堀田の試食歳時記  vol.293

5月30日(月)今日は、同志社大学様が弊社の国産野菜100%、こだわりの農家から直接仕入れた旬の野菜を使い、専属の管理栄養士が栄養バランスを考え、主采1品副菜2品のおかずセット1食平均400kcal/ 塩分3.5g未満に抑えた、旬の手作りおかずセット「健幸ディナー」を、滋賀県甲賀市で調剤薬局、デイサービス、買物支援事業を営む㈱レークケア様のお客様を対象としてモニターさんを募り、地元医療機関のハートクリニックこころ様(内科)、増田医院様(内科)、今村医院様(内科)様の協力を得て定期健康診断を行い、その結果を分析して実証研究すると言う事が決まり、農林水産省へも申請頂きました。そこで出来れば折角の機会なので、京都産の野菜を使い、京都で調理加工したいと思い協力工場をあたっています。偶然にもコープさんへも惣菜を卸している京都庵様を紹介頂き、本日京都産及び国産野菜で作ったメニューが届きましたので早速試食させていただきました。

まずは、テストキッチンのテーブルに11品並んでいるのを目検、美味しいか美味しくないか、やはり見た目は大切ですよね。・・・見た感じ美味しそう!1食目国産の湯葉とほうれん草の煮浸しですが、ほうれん草の食感も味わえ、離水も少なくて少し味が濃いと感じましたが、食味食感はとてもしっかりしていて、多分品質的なバラつきが無いのだろうと感じました。2品目国産の湯葉といんげんの煮浸しは、湯葉が薄くて上品な食感でとても美味しいです。中国産のいんげんは農薬のせいか苦くて色も濃く美味しくありませんが国産はとても甘くて美味しく食べれます。3品目牛肉と牛蒡の京の定番甘辛煮は、服部恒さんが、牛蒡を手でささがきにした、以前取り扱いしていた牛肉とごぼうの旨煮には劣るきがします。これはちょっとお奨めできません。4品目の京水菜と京揚げの炊き合せは、上品な味と食感でとても美味しいです。これは旨い!5品目、京の常備菜あらめの炊き合せも上品な味で美味しいです。中々京都以外では見かけない料理です。6品目、京都舞鶴産の豆鯵の甘露煮、これは酒の肴に最高!これぐらいの量(40g)が欲しかったのです。ちょっと酒の肴が欲しいと思う時に便利です。続いてお揚げさんと青梗菜の京風お浸し50gも美味しくいただきました。どれも葉野菜を使った料理は食感が良く、上品な味付けで美味しいです。国産湯葉とほうれん草の鞍馬煮も美味しいです、お弁当のおかずや食卓にもう1品添えたい時に便利です。40gx4袋セットで680円(税込み)、1食あたり170円はお買得だと思います。これに湯葉と京揚げの佃煮、同じく鞍馬風佃煮は味が濃過ぎました。大袋用に味付けしたものを小袋で真空したような味に思いました。11食目堀川ごぼうの胡麻酢和えも酸っぱくて食べられません。チルド大袋用を小袋に真空したので、真空圧で味が染込み過ぎたように感じました。味さえ濃くなければ、食材や調理はしっかりしているので美味しいと思われます。提携している京都の農家さんを紹介するなどして、地産地消で作って皆さんに食べてもらいたいです。早速来週にでもお伺いしてご挨拶と現場を見たいと思いました。

京都桂茶屋さんからひじき枝豆の炊き込みご飯140g、やはり枝豆を加えることで甘みが出て食感も随分良くなりタンパク質も摂れ凄くお奨めです。本場明石の蛸を使った京のだし飯、人参ごぼうをみじん切りにして加えて欲しい…味はさすが桂茶屋さん文句なしです。最後に、お願いしていた今大流行している山葵入りのお稲荷さんを作って貰いました!市販されている山葵稲荷より山葵が控えで、甘めの出汁でとても美味しいです。僕の好み良く知ってくれていますね!さすがに感謝です。