宮城県登米市のご当地クルメあぶら麩丼に挑戦してみたけど思うように出来上がりません。

2019年2月25日(月)今日の試食は、大阪市西成区で創業94年の有名ホテルや居酒屋チェーンに対して中食の製造卸をされている株式会社矢田健商店さんに委託製造してもらった「アスパラと青梗菜の中華ポトフ」。2回目を試しました。無塩せきのベーコンを加えたので更に美味しくなりました。2品目の石見ポークのオイスター炒めはアスパラを入れると値段が高くなるので玉ねぎに変更した為に緑がなくなった為に彩どりが悪く美味しく見えません。値段が高いなら高いくて採算が合わないなら事前に相談してくれたらよいのに。。。自分勝手な都合で目先の施策は辞めるようにと言っているのに中々伝わりません。アスパラに戻しておかずセットへの活用は無理でも単品の惣菜として掲載するように指示しました。3品目の鳥取県境港産の小鯵のフィレと甘酢あんかけですが、油で揚げた直後に餡をかけて炒めると鯵がカリッとした食感に仕上がるのですが…べちゃっとなって、香ばしく無くて美味しくありません。中華甘酢あんかけも前回試食時と異なり、ケチャップ煮のようになり、酢が完全に飛んでしまっています。試食毎に味に違いがあると困りますね。同じ料理人が作るようにしないと試食する度に味がブレると意味がありません。4品目の鳥取県境港産の小鰯と野菜の揚げ浸しは、柔ら過ぎで南瓜もつぶれてしまっているし、小鯵の揚げもふやふやでダメ。5品目の毎年好評の愛知県篠島漁港産の海老唐揚げはビールの肴にピッタリでカラッと上がっていて美味しいです。

宮城県登米市のご当地グルメ「あぶら麩」を使って油麩丼の具玉子入りを2種類、卵の使用量を変えて作ったものと、更に卵を後からかける卵無しバージョンと3種類試作してもらいました。卵入りは見た目の色が悪く難しいと思いました。あぶら麩をだしで煮てご飯にかけてその上から生卵を溶いてかける手間は正直しんどいとも思いました。・・・中々思うようには行かないです。

和歌山の精肉卸株式会社ミートファクトリーさんから3度目の試食となる「紀州うめどりの照焼」が届きましたが、味は美味しいのですが煮物のようなので「梅鶏の紀州炊き」に名前を変更して販売させていただくように指示しました。


先日生で提案いただいた和歌山県が推奨する熊野牛のもも肉が霜が降って柔らかくて美味しいのでレンジで解凍して食べられるように焼いてもらいましたが、少し硬くて美味しくありません。黒毛和牛の霜降りは焼いて冷凍すると脂質が外に出て硬くなるだけでなく旨味まで外に出てしまいます。折角他の黒毛牛では珍しい霜降りもも肉なので焼かずに冷凍して販売させていただく事にしました、この品質でグラム800円とは半値以下でお値打ちです。100gずつ取り出せるようにシートを敷いて300gで販売する予定です。すき焼きかそのままで強火でさっと焼いて塩で召し上がると最高です。・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です