わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (4/16~4/22お届け分)

僕は幼い頃に両親が離婚した為、母方の祖母と祖父に育てられて魚は皮と骨と血合いを取って身だけに、肉は脂身と取って赤身だけにして食べさせてくれたせいで魚臭い獣臭い匂いが苦手で、大人になってからも魚は骨と血合いと皮を取り脂身も極力少なくしたものを食べています。幸い仕事柄自分の好みにあった料理を作れるので良いか悪いか別にして、わんまいるで取り扱う料理は食べ易く、魚にしても肉にしても臭みがありません。その為には新鮮で良質な食材でなければなりませんので、どうしても生産地まで足を運んで仲買人や生産者と仲良くして直接交渉、生産地に近い食品製造会社に製造委託するようになりました。それがいつのまにか全国各地に広がりました。主菜・副菜別々にそれぞれ得意とする専門店が作る日本で唯一のおかずセットです。それでは今週お届けする献立メニューを紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「大分県産津久見ぶりの漬け焼き」です。旨味たっぷりのぶりを大分特有の甘い地醤油がベースの秘伝のタレで焼き上げました。副菜には、油でサッと揚げる事で出汁が染込み美味しくなる茄子を味噌仕立てにした「茄子の揚げ煮 味噌風味」をご用意。トロっとした食感をお楽しみください。茄子のナスニンは油と相性がよく、油分と一緒に食べると体への吸収率がアップします。もう一品には味がよく染み込んだ「切り干し大根の旨煮」をセットにしました。

2食目の主菜は、「宮城県産 太刀魚の煮つけ」です。世界三大漁場三陸沖で獲れた太刀魚を地元石巻漁港のミノリフーズさんで90度の低温真空調理で仕上げました。太刀魚の蒲焼のような感じで、お好みで山椒や七味をかけてピリッと辛くしても美味しいですよ。副菜には緑黄色野菜の中でも栄養豊富なかぼちゃとしめじを組み合わせた「かぼちゃとしめじの煮物」と徳島県阿波市の野菜加工食品製造会社徳冷さんが作る和惣菜の定番、低カロリーで栄養のある「ほうれん草とこんにゃくの白和え」をセットにしました。

3食目の主菜は、「国産牛肉のすき焼き」です。出汁が乗りやすくすることと、柔らかくするのに薄さ1mmスライスにこだわった牛肉に、白菜、玉ねぎ、白ねぎ、ほうれん草と野菜もたっぷり入っていて、砂糖使わず本みりんと清酒と醤油だけで納得するまで何度も試作を重ねて作った自信作。副菜には、箸休めとして胡瓜のパリッとした食感が楽しめるさっぱりとした味わいの「わかめと胡瓜とじゃこの酢の物」と群馬県大田市特産の大和芋を使った味付けとろろ「三日とろろ」をセットにしました。やまいもは、カリウム・ビタミン類が豊富で、ネバネバ成分で疲労回復効果もあります。ご飯にのせてもおいしい一品です。

4食目主菜は、国産鶏肉を使った「国産チキンカツ」です。山陰名物じゃこコロッケの発売元である境港の小倉水産食品さんにサクサクとした食感になるような揚げ温度と時間で調理して貰いました。お好みでソースをかけてお召し上がり下さい。副菜には、胃腸を保護し、消化吸収を助けてくれる、キャベツを使い、刻んだ野菜に胡麻風味のドレッシングで和えた「キャベツとごぼうのドレッシングサラダ」と、玉ねぎと茄子を使ってトマトベースで煮込んで、野菜からの旨味がたっぷりでた南フランス発祥の料理「彩野菜のラタトゥイユ」をセットにしました。

5食目中華メニューの主菜は、「神戸揚げ焼売と野菜の甘酢あんかけ」です。神戸元町の中華街やホテルなどに卸す老舗点心製造会社が作る焼売を揚げてうまみを閉じ込め、玉ねぎ・ピーマン・人参を使い甘酢あんでからめました。副菜には、外はカラっと中は柔らかくてジューシーに仕上げった「豊後のからあげ」と、彩りもあって、ごま油の香ばしさが香り中華に合う「ほうれん草と人参の中華風お浸し」をセットにしました。

来週もお楽しみに。

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