わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (12/4~12/10お届け分)

平成20年に元帝国ホテルの料理長石川シェフを顧問に迎え、個包装真空調理によって味が染込むことで砂糖・塩・醤油などの調味料が通常の料理より少なくて済む冷凍惣菜を発売した所、多くのお客様から夕食の献立を考えるのが大変なので栄養バランスを考えた塩分・糖分・カロリー控えめのおかずセットを作って欲しいとのご要望にお応えし、主菜はタンパク質主体に100g以上、副菜は火を通した葉野菜と根菜等を使った140g以上の「三菜」で1食当たり平均400Kcal、塩分3.5g未満のセットを開発しました。元大阪大学の免疫学専門の医学博士廣瀬まゆみ先生からは、栄養の吸収には食べ合わせる事が重要で、体に良いからと言って同じものばかり食べても駄目。リラックスして美味しく食べる事が栄養を吸収するのに大切とアドバイス頂きました。日本食育コミニュケーション協会 石原代表からは、昔から神様や仏様へのお供えは器に盛り付けて提供する事から器を「食」と読み、現代語になって良い人と書いて「食」と読むようになり、美味しそうに器に盛り付ける事で唾液の分泌を良くして食べると消化を助け、栄養の吸収の働きを促進すると言われましたので、トレーには入れずに手間をかけて一品ずつ個包装真空冷凍にこだわっています。それでは今週お届けする献立を紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「梅の果香る境港産とろイワシのオイルサーディン」です。境港水揚とろイワシを骨が気にならなくなるまでじっくり焼き上げて、こめ油をベースに梅肉を添えたオイルサーディンです。こめ油を使っているのでさらっとあっさりしていて梅の香りで食欲がそそられます。いわしには、エネルギーの生産、細胞の再生に関わるビタミンB2や、血液をサラサラにするEPAも豊富に含まれています。主食はトーストかバケットがお奨め。副菜には、「ほうれん草と豆もやしのソテー」と、胃腸を守る働きがあるキャベツと人参を使った「キャベツと人参のコールスロー」をセットにしました。

2食目の主菜は、「宮城県産 はまちの煮付け」です。宮城県石巻漁港水揚げのはまち(関東ではイナダと呼びます)を地元食品製造加工のミノリフーズさんにて仕上げてもらいました。味が良く染み込んで、身がふっくら。身をだし汁に浸けて食べると美味しいです。昔の様に近海の魚を鮮度よく加工調理すれば臭みなく食感も良くて美味しいのです。副菜には、ふっくら甘くて出汁がよく染み込んだ「厚揚げ、大根、人参の炊き合せ」と、鰹節が香るあっさりした風味の「青梗菜とうす揚げのおかか和え」をセットにしました。

3食目の主菜は、「石見ポークロースの生姜焼き」です。焼くと肉の旨味が出て染込み抜群に美味しくなる石見ポークのロースを使っています。生姜に含まれる辛味成分は体を温めてくれたり、胃腸の働きを整えてくれる効果があります。副菜には、胃腸を保護し、消化吸収を助けてくれる、キャベツを使い、刻んだ野菜に胡麻風味のドレッシングで和えた「キャベツとごぼうのドレッシングサラダ」と、ビタミンCを多く含んだじゃがいもを使い、バターで味付けした「じゃがバタ―コーン」をセットにしました。

4食目洋食メニューの主菜は、「具材たっぷりビーフシチュー」です。国産の牛肉と、煮崩れしにくい北海道産黄爵(とうや)と淡路島産の玉ねぎと人参を旨味が詰まったフォンドボーをベースにじっくり仕上げました。副菜にはβカロテンやビタミンC、カルシウム、ビタミンEなどが採れる副菜をと思い、サラダ代わりにほぐした蒸し鶏とほうれん草・人参を炒めた「ほうれん草と蒸し鶏の炒め物」と、サッパリした酸味に仕上げた「ミックスビーンズと玉ねぎのマリネ」をセットにしました。

5食目の中華メニューの主菜は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」です。栄養素をたくわえた原木で育ったしいたけには、ビタミンDや食物繊維など、栄養がたっぷり含まれています。長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、北海道噴火湾産の帆立貝に豚肉・白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜には、「トマトと玉子の中華風」と「中華春雨」をセットにしました。中華春雨は、人参とごぼうとほうれん草で彩りをつけ、さっぱりとした味付けにしているので、箸休めにどうぞ。

来週もお楽しみに

湯煎簡単調理 冷凍ミールキット「三陸三たらの煮付けセット」を夕食に【わんまいる】

2021年12月2日(木)17時30分  今夜は、世界三大漁場ノルウェー沖、カナダ・ニューファンドランド島沖、日本の三陸・金華山沖、その三陸で獲れた「真鱈;たら」を石巻漁港で魚の買参権を持ち加工・調理まで行うミノリフーズの渋田専務に依頼して90℃個食真空調理して貰った「たらの煮付け」が主菜です。

ふっくらした真鱈の淡泊な白身を箸で取り濃厚で甘辛い煮汁に浸けて食べると旨い。熱燗を口に含むと唸る美味しさが込み上げる。正に冬の醍醐味です。副菜は、じゃが芋を細く千切りにしたごま油で炒めた「じゃが芋のキンピラ」と、豆腐の裏ごしで小松菜とこんにゃくを和えた「小松菜とこんにゃくの白和え」セットを熱燗で晩酌を楽しんだ後、釜揚げしらすで白ご飯を食べました。ホッと一息、至福の時、お疲れ様。

冷凍お好み焼き「石見ポークのモダン焼き」オフィスランチ【わんまいる】

2021年12月2日(木)12時03分 わんまいるで大人気の石見ポークは出雲空港から車で3時間。新幹線広島駅から車で1時間の標高い山々に囲まれた盆地で豪雪地帯です。雪解けの水が地下水となって良質な伏流水が流れ、人口7千人の町に酒蔵が3軒もありキャビアの養殖や牛の自然放牧を行い、酪農によるミルクジャムやチーズ製造、幻の石見牛の畜産に希少な石見ポークの養豚などA級グルメの町として年間20万人が訪れます。豚は人間同様、体の70%が水分で水の良し悪しが肉質に影響を及ぼします。僕は豚肉特有の臭みと脂身が苦手。石見ポークは脂身が少なく赤身に旨味があるヘルシーな本場イギリスが原産国のケンボロウ種で日本国内流通はわずかで稀少な豚です。更に良質な水で育てられている為臭みなく美味しいんです。難点は熱を加えると肉に含まれる中鎖脂肪酸が溶けだし目方が減り、料理の世界で言う歩留まりが悪くなります。しかし炒め物やお好み焼きにトンカツなど抜群に美味しくなります。なのでわんまいるの売れ筋上位は石見ポークを使った総菜が名を連ねています。中でもお好み焼きに向いている石見ポークのバラ肉を使用した「大阪名物モダン焼き」は人気です。液卵を使わず生卵を使用。大正11年創業の大阪市西成区の矢田健商店さんに焼いて貰った昔懐かしい素朴な味わいの「石見ポークのモダン焼き」をレンジでチンしてお好み焼きソースとマヨネーズ塗って鰹節の粉をたっぷりふりかけてオフィスでランチしました。いやー子供の頃を思い出すなぁ…。

湯煎で美味しい 冷凍ミールキット「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグセット」を夕食に【わんまいる】】

2021年12月1日(水)19時30分 今夜の献立は、昭和6年4月宮崎県三股町で創業され精肉店、空港 ・ホテル・飲食店などへ卸す畜産・加工・流通・販売まで行われている県内有数の中村食肉さんに作って貰っている「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ」が主菜。

中村食肉オリジナルのマキシム配合のデミグラスソースがまろやかでコクがあり、肉汁と混ざり抜群に美味しいです。副菜は「ほうれん草とコーンのソテー」に「北海道産じゃが芋のポテトフライ」のセットです。

いかりスーパーオリジナルのバジルとガーリックマヨネーズを塗って焼いたバケットに、いかり直輸入イタリア南部の地ワインで健幸ディナー楽しみました。

自分で言うのもなんだけど、いやー美味しい。

冷凍ミールキット既存メニューの品質改良 試作 試食【わんまいる】

2021年12月1日(水)12時30分 わんまいるでは、週に一度サポートセンターから報告が来るお客様からのご意見・ご要望に目を通して週次ミーティングしています。時流に照らし合わせ必要だと思う事はなるだけ取り入れるようにしています。又、品質と味の改良に取り組み、常に改善するように努めています。今日は「大分県津久見ぶりの漬け焼き」の調味料に含まれる「果糖ぶどう糖液糖」を使用していない醤油・砂糖・味醂・鰹節・清酒だけのタレに変更して貰い試食しました。見るからに美味しそうで、このタレなら身の中へ浸透しにくいと思い、焼き加減により固くなったりしないのではないかと思いました。変に添加物を使用しない方がシンプルで美味しくて何より品質が安定します。

2品目は、徳島県阿波市のカット野菜と野菜の惣菜製造会社徳冷さんに作って貰っている「中華春雨」の色目を良くしたく赤い人参から緑の小松菜と椎茸と胡瓜に変えて貰いました。見た目の違和感がなくなりました。

3食目は、大阪市でホテルや飲食店に前菜などを製造卸されている大つるさんの「じゃが芋キンピラ」「さざがきごぼうの柳川風」「きんぴらごぼう」「国産ごぼうのサラダ」4品をシャキシャキ感が出るよう炒める時間と調味料を入れて加熱する時間を短く調整して貰うと、思った通り見た目も瑞々しくなり食感も出て美味しくなりました。

ただキンピラごぼうはまだ甘い。。どうしても惣菜屋さんのは甘くて醤油が濃い。今だに多くがタマリ醤油を使っている所も多い。お客様の口の変化に合わせて使う調味料や量や加熱時間なども代えて行かなくてはなりません。特に1kg袋のチルドでの流通ではなく個包装真空パック冷凍湯煎加熱又は流水解凍に合せた調理時間温度に合わせなければ美味しく出来ません。