2020年11月12日(木)今日は商品企画部長の吉川さんと二人で先月米子&境港商工会議所主催の商談会で商談した境港市のこめや産業様と米子市の美保水産様に米子商工会議所産業振興部コロナ対策室の矢倉室長にアテンドにて訪問させていただきました。大阪から車で3時間半、途中勝央のサービスエリアでトイレ休憩すると岡山名物「えびめし揚げ」書かれたのぼりが多く立っていました。
長年岡山には何度も行っていますが初めて目にしたので早速フードコートで試食してみました。モチモチした食感の海老が入った真っ黒な炒飯の「えびめし」を衣で包んで揚げています。カリッとして美味しい!
食べながら説明を見ると東京のカレーハウスの社長が、故郷の岡山に持ち帰って広がったと書かれてあり、黒い訳はカラメルソースとケチャップで炒めているからだと。だからねっとり感じるんだ!今トレンドの「甘くて濃厚」な味覚で、それに人気の食材海老(甲殻類全般が人気)も入っています。
なるほどと想い、米子へ向けて車を走らせ、予定通り10時30分に米子商工会議所に到着。玄関で矢倉室長が出迎えてくれ、車を乗り替え境港市のこめや産業様に訪問。三代目の浜田社長が出迎えていただきました。祖父が生鮮も扱う食料品店を営み、父親の代で惣菜を作るようになり、仕出し料理まで受けるようになって現在では地元周辺のスーパーにも惣菜を卸すようになったとの事。それに祖父の代から人気の地元では「いただき」と呼ばれる境港の郷土料理「ののこ飯」を昔から変わらぬ味を守り続けて製造販売されています。商談会の再に試食をさせていただき、モチモチした食感で少し甘く、素朴でコレは美味しいと思い、取扱いのお願いと製造している現場を拝見しに来ました。炊込みご飯を大きな油揚げで包んだ米飯で、綿入れの着物の様にふっくら。布子と言う名がなまって「ののこ」と呼ばれるようになったと伺いました。稲荷寿司とは全く作り方が違い、油揚げの油分を熱湯に浸けて抜き、具を混ぜたお米を油揚げに詰めて砂糖、醤油、酒に昆布や鰹などの出汁で炊くようです。広い厨房では地元のお母さん達が美味しそうな「おでん」をトレーに詰める作業を手際よくされていました。
味が染込んで美味しそう!社長室で地元の殆どのスーパーで販売されている「北海道産の細切り昆布と油揚げ煮物」と「鰯のつみれ煮」「昆布豆」を試食させて頂きました。
鰯のつみれ煮、魚臭くなく素朴で美味しい。漁場が近いから出来る品質です!わんまいるで人気のアジフライもこの境港産です。この素朴な味、日本各地の食文化を皆様にご紹介したいと思い 全国面浦々を訪問しています。境港及び山陰地方(鳥取西部島根県東部地区)の春夏秋冬の食材を使った「ののこ飯」をわんまいるのお客様にご紹介出来ればと思いました。
こめや産業さんを出てランチ休憩は、米子商工会議所の矢倉さんお奨めのコロナでも行列が出来る蕎麦屋「昌庵」さんに行きました。
高級そうな店構えですが、写真の山陰地方でしか獲れない「白いか天のざる蕎麦」が1080円とリーズナブル。米子名産白ネギが沢山刻んであり、揉み海苔も別の小皿に盛り、更に天ぷらに天つゆをかけて食べるのは初めてのスタイル。
更に驚いたのがつゆを冷やして提供された!いやーこれまで色んな店でそばを喰って来ましたが、つゆが冷やされて提供されたのは初めてです。湯がきたての蕎麦を冷たい水で〆て冷やしたつゆで、特産の白ネギをふんだんに入れてこのシャキシャキ感とツンと来る香りとピリッと来る辛さが淡泊な蕎麦の味を盛り上げる!蕎麦は一本挽きの平麺で、食べ応え十分でうまい!いやー感動しました。
米子市の美保水産様にお伺いすると、大きな釣り物の活けクエがとろ箱に入っています。
旬のエテカレイの天日 干しに鱈の切身を提案いただきました。
米子商工会議所様に戻り、おさむちゃんポーズで記念撮影。
大山を横目に大阪へ帰路。3時間半で到着。自宅に戻ってお土産にいただいた境港の郷土料理「ののこ飯」と「おでん」を食べました。素朴な味を堪能!