わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (10/3~10/9お届け分)

記録的な猛暑が続いた令和2年の夏も過ぎて、この夕食おかずセット「健幸ディナー」が届く週は、10月2週目と秋本番を迎えます。わんまいるでは、「初物を食べると長生きする」という諺通り、最も栄養価が高くて美味しい旬の食材を楽しんで頂こうと言うコンセプトで、僕自ら32年間に渡り、全国各地を訪問して(サイトの食材探しの旅:参照)自分の目と舌で確かめて買い付けたご当地の旬の食材を出来るだけ取り入れるようにして来ました。日本人が日本の食材を食べる当たり前の事を推奨し、日本の農業、漁業の振興に少しでも貢献し、地方の活性化と食育に取り組んでいます。是非わんまいるのおかずセットで使われている国産食材と、一般に多く使われている海外の食材とを食べ比べて違いを知って欲しいと特に子供さんにはと思っています。それでは今週お届けする献立紹介をさせていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産 秋鮭ときのこのソテー」です。大阪市中央卸売市場で“鮭の三恒”と異名を取る三代目三上社長自ら北海道へ行き目利きした秋鮭をキノコを加えて醤油ベースで香ばしい風味のソテーに仕上げました。副菜には、サイコロ状にカットしてホクホクとした食感を感じていただきたい「じゃが芋とツナサラダ」と、ひよこ豆・青エンドウ・赤インゲンと豆の食べ比べが楽しめる「3種豆のトマトソース煮」をセットにしました。ツナサラダのじゃがいもに含まれるビタミンCと、トマトソース煮のトマトに含まれるリコピンを組み合わせることで抗酸化力アップにつながります。

2品目の魚メニューは、「大船渡港水揚げさんまの甘露煮」です。さんまのDHAは頭の回転を良くする効果があって、EPAは血液をサラサラにします。痴ほう症の予防や、脳梗塞、心筋梗塞の予防にも効果があるので、定期的に取り入れたい食材です。三陸沖で獲れた岩手県大船渡漁港水揚のさんまを、地元加工会社で丁寧に骨取りをして、天日干しで旨味を凝縮させた秋刀魚を甘辛く煮付けました。副菜の、石見ポークのミンチを使った「かぼちゃのそぼろあんかけ」は、ひき肉からでるやさしい旨味がホクホクのかぼちゃと絡んだ家庭的な煮物です。
それに箸休めとして、鰹節と醤油の風味がふわっと香り、シンプルで飽きのこない一品の「ブロッコリーのおかか和え」をセットにしました。

3食目の主菜は、「四万十ポークの肉じゃが」です。旨味ある脂質が特徴の四万十ポークを使い、家庭料理の代表格の肉じゃがを作ってみました。四万十ポークの旨味と出汁が大き目にカットした食材にじっくりしみ込んでいておふくろの味を感じられる一品です。副菜には、いろどり良くて栄養たっぷりの「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」とコリコリとした食感が病みつきになる山形最上郡特産の「秘伝豆」の塩ゆでをセットにしました。大豆のサポニンは、ほうれん草に含まれるビタミンAの吸収を助けてくれるので、一緒に摂ると効果的です。

4食目の主菜は、国産牛バラ肉を使った「北海道産 じゃが芋と玉ねぎのビーフカレー」です。サルサソースを入れることで酸味と深みのある辛さを出しています。副菜の「コーン、玉ねぎとしめじの炒め物」は、とうもろこしの甘味がカレーの辛さをほどよく和らげてくれます。もう一品には、サラダの位置づけとしてマヨネーズで味付けた「ひじきと枝豆のサラダ」をセットにしました。
しめじのビタミンDは、カルシウムの吸収を手助けする効果があって、ひじきなどカルシウムの多い食品と一緒に摂り入れることで、骨粗鬆症予防にも効果があるそうです。

5食目の中華メニュー今回は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」をご用意しました。しいたけの旨みのもとになっている成分グルタミン酸は、新陳代謝を促進し、脳を活性化する効果があり、低エネルギーで食物繊維も豊富です。今回は、長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、国産豚肉・北海道噴火湾産の帆立貝に白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。副菜は中華らしく、豆板醤で辛みをつけて、主菜との味変でバランスをつけた「茄子と玉ねぎのチリソース」と、ぽん酢で酸味を効かせた「春雨の中華和え」をセットにしました。

来週も宮城県石巻のカレイや、鹿児島の桜島どりなど地元ブラント食材を使った日本のおかずをお届け致しますのでどうぞお楽しみに。

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