堀田の試食歳時記 vol.142

昨日は、大阪府泉佐野市40歳までの若手こだわり農家グループ4Hクラブが作った5月6月7月に穫れる旬の野菜想定して料理を作ってもらい試食をしました。

5月は、関西では水茄子に次いで知名度が高い「泉州玉ねぎ」が旬を迎えます。その泉州玉ねぎと海老のちぎり揚げを作ってもらいました。試食をした瞬間、海老ではなく旬の海の幸、大阪泉佐野で獲れる泉たこを使ったらと思い、早速23日に地元の魚河岸さんと商談が決まっているので泉たこと泉州玉ねぎの天ぷらを作ってもらうようお願いしました。

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同じく泉州玉ねぎを、よく鉄板焼屋さんに行くと出てくるように玉ねぎの輪切りを鉄板でにんにくと一緒に醤油で焼いてもらいました。とても甘くて美味しいです。2串で280円での販売です。同じく泉州玉ねぎと国産牛切り落としの旨煮は、少し肉が固いのと、味付けが薄いので、肉を先にボイルして、もう少し出汁を濃くして下さい。玉ねぎは美味しいです。

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6月のメニューには、全国的に有名な水茄子を使ってマーボー茄子を作っていただきましたが、マーボー茄子というよりかは挽肉と水茄子の炒め物です。これはこれで挽肉にもしっかり味がついていてとても美味しいです。マーボー茄子も再挑戦下さい!

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同じく名物の水茄子とズッキーニなど夏野菜を使ったカレーを鰹と昆布出汁の和風タイプと香辛料のみのタイプを作っていただきました。冬場は、和風タイプの方が美味しいと思いますが、夏場はスパイスの旨みが効いたカレーの方がパンチがあって美味しく感じました。それにしても水茄子やズッキーニは、カレーとの相性もバッチリ!カレーのルーだけパンに付けて一緒に食べるのもOK!かなと思いました。白のリースリングタイプのワインとの相性も良いかも。。。

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夏野菜の代表トマトでソースを作り、水茄子とズッキーニを炒め煮にした、ラタトゥイユの提案をいただきました。これはとても美味しいです。ここに少しベーコンかウインナーでも入れるとコクが出てもっと美味しくなるかも。。。このままでもヘルシーでとても美味しいです。

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最後に7月にはとても糖度の高いとうもろこしが獲れるそうです。そこでとうもろこしの身の部分だけをさっと素揚げにして甘タレを塗った逸品と、冷製スープを作って見ます。とうもろこしとズッキーニとベーコンの炒め物も食べてみたいと思いました。

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これまで水茄子と言えば、漬物でしか食べたことがありませんでしたが、色んな料理にして食べられるなんてとても贅沢です。それにしても、南フランスの田舎料理のラタトゥイユ、トマトソースで水茄子の炒め煮込みは大変美味しかったです。本日のピカイチに決定!・・・・・・