冷凍おかず セット「健幸ディナー」新規委託製造候補先を試食した。

2023年5月11日(木)12時02分
1988年9月1日独立創業以来日本全国各地、北は北海道最北端の稚内漁港から南は沖縄南部北中城村の熱田漁港まで全国各地色々行き、各地域で長年食べ継がれて来た郷土料理やご当地グルメ、ご当地食材を自分の目と舌とで確かめそのまま販売させていただいたり、アレンジしたり、オリジナルで創作メニューを作ってもらったりして来ました。お陰様で生産・加工・流通・販売までのバリューチェーンを構築し、国産食材100%ご当地ブランド食材を使ったメニューも豊富な冷凍おかずセット「健幸ディナー」はじめ、多くのメニューを品揃え出来ています。
今日は1965年宮崎県霧島連山の麓 都城市で創業され、仕出し弁当・高齢者宅配弁当・冷凍調理品を製造販売されている株式会社かかし亭様の既存メニューを試食しました。
「紅白なます」、「ほうれん草と人参のお浸し」、「カレー風味のきんぴらごぼう」。見た目手作り感があって美味しそう。ベースの味は美味しいですが、全体的に濃くて柔らかいので出汁を減らし、加熱調理時間を減らせばわんまいるのテイストに近くなると思いました。カレー風味のきんぴらごぼうは、挽肉を加えると抜群に美味しくなると思いました。

4品目「宮崎県産の牛肉と豚肉の手ごねハンバーグデミグラスソース煮込み」。柔らかすぎる感じ。粗挽きにするなどもっと食感を出したら肉汁もジュワーと感じるようになる。

5品目は、このハンバーグをそのまま衣にパン粉を塗して揚げた「宮崎メンチカツ」。中身が柔らかく衣が硬い。反対の方が僕は好きだ。

6品目は、何と弊社でも盛んに使用しているストレスが少ない開放舎の「日南どりのスタミナ漬け」。ニンニク、醤油、穀物酢、生姜、清酒、食塩にブラックペッパーにニラと玉ねぎを加えて鶏肉を減らし「スタミナ炒め」にアレンジしてくれたら即メニューに採用出来ると思いました。



7品目は、「干し大根と人参の酢の物」。8品目「ほうれん草ともやしのナムル」も味が少し濃くて全体に柔らかい。野菜は冷凍やカット野菜ではなくフレッシュを使っているようです。



9品目「麻婆大根」。麻婆ソースではなく「豚肉と玉ねぎとピーマンの味噌炒め」か「豚肉と茄子の味噌炒め」にすると抜群に美味しいと思いました。10品目は、「一口焼き芋」。紅はるかを使った焼き芋で、何も使わずにこの甘さ。いやー美味しい。近くの西都市では「紅はるか」の生産に力を入れられています。



11品目は、「日南どりの南蛮漬け」。ツンの来ないまろやかな酸味で美味しい。この半分の大きさの方が食べ易く、解凍時間も短くて済む。玉ねぎ・人参・ピーマンを沢山付け加えてくれた方が嬉しい。



12品目は、「豚肉と茄子の味噌炒め」。地域がら白味噌文化ですが出来ればオイスターソースにごま油を加えて中華メニューとしたい。




又は先ほど試食した麻婆ソースに替えて「豚肉と茄子の味噌炒め」にすればと思いました。料理人が丹精込めて丁寧に作られています。加熱調理時間と味付けの濃さなどわんまいる向けにアレンジしてくれれば是非採用させて欲しいと思いました。

冷凍おかずセット「大分郷土料理-がめ煮とりゅうきゅう」を夕食に。

2023年5月11日(水)19時20分
今日も仕事帰りに自宅最寄り阪急神戸線塚口駅前の”スポーツクラブ ティップネス 塚口店”で軽く運動してから自宅に戻り、冷凍おかずセット「わんまいる健幸ディナー」を食べました。今夜の献立主菜は、大分 郷土料理で通称”がめ煮”。これは鶏肉と筍と白ねぎの炒め煮で、大分特有の甘い醤油ベースで鶏肉の旨味と白ねぎの旨味と三味一体になり、真空圧力により出汁が染み込んで美味しい。戦前まではすっぽんの肉を使っていたので付けられた名前で、戦後ブロイラーが普及した事で鶏肉で作られるようになったと聞いています。副菜は、南瓜に石見ポーク挽肉を塗した「石見ポークのそぼろあんかけ」と「小松菜と人参のお浸し」のセットに、単品で大分郷土料理「津久見ぶりのりゅうきゅう」を足してお土産にいただいた島根津和野の華泉酒造 純米吟醸酒「白狐」で合わせました。

大分県南部の豊後水道に面するリアス式海岸を利用し、鯛やぶりにマグロの養殖が盛んで別府温泉や湯布院温泉のホテル・旅館などで使われています。大分特有の甘い醤油ベースのタレに浸けた魚の漬けを沖縄から伝わった事から「りゅうきゅう」と呼ばれるようになったと聞き及びます。一部では熱いご飯の上に乗せて食べる事から「あつめし」と呼ぶ地域もあるそうです。とろみがある濃厚で旨いタレが特徴。このタレをもう少し醤油を増やして卵黄を加えかき混ぜて鯛の刺身を浸けて食べるのが愛媛県の郷土料理「宇和島鯛めし」です。ご飯に津久見ぶりのりゅうきゅうを乗せて食べると、とろみがあるタレが染み込んだ脂が乗って旨い。



コレに純米吟醸酒「白狐」をバカラのワイングラスに注いで転がしてから含む。う~ん、堪らん。思った通りの味覚。無茶苦茶旨い。漬け刺しに重たく辛口の特別純米吟醸酒最高。

がめ煮の鶏肉も白ねぎもコリコリ食感の筍も素朴で旨い。



石見ポークの挽肉を塗した南瓜のそぼろあんかけ、冷たく流水解凍した小松菜のお浸しも旨い。



酒が良いと料理を引き立てる。今夜は贅沢にも大分郷土料理二品を島根津和野の地酒純米吟醸酒「白狐」で楽しませていただきました。大満足。

大分郷土料理「りゅうきゅう」セットを流水解凍して夕食に食べた。

2023年4月3日(月)19時10分
今日は仕事帰りにスポーツジムでサウナだけ入り自宅に戻って冷凍おかずセット「わんまいる健幸ディナー」を食べました。今夜の献立メニュー主菜は、大分郷土料理「津久見ぶりのりゅうきゅう」。大分特有の甘い醤油ベースのタレに漬けた魚の刺し身です。



昔沖縄の漁師から伝わった事から琉球(りゅうきゅう)と名付けられたと聞きます。但し、同じ大分県でも南の方では「ひゅうが丼」と呼ばれており、コレは日向の方から伝わったとか、風がヒューヒューと吹くからなどと言われており、一部では熱いご飯に乗せて食べる事から「あつめし」とも呼ばれています。



潮の流れが速い豊後水道で育てられた特産のぶりは、繊細な刺しが入りとろみのある。味醂が効いた甘口醤油ダレをかけてご飯に乗せて食べると最高に旨い。そして熱燗をグイっと飲むと堪らん。レンジで解凍するお弁当では扱う事が出来ない流水解凍ならではの料理です。副菜は「茄子と人参と南瓜の揚げ浸し」。サッと油で揚げで直ぐに出汁に浸ける家庭では中々出来ない。京都山科発祥の料理屋メニューだと聞いています。



それに徳島県南部地方で採れた筍に、同じく徳島県鳴門産のわかめを使った「若竹煮」です。コリコリした筍の食感と滑らかなわかめの食感が対照的で、良い出汁が出て本当に旨い。



燗酒が合う。郷土料理に日本の春のおかずの代表格を日本酒で楽しむ。いやー日本に生まれて来て良かったと思う。ホッとするなぁ。。梅干しが残っているからご飯を少しお替りしてお茶漬けを食べてご馳走様。





冷凍おかずセット「大分郷土料理 りゅうきゅうセット」を夕食に【わんまいる】

2023年1月30日(月)19時20分 
今日も仕事帰りにスポーツジムに立ち寄ってから自宅に戻り、冷凍おかずセット「わんまいる健幸ディナー」を用意してもらいました。今夜の献立メニューは、「主菜/大分郷土 津久見ぶりのりゅうきゅう」です。



大分特有の甘い醤油をベースに漬けた魚の漬け刺しを大分市では”りゅうきゅう”と呼ばれ、昔沖縄の漁師から伝わったからだと聞きます。又、地域によっては熱いご飯の上に乗せて食べる事から「あつめし」や「ひゅうが丼」と呼ばれています。関サバ・関アジを乗せたひょうが丼は知っていましたが、むしろ大分市内から別府にかけて呼ばれている「りゅうきゅう」は知りませんでした。大分県と愛媛県に挟まれた豊後水道は潮の流れが速い事からマグロやぶりの養殖も盛んで、わんまいるでは津久見特産のぶりを使用してりゅうきゅうを地元の調理会社さんに作ってもらっています。そのままでも美味しいですが、僕は七味をふりかけてご飯に乗せて食べるのが好きです。

モチモチしたぶりの食感にとろり甘くて濃厚なタレがピリ辛くて旨い。熱燗を含むと最高!副菜はごま油香るシャキシャキした食感の「きんぴらごぼう」。



宮城県登米地方の郷土食材油麩を加えた「切干大根煮」に、



牛すじ出汁で煮た大阪おでんと古くから伝わる日本のおかずを熱燗で楽しみました。



独立開業後日本全国を回り出会った郷土料理やご当地食材を使ったメニューを地元の調理会社に委託製造してもらって弊社神戸市の冷凍センターで主菜副菜セットにしてお届けしています。自宅に居ながら簡単に食べれる事が嬉しい。しかも、管理栄養士が栄養バランス・カロリー・糖分・塩分などを監修チェックしてくれているので健康的。以前80kgあった体重も今は54kg台をキープ。「美味しくて健康」わんまいるのコンセプトです。ご馳走様でした。



大分の郷土料理「りゅうきゅう」を献立メニューに採用【わんまいる】

2022年6月14日(火)12時55分
今年4月に愛媛県八幡浜漁港に行き宇和島流鯛めしを市場内にある食堂で食べました。宇和島流の鯛めしは、醤油・酒・みりん・ごまの甘口のタレに卵黄を混ぜて鯛の刺身を浸けて食べます。この甘口の醤油ベースのタレどこかで食べたよなぁとアテンドしていた愛媛県営業本部の方に尋ねると「そうなんですよ、昔から豊予海峡約14キロ大分市と愛媛県伊予を船で往来していて、食文化交流が盛んなんです」と。。なるほど!それで関サバ・関アジのひゅうが丼のタレの味と似ているんだと思い、早速冷凍ミールキットを製造委託している大分市のデリカフーズ大塚様へ津久見のぶりなど使ったひゅうが丼の具を依頼すると、「りゅうきゅう」という名前で届きました。話を聞くと、大分市内では魚の漬けのことを”りゅうきゅう”と呼び、佐伯市地域では「あつめし」津久見市地域では「ひゅうが丼」と呼び名が変わるとのこと。大分市で作ってもらったので「大分郷土料理/天然ぷりのりゅうきゅう」と言う名で献立メニューとして採用を決定。甘口の醤油に酒と味醂と胡麻と生姜が効いてご飯に乗せて美味しい。