肉で食べるのは初めての経験ですが、結構いけます!・・串カツは、まず長野県産松茸、天然の車えび、牛肉のシャトーブリアン、季節のかぶら、子持ち昆布の串カツの上にウニとキャビア乗せ、ズッキーニの串カツの上に何とフォアグラが乗っている!もしかして臭い?と思いきや口に入れると無茶美味しい!新鮮なんですね!久々のフォアグラに感動です。・・・いちじくの串カツにイベリコ豚の生ハム巻き、これも美味しい!天然舞茸のベシャメルソースのコロッケ、プチトマトとチーズのコロッケ、デサートに串カツのモナカ、その他16本食べ、平野はいつもの如くワインを数杯、僕は先日下呂の天領酒造さんから貰ったワイングラスで飲む最高金賞受賞酒の吟醸酒があまりにも美味しかったので、お奨めの日本酒を尋ねると、アノ幻と言われる「獺祭大吟醸」が入荷していると勧められ注文、初めて飲みましたが、甘くて吟醸酒とはとても感じられませんでした!香りも酸度も熟度も無く、単に甘いだけの純米酒という味にがっかり!到底串カツに合いません・・・今更遅いかも知れませんが、昔のように蔵元回って美味しい吟醸酒を杜氏さんと一緒に造りたいと思います。手頃な価格の吟醸酒を作れば、このタイミングなら売れると思いますが、720mlで5,000円が小売価格では、自宅で飲むのも自分では買えません。1,500円~高くても2,000円でないと、飲食店の場合その3倍にはなります。料理が1万円として酒代二人で1万円、合計3万円ぐらいでなければ厳しいと思いました。〆は、舞茸の炊き込みご飯に、これまで食べた中で最も小さいカットのお漬物と塩昆布のセットに感動しました。・・・・ 平野また連れて行ってや!