堀田のお彼岸&うまいもん日記 vol.136

3月20日(日)、今日は岐阜で一人住まいをしている母と川西能勢へお墓参りに行ってきました。いつもは30分ほどで行けるんですが、三連休という事もあり、大渋滞の為、1時間ほどかかりました。元気で老後を迎えれる様、若い方達と一緒に仕事をして、体も動かし、食に興味を持ち、日々ワクワクと生きる事が大切だと思うようになって来ました。・・・・
帰りに、多田神社の交差点近くにある、日本料理「かぐらざか」で昼食をとりました。箸割に、つぶ貝の木の芽和え、筍の蓮根、前菜には蛍いか、桜大根、黄身酢、子持ち昆布と若布の山椒和え魚巻繊焼き、牛蒡の鯛皮巻き、菜の花サーモンドレツシング、花見団子と、小さな桜の花が付いた枝を添えた前菜はお見事、蓮豆腐と桜鯛の御椀は絶品、おそらく鯛の荒で出汁を取っているので味は最高!向付は、鯛・鮪・鰤・サーモンの刺身、鯛はもう少し薄く切ればもっと美味しいと思いました。焼き物は、いわゆる陶板焼きで固形燃料形式で自分でバターを引いて食べるパターン。いたや貝、鰆椎茸、人参、アスパラ、えのき、ブロツコリー、能勢は有機栽培の農家が多いのでもっとふんだんに野菜を使って欲しいと思いました。旬の有機野菜は鉄板焼きには凄く合うと思います。鰆はさごしとも呼べない小さな切り身でした。僕なら鰆の西京焼きを持ってきます。揚げ物は正に旬の卵を抱えたわかさぎ、白魚の三つ葉揚げ、これは絶品!酢の物にみじん切りレタスを熟成肉で包んだ珍味で、これは旨い!〆の食事は、ひつまぶしならず、鯛まぶしに卵とじかけご飯が上品にもられて出てきました。大変珍しい鯛まぶしなのに玉子とじを乗せると鯛まぶしが味わえず何を食べたのか?勿体ないです。この鯛まぶしは名物になる可能性が高く、鯛まぶしを目当てに行列が出来る可能性があるので是非研究される事を期待しています。鯛のアラを長時間煮込んだ出汁をベースに蒲焼のタレと合わせる配合がポイントだと思いました。そのまぶしたごはんに焼鯛の身をほぐして混ぜる!一杯目はそのまま、二杯目は山葵の薬味を沿え出汁で頂く、幸せなり!

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