半年振りの米子 なぜかいつも天候が。。【鳥取県】

今日もやはり雨・・朝一から昨日ご商談させて頂いた事業者様への訪問です。
まず向かったのは境港漁港の目の前にある株式会社大新様。

訪問した日は他企業のOEMを製造しているとのことで工場見学はできませんでしたが、2階の応接室の窓から裏の工場を見ると水蒸気が上がり蒸している様子が伺えます。

早速試食を用意いただきました。昨日はハンバーグだけでしたが、本日は蟹ワンタンのスープやエビワンタンのから揚げをはじめたくさんの商品を出して頂きました。
海老ワンタンは知っていますが蟹ワンタンとはさすが紅ズワイカニ水揚日本一の境港だけの事はありますね。

昨日の試食の際にも美味しいと思い関心のあった、無添加食品で魚のすり身と大豆ミートのミニハンバーグは離乳食離れするタイミングの幼児からお年寄りまで絶対にお奨め。お弁当のおかずとしても最適ですね。トマトソースやデミグラスソース煮込といった洋風ソースにもあうと思います。ヘルシーで高タンパクなのがいいですね。

そしてびっくりしたのが、アジフライなのですが、これは普通にアジフライというよりまさに「鯵フィレカツ」で、まずサクサク感にびっくり。そして、3枚におろしているので、骨が気にならず、身が柔らかくてまるでミルフィーユのような食感なんです。それに青魚独特のにおいもしないんです。これはぜひ取扱いたいです。

2件目にお伺いしたのは、水木しげるロード沿いで飲食店を営む元気亭さんにお伺いしました。

4年前から飲食店の横に隣接してアカモク専用加工工場を建てて地元のスーパーや百貨店と自らの店舗で販売され、その美味しさから全国から発送の注文も入るとの事。
アカモクとは山陰地方では「神葉(じんば)」と呼ばれていて、1年のうち10日~16日の期間にしか食用としては使えない貴重なもので、潜って鎌で新芽を刈り取っているそうです。モズクやメカブなどと比較して特に「フコイダン」・「フコキサンチン」の成分が多く含まれていて、ミネラル分などの成分が海藻類の中でも特に豊富だそうです。

工場はこじんまりとシンプルですが、金属探知機をはじめ、一通りの機器はそろっています。

準備してもらった試食は、地元では「ねばっこ」といわれるはまいもをトッピングしたアカモクで、味付は醤油味と椎茸ペースト入り。

この辺りが飲食店オーナーと水産会社との違いで、水産会社だと色々な問題がでるので、複数のものを入れることを嫌がる傾向がありますが、柔軟な対応でいいです。一度、茎ワカメと胡瓜、山芋の短冊、大豆の塩ゆでなどと組み合わせて作ってもらえれば、健幸ディナーの副菜に採用できるとおもい、サンプルをお願いしました。

3件目は、米子に移動し創業90年余りの長田製麺所に伺いました。3代目の長田社長にご対応頂きました。

昨日話していた、ゆで麺と蒸し麺の違いを比べるために、やきそばを作ってもらいました。
塩も胡椒も使わず、ニビシソースという福岡のメーカーのソース(液体ベース)と豚肉・キャベツでシンプルに作ってもらいました。そして粉末ソースで焼いたものもあわせて作ってもらい、それと「蒸し焼きそば」の3種類を試食させていただきました。

ゆで麺はもちもちした食感に対して、蒸し麺はパサついた感じで、もちもち感もありません。ゆで麺と蒸し麺でこんなに違うのかと改めて認識しました。人気はダントツでゆで麺だそうです。ソースに関してもやはり液体の方が麺にまんべんなくからんでいます。今回は新しい取り組みとして、簡単調理の本格焼きそばの商品開発を一緒に取組むことになりました。
どのような商品ができるか楽しみです!長田社長よろしくお願いします!

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