試食日記  vol.334

2016年8月23日(火)昨日は北海道や関東方面は台風の影響で、多くの地域で川が氾濫したり、下水から逆流したりと大変な事になっていますが、関東方面の地域パートナー様やお客様大丈夫でしょうか?・・・・大阪は今の所、台風の影響は無くて少しどんよりと曇っている程度です。・・・・そんなことで今日も沢山の試食が届いていますので、早速いただきました。

まず最初に北海道函館の中水食品さんから、道産の帆立貝と昆布の佃煮を頂きました。化学調味料を使わずに煮詰めておらず、薄めに炊き上げられているので美味しいです。ご飯の供としてお奨め、150gで450円はお買得と思いました。同じく函館市の及能味さんからにしんの昆布巻きを提案頂きました!柔らかくてとても美味しいです。ご飯の供、お酒の肴としてお奨め!立派な1本物の道産の昆布を使用した、にしんの昆布巻が1本780円は超お買い得です。

次に静岡のスマル水産さんから、パンに合うちりめん山椒とハニーまぐろと言う名前で、今流行のオリーブオイルに漬け込まれた駿河湾産のちりめん山椒と国産の鮪を漬け込んだ逸品です。確かにパンに漬けて食べるのは流行っていますが、オリーブオイルに浸けられたちりめん山椒や鮪の角煮は見たことがありません。従いましてパンにつけずにちりめん山椒だけ食べましたがオリーブオイルがまろやかな味にしてくれて凄く美味しいです。鮪の角煮はオリーブオイルとの相性がバツグン、無茶苦茶美味しい!ご飯の共に、ワインや焼酎のつまみに最適です。これなら、丹波の黒豆や鰯の生姜煮、鰹の角煮などもオイル漬けにしたらと思いました!凄くまろやかになって結構美味しいと思います。

お次は地元大阪、泉佐野市のメキシコ料理の「催さんのお店」から薄焼きパン「トルティーヤ」が届きました。小麦粉を練ったパンの生地を薄く引き伸ばして焼き上げた薄焼きパンに、野菜やポテトサラダやチキンやシーフードなど具材を巻いて食べるメキシコの定番料理だそうです。一瞬香辛料で臭いかなぁ?と思いきや日本人の味覚にあわせて香辛料は使ってなくて、お好みでマスタードやトマトソースなどをかけて食べるようにしてあります。半信半疑で食べましたが、結構美味しいです。正直ピザに比べてチーズが入っていない分、カロリーも低く薄焼きなので炭水化物も少なくて、ヘルシーだと思いました!これ行けますよ!1本結構なボリュームで250円はお値打ち!レンジで解凍して簡単に食べられるので、是非買い置かれて食べたい時にお召し上がり下さい。便利で美味しいです!

次も地元大阪の阪神フードさんから、国産のふじ林檎を使ったアップルパイと国産のさつまいもを使ったスイートポテトパイを提案頂きました。3本で430円(1本あたり143円)はお奨め!こちらも買い置きレンジ品で便利で美味しいです。

弊社甘利バイヤーが何としても冷凍で長期保存出来て、そのまま焼いて美味しいお餅を一生懸命に探していて、今日は伊勢の老舗の餅専門メーカー伊勢屋餅さんに頼んで搗きたてのお餅を急速冷却・急速冷凍してもらったそうです。冷凍のままトースターで3分~5分焼くと、写真のようにふっくらと焦げ目が付いて焼きあがります。さすが伊勢屋餅さん、搗きたてのお持ちは柔らかくて美味しいです。お醤油に少し浸けて海苔を巻いて食べたら最高に美味しいと思いました!ついでに伊勢屋餅さん特製の餡が入った焼き小餅を頂きました。もち米100%は食感が全く違います。自家製の餡も甘すぎる事無く、美味しいです。さすがです。

最後に、全国の料亭やお節料理のパーツを製造販売されている大阪に本社がある大市珍味さんが、この度岡山に惣菜工場を新設され、トレー型のレンジで解凍するおかず5品入りセットを作られ提案頂きました!15種類のメニューの中から今日は3セット試食しました!主菜が鯖の味噌煮、準主菜に茄子のそぼろあんかけ、副菜にひじき煮、つぼ漬け、千切り大根のセットは鯖が臭くて美味しくありません。この匂いが千切り大根に移って臭います…だからトレータイプは嫌いなのです。2品目、主菜にハンバーグデミソース、準主菜にコロッケ、副菜に南京サラダ、枝豆のソテー、ブロッコリーサラダセットは、主菜のハンバーグの解凍時間に合わせるので、南京サラダやブロッコリーサラダなんかはレンジし過ぎてヘタってしまっています。ハンバーグ自体は結構美味しかったです。主菜にタンドリーチキン、準主菜にオムレツ、副菜にポテトサラダ、パイナップル、ペンネトマトソースのセットです。パイナップルをレンジで解凍、良くあるパターンです。僕は本来冷たく食べる商品までもレンジで解凍するのが嫌で、トレー型のおかずセットを取扱って来ませんでした。同時に煮込み料理や汁物などレンジ解凍向きではない料理も多くあります。そこでメニューもそれなりに工夫が必要だと、つくづく思いました。

もし販売をするならオリジナルで、それなりのレンジに向くメニューを考えて自社で開発しないと行けないなあ!とつくづく思いました。