堀田の訪問&うまいもん日記 vol.34

10日金曜日に、こだわり農家の皆様などをご紹介いただき大変お世話になっております、大阪府泉佐野市市議会議員副議長の向江議員と一緒に、泉佐野市内において、地元食材専用惣菜調理場建設に伴い運営管理指導のお願いのため、向江議員のお父様(前々市長)のご紹介で、地元では誰もが知っている岸和田の日本料理屋「季乃陣」様へご挨拶に同行させていただきました。岸和田城が目の前に聳え立つ、市役所の斜め前の二代目松阪社長が33歳で建てられた支店です。10年前46歳の時に名古屋に本校がある調理専門学校が保有する経営が厳しい琵琶湖のホテルに調理指導を頼まれ見事復活させた事から、調理師学校の校長までされ、現在名誉顧問で全国各地の道の駅や観光施設内のレストラン・食堂の経営運営指導を直営店を経営しながらご活躍されているとの事。そんなお話しや、料理は細胞学を活用した出汁の取り方・合わせ方などのご説明を聞きながら、名物の鉄板焼コース「花残月」をご馳走になりました。

本日の前菜三種、お造り、今が旬の桜鯛の少し薄めの刺身は絶品、今年3月4月に食べた鯛の中で、有馬グランドホテル・北新地恂さい・東京丸の内銀平・尼崎塚口の奴寿司・都ホテル・大阪ミナミの有名寿司屋なかむら・新阪急ホテルなど僕が通い続ける7軒の老舗の鯛の刺身と比べても、一番旨かったです・・・・・・・ホンマに!

帰りの車の中で、同行した高知県出身のバイヤーも旨かったと言っていました!コーンスープも濃厚でさすが!そして中皿に出されたメニューが岸和田産の越冬人参あやほまれ(殆ど地元で消費する為に市外へは出まわらない希少人参で、さつまいもとかぼちゃを足した味わいにパリッとした食感凄い!)のグラッセに生ハムを添えたもの。この合わせ方に感動!欲を言えば、もう少し生ハムの塩加減が欲しかったかなぁ?…メインデッシュに黒毛和牛一口ステーキ男爵小芋と春キャベツのカレー炒め添え、季節のご飯の地元産の筍の炊込みご飯(岸和田~貝塚は竹林が多く筍の隠れ産地)は格別!・・・筍・椎茸・牛蒡・玉ねぎは国産と中国や韓国産とでは味の違いがはっきり解ります。・・・・・デザートに旬の清見オレンジ蜜煮が出され、大満足!・・・・最後のデサートにまでこだわる職人魂には感動を覚えました。ここまで気が行き届いた完璧のコース、凄いなぁ…と感動しました。まるで芸術ですね。

次回は仕事の話は抜きで、ゆっくりとプライベートで日本料理を楽しみに行かせていただきたいと思いました。