蟹だ、雲丹だ、イクラだ、十勝牛だ、さすが北海道物産大会、凄い人・・・

2019年10月6日(日)今日はわんまいるグルメカタログ991号の最終校正と992号の初校を行いに梅田オフィスに出社。鰤に蟹に栗にすき焼に初冬の旬のメニューが沢山掲載していて思わず生唾が口の中にいっぱい!腹減った!と思うともうランチタイム。そうだ阪急百貨店で開催されている北海道物産大会に行ってみようと阪急百貨店へ、


9階まで直通のエレベーターで会場に入ると、やっぱしすごい人気です!入口入ってすぐのワインコーナーには多くの人だかりが!最近国産ワインが人気です。



そして次に人だかりができているのは毎回人気の大きなサイズの「大様しいたけ」。



函館ラーメンも試食を配ると人だかりに、ラーメン復活の兆しを感じます。蕎麦が昨年からと上昇して来たので4年後からラーメンだと思うこの頃です。そしてシシャモも国産はスーパーで売ってないから相変わらず人気、



角切りベーコン美味しいそう!このままミネストローネに加えた絶品になるだろう!と思いました。



ココから入場制限。十勝和牛弁当、雲丹弁当、かにづくし弁当鮑と帆立弁当が2,592円、ざんぎ若鳥半身揚げにも客が集まっています。大様しいたけと海老すり身はさみ揚げ美味しそう!



かに弁当でも買おうかと思い見に行くと、ずわいがにづくし弁当2,484円に行列ができていてとても待てないので地下に降りて鳥芳さんでやきとり弁当を購入してオフィスに持ち帰りました。さすが明治初期に大阪福島区で初めてやきとりを販売した老舗だけあって美味しい。つくね、モモ、せせり、ネギ、しし唐、さつま芋、人参、茹で玉子まで付いて680円。焼き鳥のタレをまぶしたご飯も美味しく、べったら漬けを添えているのが憎い!七味と山椒と甘ダレをかけていただきました。


昼からは4月の冷凍夕食おかずセット健康ディナーのメニューを確認して一部献立レシピを修正し夕方で切上げ自宅最寄り駅前のスポーツクラブに立ち寄ってから自宅に戻り健康ディナーを食べまの献立はA級グルメの町島根県邑南町の石見ポークの肉じゃがにキノコと玉ねぎの卵とじと厚揚げと白菜人した。本日参の彩り煮のセットです。いやー秋の風情にピッタシの夕食メニューです。いいね!


ゆで太郎躍進、うどんからぞばへ、牛肉から豚肉へトレンドの変化を感じました!

2019年10月5日(土)今日は二日間のブログを書いて、メールの確認返信を行い、アッと言う間にランチタイム。阪急梅田駅構内の「若菜そば」へ立ち寄り新メニューの「オム玉そば」を試食してみました!

店内は急に涼しくなったせいか満席です。注文を聞いていると3分の2の客がうどんではなくそばを注文されています。昨年から蕎麦がトレンドとお伝えして来たとおり、蕎麦専門店ゆで太郎が躍進して、丸亀製麺が芳しくないように、完全な蕎麦ブームです。オム玉そばは天津玉子焼きのように焼かれた玉子焼きを蕎麦に乗せてあり、甘い味付けの刻み揚げに若芽を乗せた暖かいだしをかけたそばです。甘くて濃厚な刻み揚げが美味しい。だから「たぬき」を注文する客が多いんだと思いました。大阪では甘く味付けした揚げを蕎麦にトッピングするうどんをきつねと呼び、蕎麦をたぬきと呼びます。



そのまま阪急塚口駅のスポーツジムで筋トレをして長男家族と家内と合流し、孫の2歳の誕生日祝いを昔から行事毎に食べに行っている「木曽路 武庫川店」へ行きました。



牛肉ブームが終わったせいかお客さんは少なめどころかほとんどいません。最近しゃぶしゃぶ食べ放題や天ぷらやお寿司まで食べられる店が増えてきた影響もあるのでしょう。とらふぐ等の別メニューをせず、堂々と品質にこだわり、本格訴求で飛騨牛を売りにし、しゃぶしゃぶ+焼肉、ステーキと調理のカテゴリーを横軸展開されたらと思いました。岐阜市内で店舗展開し今でも行列が出来る飛騨牛専門店「馬喰う一代」さんは徹底して牛肉専門店としてこだわっています。今繁盛されている店の特徴はメインのコースを3種類用意してネットで受け付け、効率を上げてお得感を演出されています。コースの中身のメニューに思考を行う事がポイントだと思います。そしてランチを強化して生産性を上げらている店が繁盛していると全国を回り思います。ツイツイ仕事柄そんな事を脳裏に浮かべながら久ぶりの重厚な肉を薬味に付けて口の中に・・肉だ!旨い!追加の肉を頼むと前肉とグレードが同じでガッカリ、〆のきしめんも細麺がトレンドなのに幅が一段大きくなり食べにくい。



今日は先にご飯をお持ちしましょうか?と聞いてくれなかったのでご飯はついてないのかと思っていたらきしめんを食べた後からご飯と漬物が出されました・・最後は長男が買って来たバースデーケーキでハッピバスデートゥーユー!誕生日おめでとう!


本日の試食、人生初体験、かつ丼と牛丼が一つに!山形県中山町に人気めし屋「むら熊」のくま丼

2019年10月4日(金)最近ホテルの朝食にハマっています。と言うのも地方のビジネスホテルは朝食サービスに力を入れている所が多く、中には夕食も無料で5千円を切る値段のホテルも現れ、顧客獲得合戦を繰り広げています。インバウンドで予約がとれない東京や大阪と全く違います。県庁が移転したので客足が少なくなった七日通りのワシントンホテルの朝食です。珍しくバイキングと言う事で朝食会場に入るとびっくり仰天する程の料理数、山形名物のだしに鮭の塩焼きに温泉卵に野菜のお浸しにスクランブルエッグにベーコンに野菜サラダにポテトサラダに郷土料理の芋煮にあさ牛として牛皿、ご飯は勿論つや姫、いやー凄いです。少しづつでもお腹いっぱい、それに美味しい!さすが食材の宝庫で特に小芋が美味しい!


腹ごしらえをしていざホテルを出発。今日もクラスター協議会の清野さんがアテンドしていただきます。1社目は東村山郡の黒沼畜産株式会社様で焼肉店5店舗に精肉店2店舗、百貨店の催事などにも出店されているとの事。三代目黒沼社長がご対応いただき、地元中山町の商工会の大木課長補佐様も同席下さいました。地元山形県産豚のみそ焼きをロースと肩ロースの試食をご用意頂いていて、試食させていただきました。




味噌漬けと言えども難しく、特に焼いて冷凍して解凍すると脂質が多い部位は質が抜けて身がきしむので注意が必要で、真空パックする際味が染込み味が濃くもなるので要注意。脂質が少ない品種や部位を使う事など改良点をお伝えしました。更にどこでも販売されているみそ焼きではなく、人気の主菜になる食べるスープやシチューを作るように提案させていただきました。最近牛肉はタンやハラミといったホルモン系部位が人気で、脛肉の赤ワイン煮込みやミネストローネ煮込みなど人気になって来た事などをお伝えし、サイコロ炙りトンテキのデミグラス煮込み、もちろんじゃが芋・人参・玉ねぎ・ブロッコリー等加えたものを作ってみられたらとご提案させていただきました。


右 黒沼社長
左 中山商工会 大木さん

みっちり2時間面談させていただき、ランチに地元で人気のお店を尋ねると、何でもめしやの「むら熊」さんを紹介され、早速立ち寄ると店内満席状態です。



名物はくま丼、かつ丼に牛丼の具が乗っているダブル丼で、正に人生初体験!つゆはカツ丼ではなく牛丼のつゆです。カリッと上がった豚カツの上から糸コンにゅく多めの牛丼の具が無造作にかけられています。供え付きの生卵をといて上から掛けます!一度でふたつの味が楽しめる正にコレ、この事です。ミニの780円を注文して正解。丁度良い!普通を頼んだ清家さんはちょっと厳しそう。



ランチを終えて面白山手前の花岡の山形県水様へ訪問。魚の惣菜加工会社と思い訪問させていただくと広い敷地に大きな冷凍センターがあり、冷凍トラックが何十台もあります。



宮城県の水産冷凍冷蔵品を山形県内のスーパーや飲食店様に納品する山形県内大手の低温物流会社㈱オネテックを運営されており、元々水産元受会社として創業されて現在も水産物を加工してスーパー飲食店に卸されているとのこと。そして最近取引先からの要望に応えて一部や煮魚や鍋類など総菜を作り始めたとの事です。



大手水産メーカーではされない手切りによるオリジナルカットなど手掛け差別化されているとの事。わんまいるも宮城県と山形県内のそれぞれ得意とする惣菜を複数に委託製造して食材の手配も行わうようになって来ているので、物流面で協力いただければとお伝えしました。なにより物流コストが課題なので色々相談に乗って頂けるとの事、有難いご縁を頂きました!魚の加工も含め宜しくお願いしたいと思いました。



15時過ぎに仙台空港へ向かう途中に気になっていた宿泊ホテル隣のスイーツ屋さんで珍しいサンシャインマスカットの大福をお土産で購入。その場でも試食!1個260円の味覚にとしては物足りなく期待外れ!



空港へ着くと台風の影響で欠航の可能性があるとアナウンスがありましたが、なんとか出発できると案内があり、腹ごしらえを仙台空港唯一牛タン専門店中陣さんで厚切り牛タンの麹焼きを頂きました。



コリコリして肉厚にも関わらず柔らかくてこの食感が癖になる!山葵、ツンと来ますが牛タン麹焼きに合う!あら塩も旨い!・・・ビールが進む!ワインも進む!食べて良かったと思う!予定通り無事19時25分にフライト・・・お疲れさまでした!


ラーメン消費日本一山形県民が行列する元祖赤湯辛みそラーメン龍上海本店40分待ちました!

2019年10月3日(木)今日はいつもの4時54分に起床して阪急塚口駅から三宮駅で乗り換えポートライナーで神戸空港へ。夜が明けるのが日に日に遅くなります。

仙台空港まで約1時間10分、山形県クライスター協議会の清野さんが出迎えて頂き山形市内へ。



県庁手前の馬見ヶ崎川の河川敷ではあちらこちらで芋煮を炊かれている風景を見てびっくり!元々北前船で川を上る途中休憩と腹ごなしに芋煮を食べるようになり、山形の郷土料理と広がった(諸説あり)と聞きました。なるほど、昨年世界ギネスに登録され今年は3万5千食の芋煮が河川敷で作られ振舞われたとの事。でデカイ芋煮鍋をバックに記念撮影!



そして県庁前を通りみはらしの丘で六次産業化のモデル事業として高齢者向け食事サービス、お弁当配食事業、社食受託事業、手作り惣菜、糖尿病、腎臓病向け食事を手掛けられている㈱ミールサービス様へ訪問 社長のご子息である石井部長がご丁寧に対応をいただきました。自らHACCP普及指導員、食品衛生指導員も担われており、日本医療福祉セントラルキッチン協会理事にも就任されご結婚もされていて、2年前にお伺いした時とは見違えるようになっていてたいしたものだと感心。弊社が求めるクックフローズン真空調理、新調理システム並びに自動遠心真空パック機を導入されています。前向きなお取組みの商談をさせて頂き、試食を送ってもらう事になりました。宜しくお願いします!



商談が終わると丁度ランチタイム。向かったのはラーメン消費日本一の山形県民が行列をなしている元祖赤湯辛みそラーメンの「龍上海 本店」に寄りました。12時20分で既に長蛇の列で40分待ち。他にないのですか?と聞くと他とは比べモノにならないから待ちましょう!と人生初40分待ちました!赤湯とはてってきり赤い唐辛子を使いだしが味噌と絡み赤いから赤湯と思っているとそうではなく、地名との事。この地域で採れる唐辛子を混ぜて作った辛味噌を濃厚な深みのあるスープ(おそらく豚骨と煮干しの半々)に溶かして自家製の太いちりちり麺であわせています。麺に辛みそが絡みつき濃厚甘口スープが口の中に一緒に入ると経験ない味が脳に走り、無口になりスープと麺を交代に何度も繰り返しすすりました。いや40分待つ甲斐あり!旨い!他では味わえない味に大満足!



そして車で15分走り、いつも米沢牛入りの芋煮をわんまいる夕食おかずセットに提供頂いている山形の有名漬物「晩菊」を筆頭に山形の食材を使った漬物製造で有名な三奥屋様へ訪問。前山部長が出迎えていただき、今後の新取扱いを検討するために、かぼちゃ煮や小女子大豆、にしんの出羽煮(出羽煮=味噌煮)、米沢牛の八幡巻き、昆布巻き、おでん、だしなどのサンプルを送っていただくようにお願いしました。



次に向かったのは米沢市にある第三セクターの米沢食肉公社様を訪問。山形県内の豚肉、米沢牛のセリからト殺、解体、精肉加工、更にはウインナーやハンバーグ、牛丼の具まで一貫した製造販売まで行っているとお伺いしました。



16時30分だと言うのにもう夕暮れを感じます。東北に来たと実感するひと時。市内に戻るとすっかり日が落ちて暗いです。今年新任された山形県農林水産部の6次産業推進課長小室様も加わりご挨拶と懇親会をさせていただきました。



かつては県庁前の繁華街として栄えていた七日町通りですが県庁移転後はめっきり人通りも少なくなって寂れているようすですが、さすが老舗だけあって料理が居酒屋料理でなく本格割烹。特に芋煮はこれまで食べた中で一番旨い!



名物の菊の漬物、菊と言っても黄色でなく紫です。



シャキシャキとした食感でお口直しに丁度よい!冬瓜のとろみだしのあんかけにちらしたり、湯葉添えや人参と大根のなますにもピッタリだと思いました。
本日も県内事業者様のアテンドをいただき有難うございました!


夕食総菜も冷凍が人気、買い置くと 便利で 簡単に作れて美味しくて健康的・・

2019年10月2日(水)今日は週に一度販売データーを確認しました。9月から新たに岡山が本社で広島にかけ7店舗を展開する地場名門百貨店天満屋様のカタログにわんいるの冷凍惣菜を掲載頂いた所バカ売れ!冷凍惣菜がこんなに売れるなんてと天満屋様のバイヤーさんもびっくりされています。
昼食がてらに試食室に向かうと、量販スーパー様向けの副菜「ほうれん草のおかか和え」と「ほうれん草の胡麻和え」どちらも流水解凍を大阪西区の惣菜の老舗服部恒さんのセントラルキッチンを運営する吉フーズさんに作っていただきました。残念ながら吉フーズさんは不思議とほうれん草だけは苦手で何回お伝えしてもアクが取り切れず苦いです。ほうれん草の筋も残ります。サイズが大きいほうれん草を使用されてる可能性を感じました。苦手な食材、苦手な料理はを委託しないようにと注意しました。


3品目の「ほうれん草の卵とじ」を試食するとだしが効いて美味しく、ほうれん草と玉ねぎと人参を玉子でとじてあるのでこれぐらいのほうれん草の量ならアクの苦さは感じなく美味しいです。



4品目は、キャベツ、人参、とうもろこし、グリンピースの「コールスロー」は美味しいです。やはり得意な原材料の調達や得意な料理と反対のものがあります。だから得意な美味しい料理だけをメニューに採用するよにすることがポイントだと思っています。



大分県豊後の鶏専門のデリカフーズ大塚様にお願いしてあった油淋鶏(鶏肉の油酢揚)が届きました。美味しそうですが食べると少し醤油濃く、酢が弱い。要するに唐揚げの要領でタレを鶏肉に漬けて揚げているので酸っぱさが飛んでしまい酢の味がしないのです。なので醤油を2割減らし酢を2割増やして白ネギを刻み、揚げたとりと一緒に袋に入れて真空して凍結されるようにすると油淋鶏に近い料理が完成すると思いますので試作をお願いしました。このメニューはメニューで美味しいので名前を「鶏の甘辛揚げ」に変えて取扱いすればと思いのした。



宮城県気仙沼のカネダイさんより国産トマトに変更した「平目のトマトスープ煮」が届きましたがプロパーのイタリア産トマトのトマトスープ煮の方がはるかに美味しく、別物に感じました。使用しているトマトピューレは問題ないのですが、スープベースとなるソフリットが必要です。それにじゃが芋に人参・玉ねぎ等野菜も必要だと思いました。



同じく銀鮭のクリームチャウダーもソフリットが足りません。今後レシピを先に渡して作ってもらうようにとバイヤーに伝えました。