ご当地グルメ&食材探しの旅_【富山県】

昨日の石川県金沢での商談を終え一夜明け、今日は富山県へ。初の北陸新幹線に乗り、初の富山上陸です!「ハクタカ」かっこよくて、テンションあがりますね~

新幹線ができるまでは金沢→富山は40~50分かかっていたそうですが、何と新幹線ができて20分。あっという間に富山駅に到着。駅前には路面電車が走っています。

本来なら富山市内でも立山連邦が一面に見えるそうですが、あいにくの曇り空で見えませんでした。天気ならばこんな感じ。。

富山県は人口105万人。食べ物ではやっぱり氷見を代表するブリやホタルイカが有名ですよね。改札をでると「富山湾鮨」の大きな看板がかかっています。

富山湾は表層を流れる暖かい対馬暖流と水深300m以下の冷たい日本海固有水(深層水)によって、暖流系と冷水系の両方の魚が生息できる環境になっていて、さらに富山湾には、北アルプスの山々から豊富な酸素と栄養分が供給されることで、日本海に分布する約800種のうち約500種の魚がいると言われているそうです。また、海底の地形が沿岸から急激に深い海底谷になっているので、漁場と漁港の距離が近く、漁港に近い位置で漁ができるため、とれたての魚が市場に流れていくそうです。だから富山湾は「天然の生け簀」言われているそうですよ。

お寿司の話をしましたが、今回お伺いするのは、卵焼きのメーカーさんなんです。昭和36年創業の株式会社三和製玉さん。3代目の松永社長にご対応いただきました。

三和製玉さんは名前の通り、寿司・仕出し用の玉子焼きの専門メーカーとして立ち上げられ、業務用玉子焼、オムレツを中心とした商品開発、製造、販売に取り組まれていて、近年では寿司用材料、各種惣菜、冷凍食品なども手がけられています。製造ラインも設備投資を行い、2006年にはHACCPを取得されています。

これだけ立派な玉子焼き専門製造工場は初めてです。枠に流し込まれた液卵が数秒後にカタン とひっくり返され、またその上に液卵を流して、またカタンとひっくり返されて、次々と厚焼き玉子が出来上がっていきます。

これは中に刻んだハムをはさむ作業。手作業で行っています。

すばらしいのが、近代設備を取り入れている一方で、ひとつひとつ手焼きをする現場もあり、現在でも老舗の鮨屋さんや料亭に卸されているそうです。

年季が入った銅の玉子焼き専用フライパンを持たせてもらいましたが、めっちゃ重たい!

ちょうど錦糸玉子を作っていたので、試食。薄いけどだしがしっかりしているので味がしっかりわかります。バラ寿司やいなり寿司で茶巾づつみにしたら彩りもよくていいでしょうね。

三和製玉さんの商品は昨年からわんまいる夕食のおかずセット健幸ディナーのメニューの副菜や天津玉子などに使用させて頂いています。今回はオムレツを3品と卵焼き2品を試食させていただきました。オムレツはミート(とりそぼろ)・チーズ・半熟。ミートが一番美味しかった。半熟は中がまさにトローっとしています。この技術が難しいそうです。代表からはオムレツをそのまま使うのではなく、トマトソースやホワイトソースの中にいれて惣菜をつくることを提案させて頂きました。

卵焼きの方は厚焼きとだし巻きです。個人的には甘い玉子焼は苦手なので、自然とだし巻きの方に手がいってしまいますね。

今後、インターネットを活用した取り組みをしたいとのご要望でしたので、色々とアドバイスもさせて頂きました。松永社長ありがとうございました。

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