【わんまいる】 ぶり 寄せ鍋 贅沢にも骨無し切身使用 食べ易くて野菜たっぷり汁まで美味しい!

2020年2月9日(日)今日は明日の部門長との週次ミーティングの資料に目を通しに梅田オフィスに出勤。
風が強くてかなり寒く感じます(イヤー寒い)。しかし一昨日の宮城県の冷たさとは比べ物になりません。
今日もアッと言う間にランチタイム、何を食べようか?そうだタンパク質を取ろうと思い、曽根崎お初天神通り商店街 お初天神門前近くの土佐清水ワールドへ「四万十鶏の藁焼き」を食べに行きました。

わんまいるでも紀州うめどりの養鶏場が12月に経営破綻した為に急遽、四万十鶏を使用する事にしました。弾力のある身で脂質もあり美味しいです。脂の乗った鶏肉や魚は皮目をしっかり炙ると脂質が焦げて凄く美味しくなります。反対に炙らないと皮の食感が気持ち悪く生臭く感じます。そこで藁焼きは炎が強いから表面がしっかり焼き上がり香ばしくてジューシーで、鶏肉の皮が気持ち悪い!など「食べず嫌い」の人でも食べていただけます。ちなみに食べず嫌いとは、美味しいモノを食べた事が無く、不味いものを食べて食べなくなった事を言います。美味しいモノを食べると多少美味しくないものでも食べられるようになるとは僕が身をもって体験しました。土佐清水ワールドでは注文を聞いてから見える焼き台で焼いてくれます。

これが食慾をそそるんです!更に高知県では藁焼きににんにく、ミョウガ、青ねぎ、玉葱スライスの薬味を沢山つけてポン酢をダボダポにかけて(漬かるぐらい)食べます。この食べ方が美味しく感じる秘訣です!食べ合わせによって口の中での感じ方が全く異なります。茶碗蒸しと味噌汁に宗田鰹節フリーをたっぷりかけてカルシウムを十分に摂取。これで万全、元気ハツラツです!

再び冬空を見上げながらオフィスに戻り、来週の予定を確認し夕方で切上げ自宅最寄り駅前のスポーツジムに立ち寄り自宅に戻って夕食おかずセット健幸ディナーを食べました。本日の献立は「天然寒鰤の寄せ鍋」を主菜に「南瓜の煮物」に「ほうれん草と油揚げのお浸し」の副菜セットです。僕は骨が苦手なので贅沢にも切身を使用。寒鰤は脂が乗って実に旨い!野菜も多く入っていて汁まで全部飲みました。冬を越した最も美味しい時期の糖度が高い南瓜に煮物も実に美味しいです。口直しのお浸しも瑞々しくて美味しいです。メールでお試セットの感想が続々と送られて来ますが、皆さんわんまいるが一番美味しいと評価してくれます。1月のお試セット購入のお客様の定期購入申込率は何と39%と約4割に達しました。解約は8.9%で1割以下で、産前産後の方のご利用も多い中もとても高い継続率だと自負しています。

にんにくパワーで疲労回復、豆板醤(トウバンジャン)で免疫力アップ!寒い日の献立【わんまいる】

2020年2月8日(土)今日は水曜、木曜、金曜と3日間出張だったので、溜まっているメールの確認返信と出張での商談のまとめ等を行いに梅田オフィスに出勤。歳を重ねるごとに移動距離が長いと疲れます。僕は疲れた時の疲労回復に王将の餃子を食べると元気が出ます。久しぶりに近くの阪急東通商店街の餃子の王将に早めのランチを食べに行きました。

11時30分まだ並んでない!それでも一階のカウンター席は満席、タイミングよく立たれたので直ぐに座れ、お決まりの餃子2人前とライスを注文、ラー油の底に溜まった唐辛子を小皿にたっぷり入れて餃子のタレに酢を少々加え、餃子を食べる万全の体制で待つ事5分、美味しそうに焼かれた餃子が目の前に運ばれました。

早速焼き立ての餃子に堀田流に調合したタレを漬けて焼き目を下にして半分噛み切ります。一発目に食べる餃子はラー油のパンチが口の中で炸裂する辛さ、残りの半分の餃子をしっかりタレに漬けて食べると熱さが納まり餃子の具にタレがしっかり付いて実に旨い!僕はこの食べ方を発見して依頼ずっと続けています。食べているうちにラー油が薄まりにんにくパワーが口の中で広がって行き食慾が湧いて来ます!ご飯も一緒にかき込み胃袋で餃子と飯が融合して喜んでいます!久しぶりの王将の餃子に大満足。コレで疲れが随分癒されると思い、再びオフィスに戻りブログを投稿。
アッと言う間に夕方です。切り上げて自宅最寄り駅前のスポーツジムに立ち寄り自宅に戻って、国産食材100%使用した 夕食おかずセット健幸ディナーを食べました。中国から始まった新型肺炎が猛威を振るう中、中国の食材使用を気にするお客様が増えているようでここに来て新規でのお申込みが増えています。本日の献立は新宿伊勢丹本店はじめ大手百貨店の食料品売り場に中華惣菜を展開されている神戸本社のフーズパレットさんに依頼して作ってもらった「本格麻婆豆腐」と「小松菜のお浸し」に「大豆とじゃが芋と人参の炊合せ」のセットです。深いコクにも関わらずまろやかな味わいの麻婆ソース、粗挽きの豚肉もジューシーで、滑らかな豆腐が麻婆ソースに絡みとても美味しく、このままご飯に乗せても美味しそう!サッバリした味の小松菜のお浸しがお口直しになって大豆とじゃが芋と人参の炊合せが甘く感じて、主菜・副菜・副々菜のバランスがとても良い!もっと食べたいですがこれで我慢するのが健康的!。。
焼酎のお湯割りを呑んで今日も早めにおやすみなさい!

香川県へ惣菜製造会社を県庁の紹介で訪問 国産食材100%餃子 地魚の南蛮漬け 無茶旨い!【わんまいる】

2020年2月7日(金)今日は朝6時半に山脇さんが自宅へ迎えに来てくれて香川県庁農業改良普及センター様から依頼を受けて地元の食品加工事業者様を紹介頂き訪問しました。阪神高速から鳴門大橋を渡り淡路サービスエリアでトイレ休憩。

観音寺で降りてローソンで香川県庁の福島さんと合流し、惣菜と餃子製造を行い、サニーマートさんや地元スーパーに卸している有限会社だいや食品様にアテンド頂きました。何と餃子10個で450円でサニーマートさんのチラシで販売されてます。スーパーさんの値段とは思えない価格にビックリ。それだけ美味しい!という証拠です。いったいどんな味なのだろうか?食べてみたいです!他にも中華丼の具、牛丼の具、チキンカレースープなど丼の具をメインに製造されているようです。別棟の厨房内も見学させて頂き、地元のお母さん達が手作りで作られています。後日試食を送ってくれるとの事で楽しみです。

午後からは車で1時間離れた香川県さぬき市津田町へ移動する間にランチ。香川と言えばうどんです。県庁の福島さんおすすめの「つるや」さんに立ち寄りました。

セルフと思いきや注文形式!僕は鍋焼きうどんを注文、美味しそうなケースの中に並べられたおにぎりに稲荷寿司を我慢!。。香川県特有の薄味のだしでは鍋焼きには物足りなさを感じました。僕が講演でお伝えしているように30年に一度の関東と関西の味の転換期なので薄口スでなく濃口ベースでだし作る事が重要です。

ランチを済ませて高松道を大阪へ引き返す形で車で1時間でさぬき市津田町の漁港の水産会社「安芸水産」様に到着。安芸専務が出迎えてくれて工場も案内頂きました。

当然ながらエアシャワーも完備、しかもかなり風速が強めのエアーシャワーです。広々としたゆとりのある加工場で原料入荷、解体、一次加工、調理場、パック詰め包装とそれぞれ隔離された部屋で、徹底した衛生管理の取組みが理解出来ます。輸入のアオリイカを利用したイカ素麺や寿司ネタに地元で獲れた蛸や魚を使用した水産加工品メーカーで一部惣菜を作り地元のスーパ―などに卸しているとの事。僕が知る限り買い置き出来ないチルド惣菜は冷凍食品に押され年々売上が減少していますとお伝えすると水産メーカーなので窓口が水産の担当になるのでチャネルが無いとの事。

丁度作られていた太刀魚の南蛮漬けを試食させて頂いた所、大手調味料メーカーではなく自社で美味しく作られています。

失礼ながら料理人もいないのにこの味を出せるのは大したものです。180℃で揚げられているので170℃にすると太刀魚の身がふっくらとするとお伝えしました。南蛮漬けは子供に向かなくおかずにも向かないので「太刀魚と野菜の揚げ浸し」に変えるとよく売れると思いました。もちろんこのままの南蛮漬けを二人前にしてミールキットとして販売しても良いと思いました。少しでも値段を抑える工夫も必要かとお伝えしました。色々と相談しながら出産・育児・働く主婦・親の介護など少しでも家事の軽減をしたい皆様へ簡単で美味しい冷凍おかずをお届けしたいと思いますので宜しくお願いしますとお伝えしました。大阪市中央市場とは付き合いが無いとお聞きしたので塩干仲卸の三恒さんや鮮魚の利州さんをご紹介させて頂こうと思いました。3月22日(日)に開催されるざこばの朝市にも見学に来るようにとお伝えしました。

大阪まで車で約1時間半、出張続きでかなり疲れているので自宅近くのやきとり鳥芳さんでやきとりをお持ち帰りして自宅に送ってもらい風呂に入りトースターでやきとりを炙り添付の甘まったるくないさらっとしたタレをかけて山椒をたっぷりふってお湯割りで合せました。炭焼きなので周りは焦げて炭の風味がして中は柔らかくて美味しいです。さすが鳥芳さん!

安心安全の国産葡萄で作ったワイン、こんなに品種があるとは知らなかった、酒屋歴43年 蔵元見学【わんまいる】

2020年2月6日(木)今日の朝食会場はホテルの10階で、シェフが目の前で焼き上げる特製オムレツが自慢!と書かれたポスターがエレベーターに貼られていて楽しみです。
洋食・和食の豪華バイキング!コレで朝食込みの宿泊代税込6,700円は超お得!しかし昨日も食べ過ぎているのでいつもの野菜サラダとパンだけに済ませ、試食しようかと悩みましたが宮城県白石市郷土料理「温麺」(う~麺)も諦めました。

雪がチラチラ舞う仙台市のホテルに宮城県庁食産業振興課の松本課長補佐と物産振興協会の八巻さんが迎えに来てくれて大崎市松山千石字の宮城県を代表する酒蔵一ノ蔵酒造様に訪問しました。この辺まで来ると一面は真っ白な雪化粧!今年初めて見る光景です。

玉木常務と佐藤統括マネージャーが出迎えて頂き、工場内をご説明頂き、近大設備ながらも48人の杜氏による手作りにこだわられていて、ビックリです。二級酒・一級酒・特級酒の税収級別廃止が緩和されかけた際に全国の酒蔵の中で先駆けて「無監査酒」を発売されて一躍有名になった一ノ蔵本醸造酒をはじめ純米酒や純米吟醸酒などを試飲させて頂き、米と米麹だけで作られた「生甘酒」も試飲させて頂きました。かなり美味しいです!こしきの前で記念撮影!。。

次にお邪魔するワイナリーの前にランチタイム。八巻さんお奨めの「モロヘイヤうどん」を食べに立ち寄ったのは黒川郡大郷町の道の駅おおさとです。

館長の櫻井社長がご挨拶してくれ、正直あんまし食べたくないモロヘイヤうどんにかき揚をトッピング、ご飯無料、と大サービスの道の駅ランチ。出て来たモロヘイヤうどんを見ると意外に美味しそうだ。先週東松島市で奨められた海苔うどんが美味しかった事を思い出しました。八巻さんは宮城の物産一筋30年だけの事はあって各地の名物を知り尽くされています。トッピングに注文したかき揚を見ると何と県境の岩手県陸前高田市のあんしん生活さんのしろ海老のかき揚げではありませんか。冷凍のかき揚げでお店で170℃で1分揚げるだけの簡単調理です。わんまいるではレンジで調理するタイプを取り扱っています。モロヘイヤうどんは弾力があるうどんにすると細いチリチリ麺で喉ごし良くて美味しい!うどんと言うよりはラーメンとうどんのハーフのような味覚です。スープも醤油ラーメンのようなだしであっさりしています。宮城県は麺類が平均して美味しいと認識しました。

腹ごしらえをして向かったのは黒川郡大和町の山奥で、これ以上行くと道がない奥羽山脈の麓でかなり雪深い地域です。地元の八巻さんもビビりながら運転されているようです。着いたのは小高い山を切り開いた株式会社みらいファームやまとさんが営む丁美ヴィンヤード&ワイナリーです。

山の上に建設中の建物は1日限定1組みだけのサウナも着いた6人まで泊れる客室と地元食材専門レストランで4月1日オープンとの事です。

上下水道施工会社を創業し不動産業、社会福祉法人を設立して特別養護老人ホームや介護事業、そして今回生まれ故郷の大和町の農業の振興にとワイナリーとレストランを設立されたとの事です。まだ創業2年目で今年から葡萄の栽培を行うとの事、試験的に山形や青森から葡萄を仕入れ醸造されてテスト販売されて行かれるとの事。醸造場を見学させて頂きましたが、大掛かりな規模の設備にビックリ。早速試飲をさせて頂きました。甲州オルディネールは初めて飲む品種ですがフレッシュな口当たりでセミヨンとシュールリーを掛け合わせたような味わいで甲州とは思えない味わいです。思わず仙台市にある有機野菜専門の人気フレンチ店の人参ステーキと合わせればと頭に浮び伝えると既にお店で使って貰っていると聞いてこれまたピックリ。

スチューベン種、ルージュアサンプレ種、キャンベルアーサーも初めてで酒類販売43年で初めて飲む葡萄品種ばかりでしかも全て東北で栽培されていると聞いてほんとビックリです。


こんな素敵なワインに向く葡萄が日本にあるんだ。多分皆さん知らないと思います。軽いワインやメルローのような味わいが多い中、こんな辛口ながらフレッシュな味わいの本格ワインがあるなんて。。醸造はドイツで修行を積んだ小畑工場長。まだネットは立ち上げていないようです。いやー宮城県を代表、いや日本を代表するワインになるように感じました。ソムリエ、ワイン愛好家は仙台空港から車で1時間半、試す価値有り!と素人ながら思いました!

そして最後に向かったのが名取市の河口の直ぐ近くの創業明治4年の佐々木酒造様です。

津波で被災され仮設で酒造りをされ年間100石を作り続け、昨年11月にようやく元の場所に戻ることができ今年は300石を作る予定だと聞きました。全国から協力支援頂き本当に感謝しています聞きました。地元で愛飲されて来た純米酒「波の音」を試飲。ぬる燗がいいなぁ?と言うと佐々木専務から40度の燗がお奨めと言われました。そしてしぼりたて生原酒を試飲させて頂くとアルコール度数16度とは思えない飲みやすい中にも口触りが良い熟成した刺身や貝類に合うと思いました。お店の近くに寿司屋さんがあったので一度合わせてみたいと思いました。最後に黒米で作った甘酒を試飲させて頂くとまるで善哉のような味わいで思わず白玉を加えたらと思いました。


波の音の佐々木酒造様を後にして仙台空港へ。松本課長補佐、八巻さん二日間ありがとうございました。空港3階のレストラン寿松庵さんで久しぶりにエビフライ定食を食べました。期待以上の自家製パン粉付けエビフライにビックリ。キャベツも店内での手切りです!イヤー美味しかったです!

19時30分フライトで神戸空港に21時10分に到着、ポートライナー、阪急電車を乗り継ぎ帰宅!あ~あしんど!(かなり疲れました)

仙台名物 せり鍋!鴨肉が合う、ホキの炊込みご飯 山元町のもぎたて苺と苺ワインも堪能!【わんまいる】

2020年2月5日、今日は宮城県の酒蔵・ワイナリー・クラフトビール等の見学に宮城県農林水産部食産業振興課の松本課長補佐と宮城県物産振興協会の八巻さんお二人にアテンド頂きました。

仙台空港から福島方面に約1時間程車を走らせた「ホキ貝」と「いちご」の一大産地で有名な山元町の道の駅に立ち寄りトイレ休憩、入口には苺がずらりと並び、地元農家さんが毎日集荷された農作物が直売されています。

僕が目を引いたのは生の苺を刻んだ「苺シャーベット」。

練乳もついて500円。取引先の大倉様が大阪心斎橋で展開しているかき氷専門店「雪の華」で販売したら人気になるだろうなぁ?と思いました。お次は地元の養鶏事業者さんが作る「しあわせはたまご色」と書かれた「シフォンケーキの冷凍」です。

これは試食しなければならないと思うと八巻さんが購入してくれてレンジ解凍してくれました。
本日の宮城初試食。期待していたようなしっとりとした食感がなく濃厚さに欠けます。(残念)百貨店やスーパーのバイヤーさんから和スイーツの紹介を頼まれるので、物産公社の山巻さんから生産者の方に黄卵とバターを増やしてくれないか頼んで欲しいとお願いしました。更に地元で獲れる鱈の子の煮付けも美味しそう。こんにゃくの味噌田楽も美味しそう。見た事が無い、地魚「カナガシラ」や「水カレイ」などが安く売られています。是非わんまいるのおかずとして取り扱いたいと思いました。

道の駅を出てお伺いしたのは、震災をキッカケにいちごワイナリーを立ち上げられた山元いちご農園(岩佐社長)さんです。酒類販売歴43年の僕も「苺ワイナリー」に訪問するのは人生初。早速テイスティングをさせて頂きました。てっきり甘味果実酒と思っていましたが、本物の醸造ワインでアルコール度数は一般ワイント同じく12度、赤ワイン2種類と地元の葡萄で作ったシャルドネに地元の林檎で作ったシードルも試飲させて頂きました。中でも味わい深く甘口の赤ワイン「愛苺」は中華料理にピッタシ。林檎で作ったシードルは、ほど良い酸味で甘くないです。こんな甘くないシードルを飲んだのは初めてで、生クリームたっぷりのケーキにお奨め。苺や林檎でもこんなに本格的なワインが出来るんだと僕も脱帽です。

丁度お昼になりましたので隣の直営レストランでお店おススメの「ナポリタンスパゲティ」を食べました。細麺にナポリタンソースとウインナーとピーマンを加えた半調理品ですが案外懐かしい味わいで食べ易く美味しい。

手早くランチを済ませ、車で約5分程行ったこれまた巨大な苺農園を経営させている展示会でも何度かお見かけした高級苺の生産、高級苺のスーパーリングワイン醸造、化粧品、スイーツ専門店を展開される農業生産法人の株式会社GRA様です。
車を降りると今にも雪が降りそうな気配です。

早速直営のアンテナショップを拝見させて頂くと、化粧品からスイーツまで苺をベースにした商品がズラリと陳列されています。山元町は宮城県内生産一位の苺の産地だと初めて知りました。更にGRAさんは土作り・空気・温度管理までITを駆使して品質の安定した生産を行っており、国内トップクラスの生産規模を誇られてます。僕は苺が野菜だと言う事を初めて知って又もやビックリ仰天。
赤くなってるいる実を食べてみて下さいと言われ試食するとその瑞々しい繊維の食感に野菜を感じる事が出来ました。そして大きな蜂が飛んでいるので蜂蜜が豊富に採れるのですねと尋ねると、「残念ながら苺からは蜂蜜は殆ど取れません。受粉させる為に飼っているんです」との事。蜂=蜂蜜が取れるとばかり思っていました!

苺農園の見学を済ませてオフィスで高級苺のスパークリングワインを試飲をさせて頂きました。殆どの大手百貨店で取り扱いされているとの事。あの有名なワイン専門店「エノテカ」さんのスパークリングワインの中で販売数量トップクラスとお伺いしました。外に出ると雪が降って来ました。かなり気温も下がり冬の東北を舐めんなよ!と言っているように感じました。

次に訪問したのは宿場町の面影が残る豊谷新町で江戸時代から続く県内最古の酒蔵の内ケ崎酒造様です。

初代は参勤交代などの本陣を仰せつかり、幕末に参勤交代が中止となって本陣で提供していた酒を本格的に作り始めたのが酒蔵を始めたきっかけとお伺いしました。15代目当主の内ケ崎社長が出迎え頂き、応接室でお話をお聞きいすると、内ケ崎社長は大学教授をしてましたが酒蔵を引き継ぐ事になり、それなら日本酒の良さを海外に伝えようとアメリカへの輸出に取り組み、ニューヨークやロサンゼルスやサンフランシスコに出向き営業活動をされ現在も県内とアメリカだけで販売されているそうです。意図的に宮城県外に販売していない訳ではなく、アメリカ以外には営業をしてなかったとのこと。そんな事から現在では年間800石の製造で既に今年の生産計画は終わっているので少しなら出せるとの事、正に幻の酒です!


もうすっかり外は真っ暗!雪が降り無茶苦茶寒いです。仙台一の繁華街国分寺町のホテルにチェックインし懇親会に物産協会八巻さんお奨めの居酒屋に行って最近話題になって来た冬の宮城名物「せり鍋」のコースを食べました。この店のセリは先週石巻市で食べたのと違い根っこも付いています。鴨肉のスライスが敷いてあり、ヤッパリ大阪のハリハリ鍋(クジラ水菜で食べる)ように脂質の高い少し癖ある肉を毒消しのセリと一緒に食べるんだと思っていた通りです。

八巻さんが紹介してくれる店はこれまで外れた事が無く、安くて美味しい絶品グルメ店ばかり。冬の仙台名産ホキの炊込みご飯もこれでもかと言うぐらいお重の中に入っています。

漬物盛り合わせには、セリの葉にセリの根、これがコリコリして旨い!カキフライに海老すり身の真丈焼き、宮城で養殖している宮城サーモン、鮪、鰹のたたき、目鯛の刺身盛合せにデザートはずんだ餅です。飲み放題で5千円は超お値打ち!

外へ出ると氷点下3℃でかなり雪が降っています!ホテルが歩いて5分と近くだったので何とかたどり着けました。この分だと明日はヤバイ!と思い早めに寝ました!