100歳以上10年で2倍に!人口比率1位は6年連続島根県、もしかして出雲蕎麦の影響・・・・

2018年9月14日(金)今日は月に一度の役員会議です。8月の試算表のすり合わせを手短に終わらせ、11時30分からソニーさんに来社いただきプレゼンを受けました。食事や宅配サービスに関して連携のお話をいただきました。今後は益々AIを駆使してスマホを活用した、より便利なライフスタイルの実現に向けた取り組みが盛んになっていくと思います。時短・宅配とかではなく、自宅に帰れば晩御飯が出来上がって洗濯物はたたまれていて、タンスに収納され、掃除も終わっていて、お風呂も沸いていると言う時代が来る可能性は高く、アメリカなどでは実証が始まっていると聞きます。家電や半導体やITや最近では自動車の分野でも遅れを取って いる日本、そんな中て唯一、サプリメントや発酵食品やアルコールも含め安心・安全という観点から「食」の分野だけは日本は世界をリードしていると思っています。特に「和食」に関しては今や世界文化遺産登録され世界中の人から人気で多くの外国人が食べに日本にやって来ています。それに伴い世界的にも長寿で 健康寿命延伸においても誇っています。

今日は新聞で「敬老の日」にちなんで100歳以上の人が6万9,765人に上り何と10年前に比べ約2倍に増えたとのこと。そのうち女性が88%を占め、人口比率で島根県が6年連続1位で、2位に高知県、最下位は埼玉県と発表されました。健康志向の高まりで食事の改善、栄養バランス・塩分カロリー等を配慮したお弁当やおかずセットが手軽にむ食べられるようになったことが大きいと思います。また島根県は出雲蕎麦が有名で特に十割蕎麦を食べる習慣が昔からあります。蕎麦は血液をサラサラにする効果のあるルチンが多く含まれていて、食物繊維も多く含まれています。少し前までは沖縄県が長寿県でしたが、最近は長寿の方が減って来ました。僕も親戚が多くいるので感じるのが食事です。沖縄そばは塩分を使用しません。チャンプルーも基本和だしで炒めます。ところが、最近コンビニが普及し皆さん自宅で作らなくなり、保存料や化学調味料使用された惣菜や弁当、更に塩分や脂質が多く含まれた惣菜等食べる量が増えているように感じます。敬老の日を17日に控え、健康寿命に関して考えましょう。


ランチに 役員全員で岐阜県下呂のローカル惣菜「けいちゃん」をいただきました。鶏肉とキャベツ等野菜を味噌だしで炒めた料理で下呂の郷土料理として6年ほど前からブーム となり遠くから食べに訪れる人が増えています。わんまいるでは味噌炒めした鶏肉と野菜を一人前ずつ袋に詰めて真空パックするので味が鶏肉に染込んでかなり 美味しいです。唐辛子のピリッとした味が味噌と相性が良くて美味しいです。タンパク質の鶏肉と発酵調味料の味噌で野菜も多く摂取出来る万能おかずです。


今日の晩ご飯はおかずセットをお休みして、息子用に買い置きしていた日清の粉末ソースの焼きそば(茹麺)を冷蔵庫で見つけたので焼いてもらいました。ご飯と一緒にお膳に乗って出て来たのは懐かしいマルシンのハンバーグです。もう何年も食べていません。子供の頃からマヨネーズとケチャップを両方かけて食べます。懐かしい味が・・育ててくれたお祖母ちゃんの顔が浮かびます。久々に茹麺の粉末ソースの焼きそばにマルシンのハンバーグ旨かったです。


ちなみに先日楽天でウィークリー1位を獲得した わんまいるオリジナル「秋の焼きそば:3種きのこ」は、大阪の地ソースを使い懐かしい味を再現しています。カタログ16ページ(960号)では、大阪法善寺横丁名物法善寺焼き(旧キャベツ焼き)を掲載しています。日本のローカル惣菜の伝統を後世に残したいと思っています!・・・

今日は日帰りで三重県尾鷲市へ訪問、伝統の「手火山製法」燻し焼きを拝見しました。スゲェ。

2018年9月13日(木)今日は5時45分に商品企画部の吉川課長が自宅へ車で迎えに来てくれ、最寄り駅の阪急塚口駅でご当地グルメ&ホテル専門店担当バイヤーの甘利係長をピックアップして三重県尾鷲市へ向かいました。どこへ行っても途中人が集まるサービスエリアや道の駅へ立ち寄り、売れ筋商品や売れ筋価格帯、フードコートで人気メニュー等を確認。実際に試食したりしています。消費者の味覚や食感や予算(価格帯)は常に変化しているので自社や提携先の販売データを基に実際の現場と比較して分析を40年間行っています。消費行動にはパターンと周期と進化があります。長く行っているので大体の予測が付きますし、売り場を観察していると面白い発見が多くて楽しいです。

今日も名神草津を過ぎた分岐点から三重県に向かう新名神高速に入り、土山インターのサービスエリアを観察すると、お土産の価格が京都こたべ5個入(税込378円)、キャラメルクッキー(税込486円)、きびだんご(税込410円)と、遂に500円を下回りました。1,000円を下回ってから、もうかれこれ15年ぐらいが経ちます。昔コンサルタント会社の船井総研さんと一緒に売場の研究を行い、観察に出かけていたので良く分かります。単に値下げではありません。僕の母からもデイサービスやスーパー銭湯の80代90代の知り合いの人は1人暮らしなので、少量の土産が喜ばれると言われます。一人暮らしの高齢者にとっては沢山もらっても食べきれない…なるほど、買う側にとっても好都合。トレンドとは、こんな消費者のニーズがいくつかマッチした時に起こります。フードコートでは、コンビニに設置されている100円珈琲サーバーが…見ると「カフェモカ」という聞いたことがない名前が…スマホで調べるとエチオピアなどの珈琲の品種で、試飲するとココアと珈琲とをブレンドしたような味でした。やはり甘め、コク、まろやか、濃厚が味覚のトレンドのようで、フードコートでは、うどんを食べてる人は1人だけ、ラーメンも1人、蕎麦は5人いました。蕎麦が確かにトレンドになって来たように思います。


尾鷲まで車で3時間、高速が開通しての話ですから・・
市役所で窓口の芝山さんと本日アテンドしてくれる浜口さんが出迎えてくれて課長も挨拶に…
残念ながら、加藤市長は議会中という事でした。

まず、訪問させていただいたのは尾鷲の真鯛と鹿児島産の鰻を使用したおこわを主力品に、鯛の昆布〆炙りと白身や鯛茶漬けなどをギフトをメインとして大手百貨店様のお客様へ販売されている株式会社鷲洋さんです。試食をご用意して下さり、もち米で有名な佐賀県のヒヨク米を使用したモチモチとした食感は、他とは比べものにならない美味しさです。通常ギフトとして販売されているのをわんまいる向けに鯛おこわと鰻おこわを二つにセットして提供いただけることになりました。二つセットなら一般家庭のお客様でも買い易いと思います。

次に向かったのは、明治35年創業の魚の燻し製造会社大瀬勇商店様です。製造工場も見せていただきびっくり仰天!
今でも昔そのままの製法を守り続けていて、生木を使った火で釜にお湯を沸かし、魚をボイルしています。その釜も見た事のない四角い形
です。ボイルした魚をレンガ造りの窯に、竹の段に木製の燻製専用台に魚を並べて燻製させ、又は尾鷲の郷土料理炙りと同じように燻し焼き「手火山製法」と呼ばれる強火で燻す事で表面を強めに燻す事で旨味が逃げないという伝統の製法で、現代では大瀬勇商店さん一件だけしか残ってないそうです。老朽化しており、食品衛生上の課題はありますが、少し改修すれば問題ないと思いますし、何より貴重な日本の食文化遺産だと思いますので、この製法と技は後世に伝えていかなくてはならないと思いました。昔は燻す事で保存でき、しかも宮崎地鶏の炭火焼きと同様に、生木特有の香りや味が楽しめる、尾鷲伝統の郷土料理で脂の乗った鰤や鯛やカジキ、まんぼう等を燻し焼きにして洋風マスタードやポン酢と薬味で食べたいと思いました。桐の産地なので桐箱に地酒とセットしたギフトも喜ばれるのではと思いました。


ランチは尾鷲に行くと必ず立ち寄る秋刀魚寿司発祥の店「さんき茶屋」で皆に秋刀魚寿司をたべました。僕はざる蕎麦をたべましたが、美味しくありませんでした。伊勢うどんと同じく柔らかいうどんにしておけばよかったと後悔。


次にお伺いしたのは、地元や名古屋などスーパーやドライブインに棒寿司や巻き寿司を製造販売している柏屋本店さんです。既に試食も終わっており、具材などの最終調整のお願いと弊社担当を引き合わせに伺いました。現場では某大手宅食会社の煮魚を真空パック詰めされていました。女性社長ならではのとてもクリーンな厨房です。


最後にJALの機内食にも使われた尾鷲で水揚げされる「鮪漬け丼の具」を主に、鮪の煮物など地魚の加工製造販売されている金盛丸4代目を訪問してきました。今回もミラサポの専門家派遣で依頼いただいての訪問です。わんまいるでは中小企業庁が主幹するミラサポの専門家として私と山脇取締役と吉川課長を登録しており、メーカーさんから依頼いただき訪問し、商品開発や売り方のアドバイスをさせていただいております。交通費などはミラサポが出してくれるので、メーカーさんは費用が発生しません。商工会又は商工会議所の職員が同席して我々からのアドバイスや注意を記録し、不足している金属探知機や真空パック機など、ものづくりや経営革新の補助金などを使って整備いただく事も可能です。弊社ではテスト販売が可能なので新商品の開発やネット通販での売り方等の指導もさせていただいております。本日は、冬場の尾鷲特産天然鰤の虎の尾(尾鷲特産唐辛子)と特製たれの「天然鰤漬け丼の具」と「天然ふぐの味醂干し」を試食させていただきました。尾鷲特有の甘い割にはあっさりとした尾鷲味醂を使用しているのがポイントだと思いました。

帰りのサービスエリアでは、早くも「金のとりから」がオープンしていました。さっそく試食すると、フリッターのような揚げ方で味もよく、食べ易くて美味しいです。次々にお客さんも来店しています。わんまいるにも取り扱いの提案が来ているとの事。早速商談するように指示しました。


自宅まで送ってもらい、18時45分に到着。運転お疲れ様でした。シャワーを浴びて健幸ディナー「福井県産かますの一夜干しセット」を夕食にいただきました。

今日から三越オンラインストア内に「三越わんまいる便」がオープンしました!・・・・

2018年9月12日(水)今日は、4年間担当してくれたキリンビールの営業久保田君が栄転で東京首都圏本部へ転勤になるということで、後任の吉野さんとご挨拶に来てくれました。・・・ひょんなことから同志社大学をご紹介して京都・滋賀学生ジビエ料理コンテストとを主催いただき、審査委員長を経験したことは一生の思い出となりました。東京でのご活躍を期待しています。・・・


本日の試食は、時短・簡単調理と言う事で大好評いただいております、わんまいる旬の手作りおかずセット「健幸ディナー」です。わんまいるではお客様のご要望に出来る限りお応えしています。今日は、ボリュームを増やした今年の冬のメニュー北海道牛肉と男爵芋のフォンドボー、200gに増やした北海道産じゃが芋と玉ねぎのビーフカレー、180gに増やした麻婆豆腐、これに冬の野菜ほうれん草を加えるようにお願いしました。秋はキノコ、春は筍、夏は水茄子と何か季節の野菜が入っている方が美味しく感じます。



4品目は、先日京都舞鶴湾から大阪市中央卸売市場へ入荷して買い付けた剣先いかと里芋と人参の炊合せが出来上がって来ました。刺身に使う剣先いかなので柔らかくて味がしゅんで無茶苦茶美味しいです。


5品目は宮城県石巻漁港の高徳海産さんから、衣が付いた鱈を提案いただいたので甘酢あんかけにしてみましたが、衣が甘酢を吸ってしまいタレがなくなってしまっていました。そこで「鱈天」か「鱈の竜田揚げ」か、あっそうだ「鱈の油淋鶏」にすれば良いと思いました。


先週の東京ビックサイトの展示会で出会った群馬県利根郡みなかみ町の創業250年の歴史を持つ「角弥」さんの上州蕎麦を試食してみました。細麺でしっかりした食感と枕崎の鰹をベースとした上品で甘い一風違った味わいの麺つゆは美味しかったです。これに山葵や白ネギなど薬味を添えると絶品でしょうね・・・かなり旨いです。


みなかみ町と言えば、既にわんまいるでも取り扱っています、育風堂さんの群馬県産麦豚の生ハムを使ったパンがJALの機内食や空港内の売店で売られると載っていました(掲載記事はコチラ)!。・・・


本日から三越伊勢丹三越オンラインストア内に「三越わんまいる便」がオープンしました。サイトを見てみると美味しそうなおかずの写真のバナーがアップされており、クリックするとわんまいるの旬の手作りおかずセットはもちろん、冷凍惣菜が和・洋・中とカテゴリーに分かれて掲載されています。是非ご覧ください!サイトはコチラから
これから品揃え増やしていきますので商品の提案もお待ちしています!・・・

踊り炊き釜揚げだから出来る技。無塩の天然釜揚げしらす完成!湯浅まるとも海産・・・

2018年9月11日(火)昨夜自宅で食べた、おかずセット健幸ディナー「鶏肉と茄子と長ネギの麻婆炒めセット」が美味しかったので写真をアップします。長ネギが麻婆ダレと良く合うので増やすように吉川課長に指示しました。わんまいるでは採算を無視してボリュームアップを行っています。全てはお客様満足の向上のためです・・・


本日の試食は、ご当地グルメ&専門店の味の試食の日です。まずは1食目、クリスマスに販売する「骨付きももローストチキン(照焼)」を和歌山市の精肉卸大手の株式会社ミートファクトリーさんにお願いして、和歌山県が推奨する紀州うめどりを使用して焼いてもらいました。スチコンではなくロースト専用機で焼いているので見るからに美味しそう。やはりスチコンとは断然違います。ドリップも全く出ていません。身もしっかり焼かれていて香ばしく美味しいです。ナイフで削ぐようにカットしてお召し上がり下さい。


2食目は京都のお好み焼き専門店「どんぐり」さんから、京都米ヒノヒカリを使用した焼きおにぎりの京漬物「しば漬け」と「壬生菜」入りが届きました。見るからに香ばしくて美味しそう。実際に食べても美味しいです。かなり美味しいです。買い置きしておいて、食べたい時にレンジで解凍して直ぐ食べられるのでへ便利です。お茶漬けにしても美味しいだろうと思いました。


3食目、三重県尾鷲市の寿司製造柏屋本店さんから「牛しぐれ湯葉巻き寿司ハーフ」が届きました。自慢の福井県産のコシヒカリと調合した専用寿司酢のバランスが良くて美味しい寿司で、出来れば松坂牛をに尾鷲特産の鷹の爪虎の尾を使用したしぐれ煮を炊いて巻いて欲しいと思いました。鷹の爪を使えば合成保存料を要した生姜を使わなくても寿司酢の甘さが抑えられると思いました。


4食目は京都桂茶屋さんにお願いして作っていただいた、宇治の抹茶に変更して作った「京都ポテト抹茶」と「京都ポテト練乳」が届きました。こちらもレンジで解凍すれば出来立てのホカホカな京都ポテトを味わっていただけます。ボリュームが少ないので増やすようにお願いしました。


最後に和歌山日高郡湯浅町田村で創業以来100年間ずっと「天日干し」と「踊り炊き釜揚げ」でしらす専門にやって来られたまるとも海産さんにお願いして「無塩の踊り炊き釜揚げしらす」を作っていただきました。海の魚には塩分が含まれていますが、沸騰したお湯でざるに入れたしらすを踊らせて塩分を抜く製法で無塩しらすを完成させます。踊り釜揚げだから出来る技です。これなら安心して離乳食に使っていただけます。また塩分が気になる方でも手軽に解凍して召し上がっていただけます。・・・また後世に残る商品を開発する事が出来ました。

なんと1個50gのプチサイズのお好み焼きが登場!ソースをベースに七味・マヨネーズ・マスタード・カレー粉・・・

2018年9月10日(月)毎週月曜日は、麺類・寿司・丼・グラタン・お好み焼き、パン、ピザ、等の「軽食」の試食の日です。東急百貨店カタログ通販やオンラインショップで大人気の京都の老舗仕出し惣菜専門店「桂茶屋」さんから、紅ずわいがに水揚げ日本一の鳥取県境港の蟹加工専門有限会社前田水産さんより送ってもらった紅ずわいがにの雑炊2回目の試食です。前回に比べて塩分は抑えられ感じなくなりましたが、まだダシが効き過ぎて蟹の風味が弱いです。思い切って醤油の使用を辞めるべきです。そうする事で蟹の風味と味が引き立ちます。


九条ネギ入りの具が沢山入った豚汁です、豚肉も1mmにスライスしボイル済みを使用しているので臭く無く脂も取れて甘くて美味しいですが、少し塩分が気になります。これだけ具が入っているので塩の使用を辞めても十分美味しく召し上がれると思います。


レンジで出来るカップ入り九条ネギ・じゃがいも・玉ネギが入ったカレーうどんです。サルサソースを効かしてピリと辛く仕上がっています。絶品です!同じくカレー蕎麦ですが、何を間違ったのか中華麺を使用しており、これでは蕎麦なく「中華そばカレー」になってしまうので日本蕎麦に変えて作り直すようにお願いしました。


奈良コープ産業さんから新商品の1個50gのプチお好み焼き「いか玉」「豚玉」「豚モダン焼き」が届きました。ソースにマヨネーズ、七味、マスタード、鰹節、カレー粉やケチャップ、何も付けずに塩だけなど色んな食べ方で楽しんでいただければと思います。ちなみに今空前の唐辛子や山椒ブームなのでソースに七味が美味しいです。