2019年12月16日(月)今日は終日各部門長とのミーティングです。
お昼の時間を使って試食を行いました。毎週月曜日はセンターに入荷した既存品の検食です。1食目「境港産紅ずわいかにの炒飯」。昨年に比べ紅ずわいかにの風味が弱い感じがします。
2食目は、「アスパラと石見ポークのオイスター炒め」。味は美味しいのですが、野菜がしなびてしまっているのでマヨネーズと粉チーズを加えるなど野菜をコーティングする事で、どこまでしなびた感をなくせるか色々と試すように指示しました。
3食目は、「あんかけ玉子とじ具付きラーメン」。これは美味しい!とろりとして麺に卵とじと野菜が絡みつき、それでいて麺の食感も味わえて美味しいです。
4食目は、「石見ポークのバラ肉使用大阪名物豚モダン」。コンビニやスーパーで売っている冷凍お好み焼きに比べると段違いの美味しさです。さすが大阪西成区で創業94年の老舗だけあるなぁと感激しました。次回から石見ポークのバラ肉を増やすように指示しました。
5食目から今週センターに入荷して来週お届けの夕食おかずセット健幸ティナ―の検食です。「千葉県産の鯖の塩焼き」です。寒さ共に脂が乗って美味しくなります。副菜の「彩り野菜の含め煮」も良い加減に炊かれています。「なめこと大根おろし」もポン酢が効いて美味しいです。僕は鯖の身をほぐしてこの大根おろしに和えて食べています。
6食目は、「紀州うめどりと野菜のクリーム煮」の主菜と「ほうれん草とコーンの炒めもの」に「洋風卵とじ」が副菜のセットです。クリーム煮は、じゃが芋も人参も玉ねぎも食感も味わえて美味しいです。
7食目は、山形県を代表する「芋煮」で、国産牛肉のだしが里芋に染込んで美味しいです。副菜の「ひじき大豆煮」も上手に炊かれています。「青梗菜とうす揚げのお浸し」もさっぱりしていて美味しいです。
7食目の「北海道産の秋鮭と大根の煮物」は、大根から離水が出て煮汁が薄くなっています。湯せん解凍時間を短くするのと大根のボイル調理を短くする事で離水を防ぐこと。汁を捨てて器に盛り付けるようにするのも美味しく食べる工夫だと思いました。副菜は、山形県最上郡鮭川村で栽培している「最上まいたけと玉葱の卵とじ」に「じゃが芋の煮ころがし」。舞茸からエキスが出て黒ずんでますが味は美味しいです。
8食目は、店頭販売しているおかず1食セットで売上NO1の「石見ポークの酢豚」と副菜が「ひよこ豆3種のトマトソース煮」と「かぼちゃ煮」のセットです。見た目も野菜の離水もしなびた感もなく美味しそうです。調理指導頂いている元辻調理師学園教師でサンフランシスコ日本国領事館公邸料理人でどっちの料理ショー10年間レギュラー出演されていた近藤先生も”見て美味しそうな料理は食べても美味しい”と耳にタコが出来るぐらい聞かされています。実際脂身も無くて美味しいです。これが石見ポークの特徴です!脂で素揚げし更に甘酢でコーティングしているので野菜がしなびていません。だから先程のアスパラとキャベツのオイスター炒め煮もマヨネーズと粉チーズを加えてみてと依頼したのです。コーティングする事で野菜の離水を防ぎ、しなびた感を少しでも防げると思ったのです。最近クックパットさんなどに上がっている上位のレシピを見ていると、様々な工夫が施されてる料理が多くなって来たように思います。
午後からも営業本部と商品企画部とすり合わせを行い、定時で切上げて自宅最寄り駅前のスポーツクラブで汗を流し自宅に戻ってわんまいるの夕食おかずを食べました。主菜の「国産牛肉のフォンドボー」とお歳暮に贈って頂いた高級な木製の箱に詰められたハムをサッと焼いて食べました。偉い塩辛くパサツキます。どこのメーカーさんのかと思って箱の中を見ると某ステーキハウス〇〇屋さん。焼いたのがマズかったのかと薄くスライスして確認しましたが脂が乗って無くパサパサ。以前弊社で取り扱っていた時はもっと脂が乗って加水率も高く瑞々しく、自家製ドレッシングをかけるとこの上なく美味しかった記憶があるのですが・・僕の口が変ったのか品質が変ったのか?消費者の味覚の変化に対応してモノづくりも変えていかないと買って貰えなくなるばかり・・・ホント細心の注意を払わないといけないと思いました。